この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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北京五輪も明日まで。壮大な宴が、行く夏とともに終ろうとしています。
日本選手の皆様には、大変にご苦労様でした。
今大会も悲喜こもごも、数々のドラマを生み出しましたが、今振り返り
ますと、新聞・テレビの相変わらずの無責任さ、騒々しさだけが、
不快にオリのように残りましたね。
毎日のテレビ、新聞紙面の<大本営発表>のような、煽情的報道ぶり。
そら、当方だって国民のひとりですから、日本選手が活躍して欲しい
という願いは一緒ではありますが、客観的に見て「どうなのよ?」を
無視した、ゲタを履かせたような予想ぶりにはホトホト参りましたね。
先ほど、星野ジャパンがコテコテに負けましたけれど、「金メダル以外
はいらない・・・・。」(星野監督) なんて、オオミエ切っていて
どんな顔で帰って来るんでしょ!? (イヤ選手じゃなく、ご当人。)
それを煽っていたマスコミ・・・・。
昨日朝刊の民放連のカコミ広告を書いてみましょうか。(読売)
TBS・高畑百合子アナとテレビ東京・大橋未歩アナとの掛け合い風。
高畑「さあ、運命の準決勝!
野球では、負けられません!
野球だけは、負けられません!
野球だけは、何がなんでも
負けられません!」
大橋「あ、熱い・・・。
監督の熱さにも
負けてないわね、
高畑さん・・・。」
ケッ!アホらしい。いや、何とも空しい・・・・・。
予選リーグでの闘いぶりから見て、恥ずかしくなってしまう広告じゃ
ありませんか。
故障者が多かったとはいえ、あんなに打てない打線見てたら、直前に
内容差し替えの広告じゃないでしょうか?
バレーボールだって、女子の数試合を見ましたけれど、中国、ブラジル
戦など、まるで歯が立たない状況でしたよね。「もう可哀そうで、
可哀そうで、見てられない」試合でした。
なのに、五輪に送り出す前など「メダル!」「メダル!」の連呼報道
でありましたよ。
ウソばっかり・・・・・・!!
で、今はバレーボールの話題など「皆無」でしょ。
凄いよねーー、この変わり身というか、無責任さというか。
「ママでも金!」の谷亮子選手などもこの<煽り>の最たるものでした。
それから、ウエットな国民性もあるのかも知れませんが、突撃レポート
式に、親兄弟など家族まで巻き込んで、しかも家にまで上がり込んで
のレポートはイヤですねー。
さすがに、北島選手や連覇の女子レスリングの選手などは心得てガード
キツイのでしょうけれど、体操男子の内村航平、フェンシングの太田
雄貴両選手は、あちこちテレビのハシゴ取材を受けていました。
メダルの嬉しさ!取材、イコール両親・・・・、この短絡的イケイケ
取材のワンパターンから、いつになったら脱皮するんでしょうね。
突然話が飛躍しますが、あの太平洋戦争での新聞の戦争責任がいま
あらためて問われる、そういう試みが大分出て来ているようです。
●読売新聞書評欄「本よみうり堂」2008年8月3日付
『佐藤卓己・評 戦争報道の「戦後責任」も問う
■新聞と戦争 朝日新聞「新聞と戦争」取材班著 ■宣伝謀略
ビラで読む、日中・太平洋戦争 一ノ瀬俊也著 ■GHQ焚書
図書開封 西尾幹二著 (への批評)』
話が五輪から大げさになった気もしますが、「ゆけ、ゆけ、ドンドン!」
の連呼調の新聞を見ていますと、マスコミに反省の色などまるでない、
そんな気がするのですね。
要は、そんな成熟度の低い報道機関しか持てない国民が、ここは、マユ
に唾つけて冷静でなければならないな、そんなことを思うわけですね。
●人気ブログランキング へ
ランキングに参加しています。クリックよろしくお願い致します。
五輪は、一言でいえば「たかがスポーツ」ですが、それであっても、
国家同士が威信を懸けて、4年間あるいはそれ以上の年月を掛けて
取り組む、大スペクタクルの面もあることは否めません。
今回のメダル獲得数で以外と善戦し、上位を占めているのが次回
大会の開催国イギリスといいます。
国家ビジョンに則り、取り組む選手育成策が早くも芽を出し始めた
