この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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昨日の「おくりびと」アカデミー賞受賞日本初、を受けて、今朝の
新聞がどう報じたのか?
いやはや、読売のハシャギ過ぎのような紙面には、十分堪能させて
いただきました。
一面トップは勿論、社会面で監督・出演者のハリウッドでの喜びの
声、社説面、解説面で選考までの経緯などたっぷり。今日の「顔」欄
も滝田洋二郎監督、あげくには文化欄でも上田紀行・東京工業大学准
教授の『「おくりびと」アカデミー賞』なるエッセー掲載と来た。
下馬評では、イスラエル作品「戦場でワルツを」の方が圧倒的に評価
が高かったと言いますが、ダメ元で準備していた読売の<勝ち!>で
した。
あっ、漏れましたが、読売ではコラム欄の<編集手帳>でも、この
話題でした、当然。
うむ、日本初の快挙でありますからね、関係者の親戚でもないのに、
まさか全部の新聞は買いませんでしたけれど、朝日と、スポニチは
買ってみました。
サンスポは一面、イチローのアップ写真でありましたから、よってパス!
今朝はスポーツ紙だって、オスカーでなきゃ日本の新聞じゃないっす。
スポニチは一面、オスカーを持つ滝田監督、真ん中に本木・右手に
広末の3人揃い踏みのドアップ写真!!
これっすヨ!!
映画賞狙いの小難しい作品ではなく、エンターテインメントの商業
映画作りからの受賞が、非常に好ましい。
滝田監督の成人映画出身という、苦節ウン年の下積みからの大輪が
またウルウルするトコ。
今朝のワイドショーに出ていた、俳優の風間杜夫さんだって日活ロマン
ポルノに無名で出ていたし、あの小林薫さんも何か出ていましたね。
周防正行監督もピンク出身だったそう。
当方も成人映画観客出身ですが、まだ目が出ていませんねーー。
さて、今日の読売「編集手帳」朝日「天声人語」をリンクしておきま
しょう。
●2009年2月24日付読売新聞「編集手帳」欄
●2009年2月24日付朝日新聞「天声人語」欄
天声人語は、同じオスカーに輝いた短編アニメーション賞受賞「つみき
のいえ」と絡ませて「人が生きて紡ぐかけがえのないものへの、
深いまなざしを見る」と受賞の総括を結んでいました。
一方編集手帳は、先日のバラバラ殺人の東京地裁・無期懲役判決と
絡ませ、映画の<いたわり>との対比を浮き立たせました。
骨の臭いを消すため、鍋で煮たという”悪魔”の所業に、裁判官の
「殺すまでの残酷さ」は、目隠しして一撃で首を刺したのであるから、
<恐怖感は与えていない・・・・><よって、死刑までの残酷さで
はない・・・・>とは、読売で言うように「法理論はともかく」生き
とし生きる我ら庶民感覚と雲泥の乖離があるのではないか?
息をして、懸命に生き、やがて死を迎えた死者にさえも「送る」場と
して、納棺師が最後の儀式を執り行なう。
家族、親類縁者が見守る中、本木の所作、静謐な時間の中で、衣擦れ
の音だけが時おり・・・。
欧米人にも解かった「人としての尊厳」を守る儀式、なのにこれを知って
もらうべき<番人>がどこか変なニッポン。裁判員制度の導入などを通じて
「人としての尊厳」が守られる国にならなければなりませんね。
●人気ブログランキング へ
ランキングに参加しています。クリックよろしくお願い致します。
読売新聞文化欄のエッセー、上田紀行氏を人選するところなど、
タイムリーでシブイ目配りが効いていました。
当方の書棚から同氏の著書を引っ張り出しますと・・・
■上田紀行『がんばれ仏教!お寺ルネサンスの時代』NHKブックス
■上田紀行『覚醒のネットワーク』講談社+α文庫
同氏はその他著書多数。
新聞がどう報じたのか?
いやはや、読売のハシャギ過ぎのような紙面には、十分堪能させて
いただきました。
一面トップは勿論、社会面で監督・出演者のハリウッドでの喜びの
声、社説面、解説面で選考までの経緯などたっぷり。今日の「顔」欄
も滝田洋二郎監督、あげくには文化欄でも上田紀行・東京工業大学准
教授の『「おくりびと」アカデミー賞』なるエッセー掲載と来た。
下馬評では、イスラエル作品「戦場でワルツを」の方が圧倒的に評価
が高かったと言いますが、ダメ元で準備していた読売の<勝ち!>で
した。
あっ、漏れましたが、読売ではコラム欄の<編集手帳>でも、この
話題でした、当然。
うむ、日本初の快挙でありますからね、関係者の親戚でもないのに、
まさか全部の新聞は買いませんでしたけれど、朝日と、スポニチは
買ってみました。
サンスポは一面、イチローのアップ写真でありましたから、よってパス!
今朝はスポーツ紙だって、オスカーでなきゃ日本の新聞じゃないっす。
スポニチは一面、オスカーを持つ滝田監督、真ん中に本木・右手に
広末の3人揃い踏みのドアップ写真!!
これっすヨ!!
映画賞狙いの小難しい作品ではなく、エンターテインメントの商業
映画作りからの受賞が、非常に好ましい。
滝田監督の成人映画出身という、苦節ウン年の下積みからの大輪が
またウルウルするトコ。
今朝のワイドショーに出ていた、俳優の風間杜夫さんだって日活ロマン
ポルノに無名で出ていたし、あの小林薫さんも何か出ていましたね。
周防正行監督もピンク出身だったそう。
当方も成人映画観客出身ですが、まだ目が出ていませんねーー。
さて、今日の読売「編集手帳」朝日「天声人語」をリンクしておきま
しょう。
●2009年2月24日付読売新聞「編集手帳」欄
●2009年2月24日付朝日新聞「天声人語」欄
天声人語は、同じオスカーに輝いた短編アニメーション賞受賞「つみき
のいえ」と絡ませて「人が生きて紡ぐかけがえのないものへの、
深いまなざしを見る」と受賞の総括を結んでいました。
一方編集手帳は、先日のバラバラ殺人の東京地裁・無期懲役判決と
絡ませ、映画の<いたわり>との対比を浮き立たせました。
骨の臭いを消すため、鍋で煮たという”悪魔”の所業に、裁判官の
「殺すまでの残酷さ」は、目隠しして一撃で首を刺したのであるから、
<恐怖感は与えていない・・・・><よって、死刑までの残酷さで
はない・・・・>とは、読売で言うように「法理論はともかく」生き
とし生きる我ら庶民感覚と雲泥の乖離があるのではないか?
息をして、懸命に生き、やがて死を迎えた死者にさえも「送る」場と
して、納棺師が最後の儀式を執り行なう。
家族、親類縁者が見守る中、本木の所作、静謐な時間の中で、衣擦れ
の音だけが時おり・・・。
欧米人にも解かった「人としての尊厳」を守る儀式、なのにこれを知って
もらうべき<番人>がどこか変なニッポン。裁判員制度の導入などを通じて
「人としての尊厳」が守られる国にならなければなりませんね。
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読売新聞文化欄のエッセー、上田紀行氏を人選するところなど、
タイムリーでシブイ目配りが効いていました。
当方の書棚から同氏の著書を引っ張り出しますと・・・
■上田紀行『がんばれ仏教!お寺ルネサンスの時代』NHKブックス
■上田紀行『覚醒のネットワーク』講談社+α文庫
同氏はその他著書多数。
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HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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