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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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●「耳をすませば」症候群、ネット掲示板がヤバイと話題
 (2013年7月8日(月)10時26分配信 日刊ゲンダイ)


宮崎駿監督のスタジオジブリ「風立ちぬ」が、7月20日から劇場公開
されるのに先立ち、前宣伝に7月5日にテレビ放映された旧作「耳をすま
せば」に対し、ネット掲示板にネガティブな書き込みが続出だそうで、心配
する声が上がっているとの記事。


当方はこのアニメ、栃木のジャスコの併設映画館で観た記憶があって、
今回のテレビは敢えて観なかった。 やはり、7月頃だったか、観終わっ
て車に向かった駐車場のカンカン照りと、頭の中で主題歌の「カントリ
ーロード」が何度も何度もリフレインして いたのを憶えているが、ま、
予定調和的なメルヘンの恋物語で、取りあえずは恋は置いといて、夢
だったバイオリン製作修業のために旅立つ、少年の潔さが心地良かっ
た程度で、それほどの感慨はなかった。
(我が年齢的なも のもあるだろう。)

それが、記事によれば、全国の(映画公開時に中高校生で、今や30
~ 35歳)該当年齢の男性層(5日の視聴者)の間では、メロメロ、フニ
ャフニャ のネット書き込みがワンサカなんだそうだ。

『いやああああ』とかの叫び声と、』俺たちは老いた』だの『何やってんだ
ろ、 俺・・・・』の嘆き、さらには『見なきゃよかった』
これを『耳をすませば症候群』というんだそうで・・・・・・。

詳しくは、頭書にリンクした記事を読んでいただくとして、この日刊ゲン
ダイ 記事は、この年代層の未婚率47%以上というところに<悲惨>の
原点を 示して考えさせる。

うむ、とは言え、ニッポンの若者、少しくひ弱じゃないか?と心配にもなる。



話はガラリ変わるが、毎日新聞7日(日)朝刊に、カイロ発・秋山信一記
者による軍事クーデター直後の、連日続いたデモ会場・タハリール広場
の様子を伝えた記事が出ていた。

それによると、死者も出たほどの連日の大騒擾。しかもいまだ、今後の
予断を許さない状況にあるのだが、そんな中、デモ会場に50軒ほども
屋台が出て、<デモグッズ>を売っていたんだそうだから、びっくりだっ
た!?

デモグッズとは、国旗、帽子、ポスター、プラスチック製ラッパなど及び?
焼きトウモロコシ。
ある男性、普段は考古学博物館前の土産物店での営業らしいが、デ
モ期間中は、現場に<出っ張って来て>『一日の売上げはいつもの
100倍はあったよ』と、あっけらかん。(記事にはほくほく顔とあった。)

凄いよね・・・・、この<生命力>!! びっくりでありました。



●「街角から:愛国の季節    中国・北京で石原聖」
 (毎日新聞 2013年07月08日付 東京朝刊)

これは記事を読んでいただくこととして、当方はここのところ日中関連
の本を何冊も読んで来ているので、全然驚かなかった。

典型的な中国人気質を如実に示す事例としては、<相も変わらず>で、
ただ、新しい近々の事例として収集出来たという想い。

手元で今読んでいる■倉山 満著『嘘だらけの日中近現代史』(扶桑社
新書)によれば、『中国を理解する三つの法則 一、力がすべて 二、
陰謀でごまかす 三、かわいそうな人たち  つまり、ただひたすら殺伐
としている のが中国です。』 まさにこの法則通りだ。

記事の、政府とつながりのある父親を持つ学生は、中国人の気質と伝
統の通りに、賄賂で自分の不勉強を糊塗しようとし、うまくいかなければ、
模造 ピストルを<偶然に>落として、脅迫しようとまでした・・・・。

『「私はビジネスマンですから」と前置きして「点をくれれば金を受け取れ
ます」』 20歳前後の若造のこの言いぐさにヘドが出る。

ひとり中国人の若者の言いぐさを、中国という国の言いぐさに置き換え
ると、 今世界で嫌われている挙動そのものとも思えるのだ。


ただ、エジプトのお土産屋の行動、イギリスで指導教授を脅迫・買収しよ
うとした中国人学生と比べて、<生命力>という一点では「耳をすませ
ば症候群」のニ ッポン人の同世代は、あまりに幼くひ弱であると想うの
だが。



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 昨夜は映画『幸せのちから』(2007年公開・アメリカ)を観た。

 事業の失敗により、妻にも去らた。幼い息子を伴いホームレスにまで
 落ちぶれながら、「幸福の追求」にあくなきチャレンジ精神を失わずに
 挑み、最後には半年間の無給の研修を経て、20人に一人という難関
 を潜り抜け、成功を掴んだという実話の物語。

 弱肉強食、セーフティネットのひとかけらもない冷徹なアメリカ社会。
 そこで、強靭な精神と行動力で、明日の望みなど見出せないと思える
 絶望を超えて、アメリカンドリームを達成した主人公。
 この主人公を通して、冷ややかなアメリカ社会の現実を仮想体験出
 来る。

<生き抜く>とはどういうことか。

 ホームレスが一夜の夜露をしのぐため、夕方5時に教会の施しの列に
 並ぶ。ベッドが限られており、先着の45人までが食事とベッドを確保
 出来る。
 無宿に身をやつすとは言え、元々はそこそこ普通の市民であった。
 それが、列に割り込んだ老人と最後の一つを巡っての言い争いに。
 分別とかをかなぐり捨てての、野獣同士のいがみ合いのような必死さ。
 それでも、勝たねばならない、幼子のためにも・・・・。

 駅の公衆トイレに、トレットペーパーを敷いて夜を過ごす。
 さすがに子どもは寝入ってしまうが、ある時間、カギを懸けたドアを
 開けようとする物音。
 相手にしては用を足そうと必死なのか、開けようとする動きは執拗
 に続く・・・・・・・。主人公親子には安寧のねぐらを侵されては困る。

 相手が去るのを待つ無言の主人公の頬を涙がつたう・・・・・。
 困窮、「文なし」のどん底の辛さ。  生き抜くとはどういうことか?  
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性別:
男性
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行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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