この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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13日だったか、<地球温暖化>について書きましたが、ちょうど今度の日曜日のTVで、『デイ・アフター・トゥモロー』という2004年に話題となった映画が放送されます。(11月19日・日・午後9:00~11:09 朝日)
当時の小池環境大臣もこの映画を見た後、例の<クールビズ>を提唱したり、というキッカケになった映画だったのでしたが、当方は映画館に行けず、その後もビデオ屋さんに行くたび棚を見たのでしたが、5,6本もあったでしょうか? にもかかわらず、いつも貸し出し中で見られずじまい。そのうち忘れてしまっておりましたけれど、「環境」を考える上ではチェックが必要な映画ですね。どうぞ皆様もお見逃しなく。
新聞評では<物語はちょっと物足りない。>(読売)とのことですが、<壮大な規模で描き出される自然の驚異、都市壊滅の様子は圧倒的な迫力で見応えたっぷり。>とありますから、『地球温暖化の”その先”』を想像する材料としては見逃せませんね。
さて話はガラリと変わりますが、おととい・昨日とバタバタとした日で昼食を3時半とか4時に摂ってる始末でして、今日はダラーッと流させていただきました。
そんな折、今週は『種田山頭火ーーーうしろすがたのしぐれてゆくか』村上護著 ミネルヴァ書房(2006年9月初版)なる本を読んでいろいろ考えてしまいましたね。
今では名前ぐらいは知っておられる方も多いでしょう。しかし山頭火が世に出たのは、昭和46年秋になって一気にブームに火がついてから・・・と言います。亡くなったのは山頭火58歳の時。昭和15年と言いますから、実に没後30年も過ぎてからのブームということになります。
生きている間は極貧の中、<世捨ての旅>を続け漂白の生涯を閉じました。
子供を一人もうけましたが、離婚し破滅型の人生を歩み、乞食と見紛う人生でしたが、松尾芭蕉に重ねた生き様は壮絶と言っても良いもの。
人生を賭けて俳句に臨み、その推敲ぶりは極めて徹底したものだったといいます。
いよいよ齢を重ね、草莽の庵を編むにつき、半ば無宿の無頼者であってみれば地域の総代会などでの反対に会い、死体になった時には引き取り手があるのか、まで問い詰められた・・・・、艱難の連続。
あえて荊の道筋を歩む人生とは何なのか?
破滅型の放浪癖のある人間の心情は判らないままでありますが、山頭火の才能に惚れ<尽くし尽くす>パトロンの人生もまた凄まじい。計画性など皆無の山頭火が旅先から発信するカネ無心のハガキに、<無抵抗?>に送金するパトロン。読んでいて山頭火の<意地汚なさ>に吐き気さえ憶えましたが、息子が長じてからは、その息子にも頼る生き方とは何なのか?薄給の息子からのナケナシの送金も数日の酒代にしてしまう神経とは。飲み方も徹底した泥酔だったらしいから、何と言うヒトなんだ・・・・、と読書途中で何度も腹を立てたものでした。
また熊本の別れた妻のもとにも、何度となく転がり込む始末でその破滅型人格には辟易しました。
しかし、それでも全人生を賭けた天才の生き様には、教えられること大なるものがある読後でありましたね。
自嘲
うしろすがたのしぐれてゆくか
山頭火
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当時の小池環境大臣もこの映画を見た後、例の<クールビズ>を提唱したり、というキッカケになった映画だったのでしたが、当方は映画館に行けず、その後もビデオ屋さんに行くたび棚を見たのでしたが、5,6本もあったでしょうか? にもかかわらず、いつも貸し出し中で見られずじまい。そのうち忘れてしまっておりましたけれど、「環境」を考える上ではチェックが必要な映画ですね。どうぞ皆様もお見逃しなく。
新聞評では<物語はちょっと物足りない。>(読売)とのことですが、<壮大な規模で描き出される自然の驚異、都市壊滅の様子は圧倒的な迫力で見応えたっぷり。>とありますから、『地球温暖化の”その先”』を想像する材料としては見逃せませんね。
さて話はガラリと変わりますが、おととい・昨日とバタバタとした日で昼食を3時半とか4時に摂ってる始末でして、今日はダラーッと流させていただきました。
そんな折、今週は『種田山頭火ーーーうしろすがたのしぐれてゆくか』村上護著 ミネルヴァ書房(2006年9月初版)なる本を読んでいろいろ考えてしまいましたね。
今では名前ぐらいは知っておられる方も多いでしょう。しかし山頭火が世に出たのは、昭和46年秋になって一気にブームに火がついてから・・・と言います。亡くなったのは山頭火58歳の時。昭和15年と言いますから、実に没後30年も過ぎてからのブームということになります。
生きている間は極貧の中、<世捨ての旅>を続け漂白の生涯を閉じました。
子供を一人もうけましたが、離婚し破滅型の人生を歩み、乞食と見紛う人生でしたが、松尾芭蕉に重ねた生き様は壮絶と言っても良いもの。
人生を賭けて俳句に臨み、その推敲ぶりは極めて徹底したものだったといいます。
いよいよ齢を重ね、草莽の庵を編むにつき、半ば無宿の無頼者であってみれば地域の総代会などでの反対に会い、死体になった時には引き取り手があるのか、まで問い詰められた・・・・、艱難の連続。
あえて荊の道筋を歩む人生とは何なのか?
破滅型の放浪癖のある人間の心情は判らないままでありますが、山頭火の才能に惚れ<尽くし尽くす>パトロンの人生もまた凄まじい。計画性など皆無の山頭火が旅先から発信するカネ無心のハガキに、<無抵抗?>に送金するパトロン。読んでいて山頭火の<意地汚なさ>に吐き気さえ憶えましたが、息子が長じてからは、その息子にも頼る生き方とは何なのか?薄給の息子からのナケナシの送金も数日の酒代にしてしまう神経とは。飲み方も徹底した泥酔だったらしいから、何と言うヒトなんだ・・・・、と読書途中で何度も腹を立てたものでした。
また熊本の別れた妻のもとにも、何度となく転がり込む始末でその破滅型人格には辟易しました。
しかし、それでも全人生を賭けた天才の生き様には、教えられること大なるものがある読後でありましたね。
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プロフィール
HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
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