結果とも言われていますね。
日本の課題やら戦略の見直しは、大会終了後に取り組まれるので
しょうが、その先鞭を付けるべく、ここでも新聞・テレビの分析
的報道は見当たりません。
唯一読売で見たのは、8月18日付「スキャナー」という紙面で
の柔道の解説記事だけ。「日本柔道に変化の波」「相次ぐルール
改正 重要度増す戦術」というものだけでした。
今後に期待しましょうか。
先頃買った本
■半藤一利ほか『零戦と戦艦大和』文春新書
2008年8月20日第1刷
書名は、二部構成のこの本の、第二部から取ったものですが、第一
部は、「帝国海軍VS米国海軍ーーー日本はなぜアメリカに勝てな
いのか?」
書名だと、エライ戦争マニアが読む本のようですが、このシリーズ
意外と、30代、40代のビジネスマン層の反響が大きかったも
のの最新シリーズ。
中を読みますと、現代の戦争は国家総動員による総力戦の様相です
から、この歴史を紐解くことで、国力、組織のあり方、国民性、
そして、リーダーシップ、戦略、人事、インテリジェンスの扱い
方が見えて来る、と言いますね。
読んで見ては、やはりそう思います。
で、五輪だって、突き詰めて突き詰めての戦いですから、同じよ
うなベクトルを歩むのですね。
星野ジャパンだって、情報戦の中で既に相当負けていたようですし、
バレーボールの戦いには、日本の旧軍の「思い込み」同様の失敗
があったように見えます。日本のバックアタックは並ぶものが
ない破壊力!だなんて、実戦見たらビックリしてしまいました。
破壊力!だなんて、本気で思ってたの?って感じですよね。
よっぽどヨソの情報集めていなかった、としか今じゃ思えません。
この本読むと、アメリカの情報収集力たるや、もの凄いものと
あらためて気づかされます。
五輪もまた、戦いですから、日本という国の国民性に制約されて
しまうのかも知れません。次のロンドンの飛躍を期待しましょう。
<付録>
今日午前のテレビで、タレントのデーブ・スペクターさん。
ジャマイカで、陸上100mほかの金メダルを記念して、国民の
祝日制定の動きがあることと引っ掛けて、
「日本でも制定したら・・・」
で、その名は?
「キンドーカンシャノヒ!」
(ワタシラ、アメリカに住んで、アメリカのデレビ局でウケテ、
レギュラー持って、それで英語でダジャレ飛ばす生活出来ます?
この生命力たるや、やっぱ凄いな!!と思いますが。)
日本選手の皆様には、大変にご苦労様でした。
今大会も悲喜こもごも、数々のドラマを生み出しましたが、今振り返り
ますと、新聞・テレビの相変わらずの無責任さ、騒々しさだけが、
不快にオリのように残りましたね。
毎日のテレビ、新聞紙面の<大本営発表>のような、煽情的報道ぶり。
そら、当方だって国民のひとりですから、日本選手が活躍して欲しい
という願いは一緒ではありますが、客観的に見て「どうなのよ?」を
無視した、ゲタを履かせたような予想ぶりにはホトホト参りましたね。
先ほど、星野ジャパンがコテコテに負けましたけれど、「金メダル以外
はいらない・・・・。」(星野監督) なんて、オオミエ切っていて
どんな顔で帰って来るんでしょ!? (イヤ選手じゃなく、ご当人。)
それを煽っていたマスコミ・・・・。
昨日朝刊の民放連のカコミ広告を書いてみましょうか。(読売)
TBS・高畑百合子アナとテレビ東京・大橋未歩アナとの掛け合い風。
高畑「さあ、運命の準決勝!
野球では、負けられません!
野球だけは、負けられません!
野球だけは、何がなんでも
負けられません!」
大橋「あ、熱い・・・。
監督の熱さにも
負けてないわね、
高畑さん・・・。」
ケッ!アホらしい。いや、何とも空しい・・・・・。
予選リーグでの闘いぶりから見て、恥ずかしくなってしまう広告じゃ
ありませんか。
故障者が多かったとはいえ、あんなに打てない打線見てたら、直前に
内容差し替えの広告じゃないでしょうか?
バレーボールだって、女子の数試合を見ましたけれど、中国、ブラジル
戦など、まるで歯が立たない状況でしたよね。「もう可哀そうで、
可哀そうで、見てられない」試合でした。
なのに、五輪に送り出す前など「メダル!」「メダル!」の連呼報道
でありましたよ。
ウソばっかり・・・・・・!!
