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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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ブログ更新をサボリまくっていたら、間が10日も開いてしま
った。

晩夏の10日というのは、なかなかに微妙な時間で、まだまだ
暑いとは言え、暗くなる時間が日増しに早くなり、夕方にはも
う次の季節が訪れつつあることがいやが上にも判る。
10日も書かないことというのは、春秋とは異なる時間感覚か
ら、自責の念にも囚われるものだ。


今年も熱中症での患者が全国で2万4人を超えるという、ハ
ンパない異常事態の夏であったのだが、今日あたりの涼しさの
中では<あの暑さ>とは一体何だったのか?
のど元過ぎてみれば、ふと、安堵の反面、考え込んでしまう。



去年だったか、一昨年だったか忘れたが、異常な暑さの中、熱
中症での行き倒れ遭難を警戒して、ひと夏散歩を控えたことが
あった。

しかし、今年は、自らの齢を考えると、やはり運動をしないこ
とでのリバウンドをマジ考えるようになったからだろうが、散歩
の重要性が<差し迫って>感じられ、取り憑かれたように散歩
をした夏だった。

このひと月ほどは、夕方雷雨に見舞われた日以外は25日間も
歩き、行かなかった日は5日だけだ。散歩日率(そんなのある?)
は実に8割3分3厘にものぼる。


数年前の”遭難”警戒での散歩『全面休止』とは、なんとアホだった
ことか?
そりゃ、今年だって最高気温を記録する時刻なら確実に熱中症に罹
ったと思われるが、夕方、日暮前の八反山の水田地帯は、気持ちの
良い風が吹き抜けて、ご機嫌な散歩タイムであった。


ただ、家人が言うには「真っ平な道を歩いてるだけでは、あんまり
意味はない」と。ナヌ???そんなコトはない、とムキにもなった
のだが、少し考え直して5日ほど前から、コースを変えてみた。

近所の高校のグランド脇から山道に入り、込入った団地を抜けると
神社前に出る。そこで鳥居をくぐり、70段ほどの参道の石段を登り
かしわ手を打ってから同じくその石段を下る。昔の青春ドラマなら
うさぎ跳びで上り下りする場面だが、おっちゃんは誰にも看取られず
天国往きになってしまうから、ここはやはり、徒歩での上り下りに
徹する。
一度北山公園へ向かう道路に出るが、ちょっと行ってから高校の正門
前に向かう道へと右に折れる。
この道が、なかなかの食わせ者でダラダラと緩いながらも登り坂が延々
と続く。ここも、「青春とはなんだ!!」のドラマならうさぎ跳びで
進むところだろうが、おっちゃんなものでヒタスラ徒歩で進む。

足が怠く、息があがり、途中で一休みしたくなるのだが、苦労クの字を
背中に書いてハアハア言いながら、登る。

家人曰く、「負荷を懸けなければ・・・。」確かに散歩とは言え、負荷を
掛けなければ、あまり意味はないかもしれない。
それが、このコースを変えたことで、よ~~く分かった。



そんな矢先、今日の新聞(読売)で、散歩も散歩でも「インターバル速歩」
というアンチエイジングな散歩の仕方を知った。

信州大学大学院の能勢博教授が提唱し長野県を中心に実践啓蒙をされている
ウォーキング理論なのだが、マスコミでも話題になっていて、海外でも評価
する声が高いという方法論だ。

ネットで俄か学習してしまったが、早速今日はその方式で散歩を試みて来た。
『「ゆっくり歩き」と「さっさか歩き」を3分間交互に繰り返すウォーキング
法』(NPO法人熟年体育大学リサーチセンターHPより)

■カギは「インターバル速歩」と運動直後の「ミルク」。
今日からできる老化防止策
(sportiva/集英社 2013.03.25)


(ネットには、あまた関連の情報がアップされているが、当方にはこれが判り
やすい記事だったもので、少々アップ時期は古いがあえてこれを選んでみた。
ご興味の向きには、それぞれにネットで検索してみて下さい。)



