この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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当方が異動の時に、デスクにお酒の箱とおぼしき物を置いて、顔を
背け小走りに逃げるように部屋を出て行ったパートのおばさん。
商品管理の部署で、伝票整理をするのが通常の仕事でしたが、店舗の
大きな売出しに向けて、他店から臨時レジの借り出しの折に手伝って
貰ったアルバイトの大学生。
筑波山の麓の道を走りながら、万葉集の話をしてあげたら、大分話に
乗って聴いてくれた物静かで好奇心いっぱいの子でした。
「クロダさんが、南京に来る時には歓迎しますよ・・・。」そうも
言ってくれたっけ。
前の小走りのおばさんは、まるで、青春ドラマの1シーンみたい
でしたよ・・・・。
アタクシが舟木一夫で、そのおばさんが本間千代子、ミタイナ!?
中国では、学校の先生をしていたとかのパートさんでしたが、
当方が新潟に移った後でも年賀状をくれたりして、何年か後には、
息子さんが「慶応義塾大学に合格」した旨、書いてあったことも
ありました。
どんな経緯で、日本に住むことになったのか?旦那さんがつくばの
研究者だったのかも知れませんが、<慶応義塾大学>と書く親心に
なんぼか嬉しかったのだろうと、先進国の異国で「誇らしかった」
そのお気持ちを想像したものでした。(日本人なら慶応と言っても
慶応義塾とまでは言わないと思う。)
ある店舗のテナントさんに勤めるご婦人二人が、店長とトラブルに
なり、ホトホト困ったそこの店長さんが、そのフロアの責任者の
当方に泣きついて来たこともありました。
テナントはよその会社だし、外から見えない作業場内でのことでも
あったから、普段からそういう中国人の方が勤めていたことも知り
ませんでした。
年の頃では、30代後半ぐらいの二人でしたが、聴くには旦那さん
方は大学の先生で来ていて、奥さんがパートに入ったらしい。
(行政書士の今なら、多分その二人は不法就労にあたると想像
出来るが、当時のコチラはサラリーマン。)
話を聴けば定時で退社するはずが、残業を命じられ納得が行かなか
ったようだ。
若い店長で、退社間際の指示でもあったらしい。
日本人だって、ムカッと来る事態だと思うが、日本人はそれを
心に押し殺してシブシブ残業に取り掛かるでしょうね。
ところが中国人は「違った!!」
「ニッポンジン、勝手アルネ!」「働キタイ時、帰レッテ言ウネ・・・。
帰リタイ時、急ニ、残業イウ・・・。ニッポンジン勝手ヨ!!」
大学の先生、ないしは研究者の奥さんであるからして、階層的にも
教育を受けた人たちであったと思われたが、舌鋒鋭く自分達の
主張を真っ向からまくし立てるその勢いには、まあ、ビックリし
ましたね。
尖閣列島問題、北朝鮮、ノーベル賞、靖国、反日教育と猛烈な反日
デモ・・・・・、何なんだアイツら!?
発言力を増した、中国の横暴にイライラさせられます。
そんな昨今の事情に、少し納得させる本が出ました。
■鈴木秀明『中国の言い分 なぜそこまで強気になるのか?』
(廣済堂新書 2011年1月31日第一刷)
著者の鈴木氏は、北京の大学に留学経験のある方で、中国論を語る
のにも、こういう現代中国を知る若い論者に説得力が増しているよ
うに思う。
本書は「領土問題」「自由と人権問題」「経済問題」「政治・外交
問題」と論じてきて、最後の章で「中国人の意識」を語る。
中国人を<同じアジア人と思うべからず>とは、現地で暮らした
結論としては強烈。
清朝以来、列強に苛められて来た歴史から<被害者意識からの言動
が目立つ>、中国四千年というが、<国際社会ではピカピカの新人>,
世界第2の経済大国になった今、<日本の60年代の高度経済成長期
にたとえられるが、実状に近いのは明治維新後の勃興期>だと指摘
している。
うーむ、なら、腹立てちゃイカンのだなー。
ただし、先の残業クレームのパートさんじゃないが、<国民みな
”交渉の達人”>だそうだから、心して懸からねばならないのも
確か。
頭書に書いた店舗にいた頃、腹心の部下は元中国の大学の留学経験者。
日本人と中国人の見分け方を聞いたところ「・・・・髪型です。」と
即答。
レジにも中国からの留学生がいて、バタ臭い黒縁メガネをかけていて、
ひと目で判ったもの。ある時釣銭のクレームか何かで、客に怒られて
いた時、微笑みを絶やさずいて客の怒りに火を点ける結果に・・・。
「何に笑ってんのヨ!!」
いわゆる<アジアンスマイル>というやつ、でした。
今ではあか抜けて、ちょっと見、見分けがつかなくなりましたね。
「互いに引っ越しはできない」(上記鈴木氏同書)のだから、お互い
理解を深める努力しかない。
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背け小走りに逃げるように部屋を出て行ったパートのおばさん。
商品管理の部署で、伝票整理をするのが通常の仕事でしたが、店舗の
大きな売出しに向けて、他店から臨時レジの借り出しの折に手伝って
貰ったアルバイトの大学生。
筑波山の麓の道を走りながら、万葉集の話をしてあげたら、大分話に
乗って聴いてくれた物静かで好奇心いっぱいの子でした。
「クロダさんが、南京に来る時には歓迎しますよ・・・。」そうも
言ってくれたっけ。
前の小走りのおばさんは、まるで、青春ドラマの1シーンみたい
でしたよ・・・・。
アタクシが舟木一夫で、そのおばさんが本間千代子、ミタイナ!?
