女性の逃亡犯の哀れさ

先日ＮＨＫで、オウム真理教を取り上げた番組があって
あらためてこの事件のことを考える機会となったが、期せ
ずして、今度は菊地容疑者が逮捕されたニュース。

●ＮＨＫスペシャル「未解決事件　オウム真理教」


それにしても、１７年の逃亡の末の逮捕劇。

その後伝わるニュースには、事件が社会的に与えた
影響を忖度しないで、誤解を恐れずに言えば、＜哀れ＞
というしかない。

逃亡当初は５人で雲隠れし、逃亡資金は月に１０万円。
５万円の家賃を差し引くと、生活費は５人で５万円。
窮乏生活とは言え、どんな風に喰ったのか？


やがて、林泰男死刑囚を中心には大概が自首に傾くなか、今も
逃亡中の高橋克也容疑者と菊地容疑者は頑なに逃亡を主張
したと言う。

女ひとりの逃亡が、何かと目立つことを考え、最初は林死刑囚
と同居して夫婦を装い、次には、高橋克也容疑者と同居生活を
始める。

逮捕までの最後の期間は、愛する内装職人の高橋容疑者
と内縁関係を続けていた・・・・。

●やせて眼鏡姿　菊地容疑者の写真公開警視庁：日本経済新聞
（２０１２年６月４日（月）２２：４１）

●元オウム菊地容疑者逮捕：「女子会」でお酒も、「真面目」
「一生懸命」同僚ら語る素顔／相模原
（２０１２年６月５日（火）４：００分神奈川新聞）


平田容疑者と同居して接骨院に勤め、彼を隠匿して逃亡
生活を支えていた齊藤容疑者。昼に出る給食弁当の余り
をアパートに持ち帰りといったつましい暮らしぶりが報道
されたが、この時も哀れさに誘われた。


でも、ウチの家人の一言「罪は罪！！」
ははあ、それはそうなのだが・・・・・。



外野から見ておりますと。事件周辺の人間模様ねェー。

菊地容疑者の通報者。
あんなに姿・かたちが変わっているというのに、よくも
まあ、判ったもんだ！！

しかも、地元にもその近辺にも警察署はいくらでもあったろ
うに、東京・桜田門の警視庁まで出向いて通報したという。

ま、「いっ、一千万円」が懸かっているとなれば、ど真ん中の
警視庁以外、目に入らなかったのか？
「欲」というのは、神奈川を通りこして桜田門まで走らせる？


菊地容疑者の現在の姿が判ってみれば、手配写真とは
雲泥の差。大抵の場合、「菊地」とは分からなかった
ハズなのに、今頃、相模原署に通報していた・・・・・なぞと
いう話がゴロゴロ出て来たり！？



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　オウムは、有名大学出身の信者を獲得し狂気じみた
　事件を惹起したが、菊地は高校陸上部の出身。
　オウム陸上部に所属し、やがては世界新記録を樹立
　することが当初の任務であったという。

　オウムじゃなく、ウーム。

　
　それから、平田容疑者・齊藤容疑者もウサギかなにか
飼っていたでしょ。今度の菊地容疑者もメダカとウサギを
飼っていたって・・・・。
２組とも、２人とも捕まって、残されたウサギはどうなるの
だろう？