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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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もう大分前から<新書ブーム>と言われて久しいですが、大手として
最後に残っていた小学館も今月から新書市場へ参入したそう。


●小学館101新書 創刊!


19日(日)読売新聞読書欄の「よみうり堂から」という担当記者の
囲みスペースに興味深い記事がありました。


出版業界氷河期ともいわれる昨今、新書だけは残された唯一の鉱脈
ともいわれます。各社挙って新書出版に参入したおかげで、かつては、
専門書へ入る前の入門書といった趣があったのが、今では玉石混交、
有象無象の体たらく。

出版社も文化の創造などどいう世迷言を語っていたら、その前に
会社が消滅してしまうワケですから、新書は「商品」以外ではない。
軽いノリで、世の"お好み"に合わせて出さなければ、在庫の山。

出版社にとってもオイシイのは、制作コストが低く押さえられること。
装丁デザインなど、本ごとに掛からないわけで。
総合職のお姉さん方などもバッグに新書が入っていたほうが、おバカ
ブームのなか差別化戦略が簡単に出来てしまう・・・・。
そんなで、かつては新書=オヤジのもの、のイメージは払拭され、
世の中のファッションを形成する小物の位置さえ占めるようになって
いるそうで・・・。

さて、件の読売の記事ですが、創刊8冊のうちの1冊、勝間和代さん
の『読書進化論』がベストセラー入り、と書いて、記者は
「彼女は新幹線に乗る前に30分時間があったら、東京駅前の丸善に
立ち寄って自著のポップ広告を書いていくのだそう。売るために
様々な研究・実践をして、本の内容と同様に手間暇かけていることに
驚きました・・・(略)・・・」(読売新聞 2008.10.19(片))


いやあ、こんな時代なんだね、と当方としても驚かされました。

かつてなら、苦節○年の売れない歌手が、セッセコとラジオやら有線の
リクエスト番組に自分の歌を投稿した話とか、綾小路きみまろさんが、
ICでトイレ休憩中の観光バスに、自作の漫談のカセットテープを配り
歩ったりした話は聞いた事ありますけれど。

本を書く人は<ふんぞり返った>イメージですが、なかなかどうして。
今の時代、本も「商品」であってみれば、人知れずの努力の集積が
要求されるのですね・・・・。


トホ、努力だよなー、あらためて自分に言い聞かせたのでした。



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19日夜のTBS『情熱大陸』、 「ブックディレクター・幅 充孝」  
も面白かった。社会のスキ間には、こんな仕事も成り立つのか、と
 勉強になった。勿論本人の才能、努力も大前提なのだが。 


●葉加瀬太郎 情熱大陸  (You Tube より)




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ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
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日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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