腕時計をしていると、汗で皮ベルトがビショビショになるもので、時計をポケット
に入れて歩くと「速足」「ゆっくり歩き」交互の3分間が掴み難かった。
小さなキッチンタイマーを探してみようか、と思った今日だった。



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今朝は、久方ぶりに安堵の気持ちで起きられた。


ここのところ、起きた拍子に明らかに猛暑の一日が分かる朝だ
ったから、ホント「心安らかに起きた・・・」はオーバーな表現
でも何でもない。

明日には、団地内の公園の清掃予定があり、2,3日前には「遭難
者」が出そうな陽気が心配されたが、今日の天気からして、ちと安
心。



ひところは、盛夏だというのに、朝から(あまりの暑さで)セミ
一匹鳴かない日もあったのだが、今日あたりは、ミンミン、アブ
ラゼミ、ツクツクボウシと一斉に鳴いて、ごった煮状態だ。

それに加え、先ほどなど、「聞いたこともない」セミの声も混じ
って、すわっ、クマゼミでもないし何だろ?新種のセミ???と
一瞬耳を欹てたのだが、よ~く聴いてみたら、カンナではないが
何やら電気工具の音だった。

気持ち涼しくなったら、何処かのジッとしていられない高齢者が
蠢き始めたらしい。


さて、セミのこと。

昔は、セミの種類によって、活動時期が微妙に異なっていたものだ。
夏休みに入る前後、最初に鳴き始めたのはニイニイゼミだった。
1学期の終業式の校庭で、シーズン初鳴きを聴いたのがこのセミ。

夏休みに入れば、ミンミンゼミが夏本番を高らかに宣言し、夕方に
なればヒグラシの声が、涼を誘った。

8月に入った頃に、ジリジリとした日射とともに、これまた暑さを
誘うアブラゼミの声が、いやが上にも盛夏を教えてくれた。
そして朝晩に秋の訪れを感じる8月半ばも過ぎる頃、ツクツクボウ
シが夏休みも残り少なくなったヨ、「惜ォ~しい、つくづく。惜ォ
~しいつくづく。」

それが、ここ最近では、このセミの活動の微妙なズレが無くなり、
クソもミソも一緒のゴッタ煮状態なのだ。
どうしたものだろうナ!?

●昔:ニイニイゼミ→(夕方・早朝ヒグラシ)→ミンミンゼミ→アブラ
ゼミ→ツクツクボウシ
●今:ニイニイゼミ→(夕方・早朝ヒグラシ)→アブラゼミ→ミンミン
ゼミ・アブラゼミ・ツクツクボウシ【出現一緒/ごちゃまぜ】

まあ、風情も何も無くなりつつある人間社会同様、自然界そのものの
歯車も狂い始めて来ている兆候なのかも知れないな。



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暦の上でも何でも、「秋」という字を見ただけでもほっとする。

●新潟日報コラム 「日報抄」 2015年08月08日付

今日も暑い日だった。
笠間市の最高気温は37.0度を記録。


さて、先ほどNHKの「ニュースウオッチ9」を観ていたら、
広島、長崎への原爆投下の日を知っている人が、全国レベルで
は29.3%という結果が出たそうだ。(NHK世論調査)
広島や長崎の市民でさえもが、約68.5%の回答だったそう。

原爆忌からはや70年を迎えた今年、無理からぬことと言って
しまってイイはずがないと思う・・・・。



昨日、今日の読売新聞の詩歌歳時記欄『四季 長谷川櫂・選』は、
広島の被爆体験者の和歌及び句を選んでいた。

5日(水)は、『昭和万葉集』所収の和歌。
「大き骨は先生ならむそのそばに小さきあたまの骨あつまれり」
                      (正田篠枝)

そして今日6日(木)の欄は、公募で俳句を集めたという『句集
 広島』から引いたという句だった。
「炎天下筏となりて屍往く」  (伊藤ひろ江)

