この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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昨夜から今朝にかけて、当ブログを熱心に読んでいただいて
コメントを何通も寄せていただきました。
ありがとうございました。
この場をお借りして感謝申し上げておきますね。
さて、今日の話題。
自賠責保険料は昨年だったか、値上げになっておりますよね。
今回の自動車保険料値上げとは、いわゆる「自動車任意保険」
の方の値上げです。
先に、新聞等でも報じられましたから、もうご存知の方が多いと
思いますが、当方など「(いろいろ値上げだけど、)また値上げ?」
程度にしか考えていなかったのですが、以下の記事を見て
結構深刻なことを再認識しました。
●10月から自動車保険料が値上がり 1度の事故で3年割高対象
(2012年10月11日(木)17時0分 NEWSポストセブン
*原記事:女性セブン2012年10月25日号)
記事によれば、この10月以降に新規契約をした人と、この10月
以降の1年間に契約更新した人が対象となり、この1年で、加入者
全員が新制度に移行し、この間に事故を起こすと、次の更新時に
保険料が大幅値上がりするという。
詳しくは上記記事を読んで頂きたいのですが、記事中に値上がり
幅が例示されていまして、今までは、20等級で年間5万円を払っ
ていた人が事故を起こした場合、翌年の保険料が5万8000円、
値上がり率は16%程度だったそう。
それが、新制度になると、ぶっとびますネ!!値上げ率が67%、
なんと8万4000円ほどにも値上げになると・・・・。
従来、事故を起こすと、翌年は3等級下がり割引率も下がることに
なっていました。
その制度はそのまま新制度でも踏襲された上に、割引率が大幅に
下がる「事故有係数」というのが新規導入となったそうで。
事故を起こすと、翌年は3等級下がる上に、「事故有」該当者と明示
され、さらに割引率が下げられる。
しかも、凄いのが、この「事故有」該当には、自損事故、もらい事故も
含まれるというのだから注意が必要。
そうして、「事故有」の烙印は、3年間適用だそうですから、無事故
なら毎年1等級づつ上がるところを、3年間据え置かれるわけですね。
元の等級に戻るまで、この記事の例示では、保険料5万円の人は
3年で約9万3300円の負担増と結んでいます・・・・・。
(2012年10月11日(木)17時0分 NEWSポストセブンより)
エライことですけれどね。
今日のブログを書く前に、一般社団法人・日本損害保険協会のHPか
ら「自動車保険の正味保険料の推移」という表を見てみました。
そうしましたら、平成11年の正味保険料が3兆5014億5800万円、
それに対して、10年前の2001年の同保険料は3兆6744億9700
万円。過去10年間で1730億3900万円のマイナス。
比率で10年前比95.3%と大幅落ち込みだったのですね。
原因として、咄嗟に考えれば、我が国経済の引き続く低調さ、人口減
高齢社会の進行、なかでも若年層人口の減少などが思い付きますが、
趣味嗜好の著しい変化で若者層の車離れやら、デフレ経済下での
可処分所得の減少、雇用労働形態の変化による非正規労働者の増加
など<車に乗りたくても乗れない>層の増加などもあるかも知れない。
いずれにしても、一旦事故発生が生ずれば、そのために入っている
保険ですから満額に近い補償を求める消費者。現実に保険金給付
の事態となれば、1件当たりの給付保険金は、徴収している保険料
の百倍、千倍に達する・・・・・・。
保険の寄って立つ基本理念は「相互扶助」の精神なのですが、分母と
なるべき加入者減には、やはり、値上げしかないのだと思われますね。
問題は、これだけ大幅な値上げ幅に耐えられる人ばかりではないこと。
これから先、富裕層とそれ以外の層とが如実に2極分化する傾向の
我が国にあって、この車の任意保険加入者がさらに落ち込む恐れ
が考えられることです。
特に、勿論一概には言えないのですが、事故経験者は割合に繰り返す
傾向も無きにしもあらずです。こういう層が「無保険」で走ることが
多くなる恐れも懸念されます。
車の運転に際しては、今まで以上に細心の注意を払い、自分が加害者
になることなどないように気をつけることが大切です。
また、もらい事故を防ぐためには、むやみに用もないのに車を乗り回す
ことも控える必要があるかも知れません。ま、極端な話ではありますが、
時代はそういう新たな局面に入っているようにも思います。
●人気ブログランキング へ
ランキングに参加中、クリックよろしくお願い致します。
交通事故の損害賠償事案に絡むことですが、今までですと、
「ワザとしたわけではないから、車を元どおりにしてくれれば
イイよ・・・・・・。」で済んでいたことが、来年からは、被害車両
側には、3年分の値上がりしてしまう自動車保険料差額の
補償も想定しなければなりません。
もっと、踏み込むと、事故がなければ1等級上がり、保険料が
下がったはずの逸失利益の補償まで考えなければならない
のでしょうね。
どんどん、ギスギスした尖がったご時世になってしまうのか?
