暗ら～～い年の暮れ

●”漢字の読み方本”が大ヒット！！
（２００８年１２月２９日１０時０分　日刊ゲンダイ）

詳しくは、上記記事をお読み戴くとして、記事中精神科医・和田秀樹氏
のコメント＜強い向上心がなくなり、自分より下の人間がいるのを見て
安心するようになってしまった・・・＞の分析は、気になりますね。


ただ、世の中「向き・不向き」がありますから、ただひとつのモノサシ、
「勉強が出来る」「勉強が出来ない」だけで、序列化してしまう，
つまり、＜落ちこぼれ＞を排除してしまう風潮が、見直され反省される
そんな傾向が現れた年だった・・・・。そう思いたいですよね。

”おバカ”ブームと言われますけれど、スザンヌさんのピュアで心
優しい雰囲気、里田まいさんの、モノは知らないところが多いけれど、
カントリー娘としてはイイところ一杯だし。
つるの君だって、ミンミンゼミばかりでなく、将棋に大分ウルサイ面
も持ち合わせたりしていますよね。

木下優樹菜ちゃんだって、一途さやら、こんな傾向の子たちの代表
選手の面だって担っています。スポイルされるのではなく、みんな
で支え合うのが社会ですから、作られたお人形さんではなく、所属
集団の参加意識を高揚するいいキャラで頑張ってると思います。


漢字読めなくたって、「ナニカ？？」って言える社会でもあって欲しい
よね。

クイズの女王宮崎美子さんが、設問１５０問とか２００問とか
続けて正解してしまうのもスゴイと思いますが、一方で見ている方と
しては、若干鼻白む瞬間もあります・・・・。



で、でもね。
一国の首相ともなれば、別だと思うのですね。

ちょっと、ウッカリ・・・・を、もう、通り越してるでしょう。


大分マスコミを賑わした「未曾有」を『みぞうゆう』と読んだ誤読
でしたが、いつのニュースなのか知りませんけれど、今日のテレビ
に映っていたのでも、「詳細」を『ようさい』だって。

「詳」という漢字には、確かに「羊」がありますものね。
「羊毛」という漢字もあって、「ようもう」と読むから『ようさい』！

こりゃ、根っから漢字が読めないんだと思うよ・・・。


トドの詰まりは、漢字が読めないのがどうのというのではなくて、
普通の人が当たり前に読むことも、読めないということは、普通の
人が普通に考えることが『考えられないのではないか？』という
恐れ？あるいは推理が成り立つ・・・・・、そう国民が考えてしまう
事態だということなのですね。

先の記事で、和田秀樹氏も書いている『「この人に頼っていたらオレ
たちどうなるんだろう」という不安感』
国民を守ってくれる＜保安官＞だと思ったら、＜不安感＞。

ああーーーーー、クラ～～～ーーーーーーーーーー。



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　冒頭の＜漢字の読み方本＞はコンビニ専用だそうです。

「行政書士」を「ぎょうせいチョチ」と誤読してくれるご時世ですが、
　私らだってボサッとはしていられません。
　先日、近くの１００円ショップで、安直本を仕入れて来ましたよ。
　１００円だって、なかなか馬鹿にしたものでもなくってね・・・。
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