原爆ドームのほとりを流れる大田川には、火傷を負い死線を彷徨う
人々が、末期の水を求めて飛び込み、その数累々と夥しいものであ
ったという。



今日の新潟日報コラム『日報抄』も広島原爆忌にまつわるエピソード
を載せているが、これにも身につまされた。
今では「戦争を知らない世代」が、国民の大半を占める時代になって
来ているが、戦争や原爆の悲惨を二度と繰り返さないために、繰り返し
語り継ぎ、尊い教訓として共有してゆかねばならないと思うのだ。

●新潟日報コラム『日報抄』 2015年8月6日付

以前にも拙ブログでご紹介したことがあったが、広島原爆被害の翌朝の
全国各紙が<新型爆弾投下>としか書けなかった時に、新潟日報だけが
「原子爆弾投下」と活字化した唯一の新聞だったそうだ。



話は逸れたが、原爆での犠牲者は広島市で約14万人、長崎市で約7万4
千人という。
記録としての数とはこう数えられるのが、人々のそれぞれにかけがえのない
人生であったものが、マスとして記録されるだけでいいわけがない。

だいぶん前になるのだが、広島へ出張した折に、原爆ドーム、平和記念公園、
広島原爆資料館を訪れたことがあった。

その時驚いたのは、これら定番の重要施設だけではなくて、タクシーに乗って
運転手さんと話をすれば、親御さんやご兄弟が原爆で亡くなっていると言い、
夜に広島焼きの店に入れば、やはり身内の何人もが原爆の犠牲になっていると
いう話に行き着いたことだった。
約14万人と一括りのマスではなくて、市内の広範囲に渡って1発の原子爆弾
が爆発したことにより破壊の限りを尽くし、等しく市民生活を破壊した現実な
のであった。


今日8月6日が今終わろうとしているが、9日には長崎原爆忌が訪れる。
そして来年には広島原爆忌、長崎原爆忌の71年目のそれが訪れる。
決して70年前の事実を忘れることなく、後世へ伝えて行く責務を私たちは負って
いることを忘れないようにしたい。

今まで積み重なって来た貴重な記録に触れる機会を見逃さないことと同時に、
広島や長崎への旅も是非ともとお勧めしたい。




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今日は新聞で知った、インターネットの無料閲覧が出来るという漫画「原爆
に遭った少女の話」を読んでみた。
閲覧回数が50万件という漫画で、絵の出来も質が高いイイ漫画だった。

ただ、それを閲覧したことで、当方のネット環境の調子が悪くなって、困った
ことになってしまった。

怪しいサイトとかではないし、繰り返すがストーリー的にも真面目なもので、
立派な広島原爆被害の記録性も有している。
しかも、漫画としての絵の完成度も高く評価してイイものだったのだが、パソコン
スキルが高くない方には、要注意。


当方は、近いウチに家電ショップのパソコンコーナーへ持ち込み修復を考えざる
得なくなった。

漫画「原爆に遭った少女の話」の評価を下げるようなコトではなくて、パソコン
に弱いおっさんに限定の話なので、そこだけお断りしておきたい。

東京都心で猛暑日が6日連続を記録し、今までの最長記録4日
を更新したとのニュースだが、ここ笠間でだって6日連続の猛
暑日だ。
7日まで猛暑日の予報というから、聞いただけでもうゲンナリ。



今日午後には、エアコンを駆けていても思ったように温度が下が
らないことにイラついて、急遽、エアコンのフィルターを外して
大掃除をしてしまった。

猛暑日の連続だから(冷房が)効かないのか?エアコンが目詰まり
していて効かないのか?ま、自分のズボラにも心当たりがあったも
ので、エアコンちゃんのメンテからしてみた。


「効き目」はどんなものか?と散歩に出掛けるにもエアコンのスイ
ッチを切らずに出て、帰ってブログを書き始めたら、お部屋キンキン
に冷え出して、お掃除効果抜群。
ホッホッホッ、24度を切ったもんね!?