で、今はバレーボールの話題など「皆無」でしょ。
凄いよねーー、この変わり身というか、無責任さというか。
「ママでも金!」の谷亮子選手などもこの<煽り>の最たるものでした。
それから、ウエットな国民性もあるのかも知れませんが、突撃レポート
式に、親兄弟など家族まで巻き込んで、しかも家にまで上がり込んで
のレポートはイヤですねー。
さすがに、北島選手や連覇の女子レスリングの選手などは心得てガード
キツイのでしょうけれど、体操男子の内村航平、フェンシングの太田
雄貴両選手は、あちこちテレビのハシゴ取材を受けていました。
メダルの嬉しさ!取材、イコール両親・・・・、この短絡的イケイケ
取材のワンパターンから、いつになったら脱皮するんでしょうね。
突然話が飛躍しますが、あの太平洋戦争での新聞の戦争責任がいま
あらためて問われる、そういう試みが大分出て来ているようです。
●読売新聞書評欄「本よみうり堂」2008年8月3日付
『佐藤卓己・評 戦争報道の「戦後責任」も問う
■新聞と戦争 朝日新聞「新聞と戦争」取材班著 ■宣伝謀略
ビラで読む、日中・太平洋戦争 一ノ瀬俊也著 ■GHQ焚書
図書開封 西尾幹二著 (への批評)』
話が五輪から大げさになった気もしますが、「ゆけ、ゆけ、ドンドン!」
の連呼調の新聞を見ていますと、マスコミに反省の色などまるでない、
そんな気がするのですね。
要は、そんな成熟度の低い報道機関しか持てない国民が、ここは、マユ
に唾つけて冷静でなければならないな、そんなことを思うわけですね。
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五輪は、一言でいえば「たかがスポーツ」ですが、それであっても、
国家同士が威信を懸けて、4年間あるいはそれ以上の年月を掛けて
取り組む、大スペクタクルの面もあることは否めません。
今回のメダル獲得数で以外と善戦し、上位を占めているのが次回
大会の開催国イギリスといいます。
国家ビジョンに則り、取り組む選手育成策が早くも芽を出し始めた
結果とも言われていますね。
日本の課題やら戦略の見直しは、大会終了後に取り組まれるので
しょうが、その先鞭を付けるべく、ここでも新聞・テレビの分析
的報道は見当たりません。
唯一読売で見たのは、8月18日付「スキャナー」という紙面で
の柔道の解説記事だけ。「日本柔道に変化の波」「相次ぐルール
改正 重要度増す戦術」というものだけでした。
今後に期待しましょうか。
先頃買った本
■半藤一利ほか『零戦と戦艦大和』文春新書
2008年8月20日第1刷
書名は、二部構成のこの本の、第二部から取ったものですが、第一
部は、「帝国海軍VS米国海軍ーーー日本はなぜアメリカに勝てな
いのか?」
書名だと、エライ戦争マニアが読む本のようですが、このシリーズ
意外と、30代、40代のビジネスマン層の反響が大きかったも
のの最新シリーズ。
中を読みますと、現代の戦争は国家総動員による総力戦の様相です
から、この歴史を紐解くことで、国力、組織のあり方、国民性、
そして、リーダーシップ、戦略、人事、インテリジェンスの扱い
方が見えて来る、と言いますね。
読んで見ては、やはりそう思います。
で、五輪だって、突き詰めて突き詰めての戦いですから、同じよ
うなベクトルを歩むのですね。
星野ジャパンだって、情報戦の中で既に相当負けていたようですし、
バレーボールの戦いには、日本の旧軍の「思い込み」同様の失敗
があったように見えます。日本のバックアタックは並ぶものが
ない破壊力!だなんて、実戦見たらビックリしてしまいました。
破壊力!だなんて、本気で思ってたの?って感じですよね。
よっぽどヨソの情報集めていなかった、としか今じゃ思えません。
この本読むと、アメリカの情報収集力たるや、もの凄いものと
あらためて気づかされます。
五輪もまた、戦いですから、日本という国の国民性に制約されて
しまうのかも知れません。次のロンドンの飛躍を期待しましょう。
<付録>
今日午前のテレビで、タレントのデーブ・スペクターさん。
ジャマイカで、陸上100mほかの金メダルを記念して、国民の
祝日制定の動きがあることと引っ掛けて、
「日本でも制定したら・・・」
で、その名は?
「キンドーカンシャノヒ!」
(ワタシラ、アメリカに住んで、アメリカのデレビ局でウケテ、
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性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
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