中国では、学校の先生をしていたとかのパートさんでしたが、
当方が新潟に移った後でも年賀状をくれたりして、何年か後には、
息子さんが「慶応義塾大学に合格」した旨、書いてあったことも
ありました。
どんな経緯で、日本に住むことになったのか?旦那さんがつくばの
研究者だったのかも知れませんが、<慶応義塾大学>と書く親心に
なんぼか嬉しかったのだろうと、先進国の異国で「誇らしかった」
そのお気持ちを想像したものでした。(日本人なら慶応と言っても
慶応義塾とまでは言わないと思う。)
ある店舗のテナントさんに勤めるご婦人二人が、店長とトラブルに
なり、ホトホト困ったそこの店長さんが、そのフロアの責任者の
当方に泣きついて来たこともありました。
テナントはよその会社だし、外から見えない作業場内でのことでも
あったから、普段からそういう中国人の方が勤めていたことも知り
ませんでした。
年の頃では、30代後半ぐらいの二人でしたが、聴くには旦那さん
方は大学の先生で来ていて、奥さんがパートに入ったらしい。
(行政書士の今なら、多分その二人は不法就労にあたると想像
出来るが、当時のコチラはサラリーマン。)
話を聴けば定時で退社するはずが、残業を命じられ納得が行かなか
ったようだ。
若い店長で、退社間際の指示でもあったらしい。
日本人だって、ムカッと来る事態だと思うが、日本人はそれを
心に押し殺してシブシブ残業に取り掛かるでしょうね。
ところが中国人は「違った!!」
「ニッポンジン、勝手アルネ!」「働キタイ時、帰レッテ言ウネ・・・。
帰リタイ時、急ニ、残業イウ・・・。ニッポンジン勝手ヨ!!」
大学の先生、ないしは研究者の奥さんであるからして、階層的にも
教育を受けた人たちであったと思われたが、舌鋒鋭く自分達の
主張を真っ向からまくし立てるその勢いには、まあ、ビックリし
ましたね。
尖閣列島問題、北朝鮮、ノーベル賞、靖国、反日教育と猛烈な反日
デモ・・・・・、何なんだアイツら!?
発言力を増した、中国の横暴にイライラさせられます。
そんな昨今の事情に、少し納得させる本が出ました。
■鈴木秀明『中国の言い分 なぜそこまで強気になるのか?』
(廣済堂新書 2011年1月31日第一刷)
著者の鈴木氏は、北京の大学に留学経験のある方で、中国論を語る
のにも、こういう現代中国を知る若い論者に説得力が増しているよ
うに思う。
本書は「領土問題」「自由と人権問題」「経済問題」「政治・外交
問題」と論じてきて、最後の章で「中国人の意識」を語る。
中国人を<同じアジア人と思うべからず>とは、現地で暮らした
結論としては強烈。
清朝以来、列強に苛められて来た歴史から<被害者意識からの言動
が目立つ>、中国四千年というが、<国際社会ではピカピカの新人>,
世界第2の経済大国になった今、<日本の60年代の高度経済成長期
にたとえられるが、実状に近いのは明治維新後の勃興期>だと指摘
している。
うーむ、なら、腹立てちゃイカンのだなー。
ただし、先の残業クレームのパートさんじゃないが、<国民みな
”交渉の達人”>だそうだから、心して懸からねばならないのも
確か。
頭書に書いた店舗にいた頃、腹心の部下は元中国の大学の留学経験者。
日本人と中国人の見分け方を聞いたところ「・・・・髪型です。」と
即答。
レジにも中国からの留学生がいて、バタ臭い黒縁メガネをかけていて、
ひと目で判ったもの。ある時釣銭のクレームか何かで、客に怒られて
いた時、微笑みを絶やさずいて客の怒りに火を点ける結果に・・・。
「何に笑ってんのヨ!!」
いわゆる<アジアンスマイル>というやつ、でした。
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HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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