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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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●採用試験日に事故死、異例の「警官給料」和解
(2012年5月31日(木)08時7分配信  読売新聞)


記事によると、道警2次試験当日に北海道教育大4年
だった学生がトラックにはねられ死亡。

両親が損害賠償命令制度を利用して、賠償額1億2000
万円を求めた裁判で、賠償額約9500万円で和解が成立
したという。

請求額には、息子さんが警官として勤め定年まで全うした
場合の給料約6640万円が含まれている、と。


しかし、こういうこともあるのだ、と大変驚かされた。


別な記事によれば、この学生の1次試験の成績が2087人
中の28番だったそうで、面接中心の2次試験を通過し、
警察官になった蓋然性は極めて高かったそうだが、それにし
ても、そうは言っても、「合格証書」をまだ手にしていた訳でも
なく、不合格の可能性も0%ではなかった。

それが、逸失利益として警察官の生涯賃金6640万円をよく
もまあ賠償して貰えたものだ。

ドケチの保険会社が、どうしてまた<折れた>ものか?


両親側代理人を務めた弁護士も「・・・・・・認めてもらうのは、
弁護士としては正直大変難しいと思っていた。」と言って
いるが、常識的には、まずは考えられない快挙でしょう。


和解案には「警察官を目指していたことを考慮」の文言が
盛り込まれていた(読売)というが、レアケースであって
「交通事故被害者を勇気付ける結果になれば・・・」と被害者
の父親が語るようにはならないだろう。


和解案に付記されたという文言に、社会正義尊重の見地
という配慮よりかは、政治的配慮の不公平感の臭いこそ
感じてしまう。
被害者のご両親には申し訳ないが、後味の悪さが漂って
いるニュースであった。


●札幌・大学生死亡事故:警官合格前提和解で弁護士「損賠
命令制度生きた」個別事情を考慮/北海道
(毎日新聞 5月31日(木)10時48分配信)



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