憂鬱な気分に襲われますね。
コメントを何通も寄せていただきました。
ありがとうございました。
この場をお借りして感謝申し上げておきますね。
さて、今日の話題。
自賠責保険料は昨年だったか、値上げになっておりますよね。
今回の自動車保険料値上げとは、いわゆる「自動車任意保険」
の方の値上げです。
先に、新聞等でも報じられましたから、もうご存知の方が多いと
思いますが、当方など「(いろいろ値上げだけど、)また値上げ?」
程度にしか考えていなかったのですが、以下の記事を見て
結構深刻なことを再認識しました。
●10月から自動車保険料が値上がり 1度の事故で3年割高対象
(2012年10月11日(木)17時0分 NEWSポストセブン
*原記事:女性セブン2012年10月25日号)
記事によれば、この10月以降に新規契約をした人と、この10月
以降の1年間に契約更新した人が対象となり、この1年で、加入者
全員が新制度に移行し、この間に事故を起こすと、次の更新時に
保険料が大幅値上がりするという。
詳しくは上記記事を読んで頂きたいのですが、記事中に値上がり
幅が例示されていまして、今までは、20等級で年間5万円を払っ
ていた人が事故を起こした場合、翌年の保険料が5万8000円、
値上がり率は16%程度だったそう。
それが、新制度になると、ぶっとびますネ!!値上げ率が67%、
なんと8万4000円ほどにも値上げになると・・・・。
従来、事故を起こすと、翌年は3等級下がり割引率も下がることに
なっていました。
その制度はそのまま新制度でも踏襲された上に、割引率が大幅に
下がる「事故有係数」というのが新規導入となったそうで。
事故を起こすと、翌年は3等級下がる上に、「事故有」該当者と明示
され、さらに割引率が下げられる。
しかも、凄いのが、この「事故有」該当には、自損事故、もらい事故も
含まれるというのだから注意が必要。
そうして、「事故有」の烙印は、3年間適用だそうですから、無事故
なら毎年1等級づつ上がるところを、3年間据え置かれるわけですね。
元の等級に戻るまで、この記事の例示では、保険料5万円の人は
3年で約9万3300円の負担増と結んでいます・・・・・。
(2012年10月11日(木)17時0分 NEWSポストセブンより)
エライことですけれどね。
今日のブログを書く前に、一般社団法人・日本損害保険協会のHPか
ら「自動車保険の正味保険料の推移」という表を見てみました。
そうしましたら、平成11年の正味保険料が3兆5014億5800万円、
それに対して、10年前の2001年の同保険料は3兆6744億9700
万円。過去10年間で1730億3900万円のマイナス。
比率で10年前比95.3%と大幅落ち込みだったのですね。
原因として、咄嗟に考えれば、我が国経済の引き続く低調さ、人口減
高齢社会の進行、なかでも若年層人口の減少などが思い付きますが、
趣味嗜好の著しい変化で若者層の車離れやら、デフレ経済下での
可処分所得の減少、雇用労働形態の変化による非正規労働者の増加
など<車に乗りたくても乗れない>層の増加などもあるかも知れない。
いずれにしても、一旦事故発生が生ずれば、そのために入っている
保険ですから満額に近い補償を求める消費者。現実に保険金給付
の事態となれば、1件当たりの給付保険金は、徴収している保険料
の百倍、千倍に達する・・・・・・。
保険の寄って立つ基本理念は「相互扶助」の精神なのですが、分母と
なるべき加入者減には、やはり、値上げしかないのだと思われますね。
問題は、これだけ大幅な値上げ幅に耐えられる人ばかりではないこと。
これから先、富裕層とそれ以外の層とが如実に2極分化する傾向の
我が国にあって、この車の任意保険加入者がさらに落ち込む恐れ
が考えられることです。
特に、勿論一概には言えないのですが、事故経験者は割合に繰り返す
傾向も無きにしもあらずです。こういう層が「無保険」で走ることが
多くなる恐れも懸念されます。
車の運転に際しては、今まで以上に細心の注意を払い、自分が加害者
になることなどないように気をつけることが大切です。
また、もらい事故を防ぐためには、むやみに用もないのに車を乗り回す
ことも控える必要があるかも知れません。ま、極端な話ではありますが、
時代はそういう新たな局面に入っているようにも思います。
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交通事故の損害賠償事案に絡むことですが、今までですと、
「ワザとしたわけではないから、車を元どおりにしてくれれば
イイよ・・・・・・。」で済んでいたことが、来年からは、被害車両
側には、3年分の値上がりしてしまう自動車保険料差額の
補償も想定しなければなりません。
もっと、踏み込むと、事故がなければ1等級上がり、保険料が
下がったはずの逸失利益の補償まで考えなければならない
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HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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