凍えそうになったもので、慌ててエアコンのスイッチOFF!!



それにしてもこの暑さだから、普段は警戒心の強いスズメも、朝晩
水を変えてやっている庭の小鉢目掛けて一直線に飛行し、コチラが
観ているのも構わず、必死こいて水を飲んでいるのを見ると、ちょ
っとウレシイ。

おとといだかは、もう暗くなった頃に小鉢を覗くと、黒いシルエット
の小さな物体が小鉢の中に。
目を凝らすと、アマガエルだった。

庭の流しの蛇口は、小鉢に水を入れたり、庭木の水遣りのバケツに水
を汲むのに使うから、一時は大分水が流れ、日照りで乾くまではヒタ
ヒタと水が毀れている。
そこで、今年生まれたらしい、5センチほどの小さなカナヘビに出合っ
た。

♪ボクらは皆んな、生きている・・・・。
猛暑の中、しみじみ、あらためて生き物たちの<共通>なことに思い当
たるな。


■しかすがに 土用もなかば すぎしかば
 朝夕しげき かなかなのこゑ       (相馬御風)

(2015年08月03日 新潟日報 「相馬御風」のコーナー)

夕方6時過ぎに、いつもの八反山コースの散歩に出たのだが、道傍の
薄暗い杉林ではヒグラシの声が喧しいぐらいだ。
しかし、この10日ほどでも、日増しに日暮れが早くなっている。

たったこの時期だけのヒグラシの声、味わって味わって通り過ぎる。
暑い一日の暮れに、もう、次の季節の訪れが確実に近づく気配を噛み
締めるひとときだ。



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上記に引いた相馬御風の歌だが、「しかすがに」にハテ?

辞書を引いてみると、『副詞「しか」に、動詞「す」、助詞「がに」
が付いたもの。』だそうで、<そうはいうものの>という意味だと。
手元の三省堂『大辞林 第2版』に。
いやはや、日本語は難しい。 一生勉強だな。

・・・先ほど、何と言うこともなく、ネット記事の見出しを繰っていたら、
偶然に目に留まったのが「満天の星空」という言葉だ。

「満天の星空」・・・・・、か。



もう大分になるが、久しく「満天の星空」など観ていない。

●ポルトガルのカメラマンが捉えた満天の星空の壮大な景色
(2015-07-29 10:00 CRIonline)





子供時代は、社宅が今で言う団地のように集積した場所に住んで
いて、風呂は内風呂でなく、銭湯だった。

その行き帰りに、夜空を見上げれば、どの季節であろうが「満天
の星空」が見えた。

夕方、日没直後の時間帯に出向けば、キラリと光る一番星が見つ
けられたし、夜が深まる時間帯なら、それこそ「満天の星空」が
毀れそうな迫力で迫って来たものだった。



長じて仕事に就く年代にもなると、忙しさにカマケテ、星空を見
上げる余裕も無くなっていたし、いや、それより何より、戦後復興
とともに進んだ大気汚染の影響の方が大きかったのだろう。
「満天の星空」の感覚自体を忘れてしまった。

いつの頃から「満天の星空」が見えなくなってしまったのか?その記憶
も曖昧なのだが、サラリーマン時代の栃木の店舗勤務の頃には、どうせ
単身赴任の身、どこに寝ようが身一つという暮らしだったから、ある時
には、夜も11時前後の頃に、日光いろは坂を登坂して、戦場ヶ原の
光徳牧場そばの駐車場に車を着けたことがあった。


車を降りて、夜空を見上げると、「あっ・・・!?」

そこには、もう忘れて久しかった「満天の星空」があった。


真っ暗闇の暗室の暗幕に、プチプチプチ・・・と無数に針で刺したような
そんな星・星・星・星が迫る感覚に圧倒され、息を呑んだ。
それは、忘れていた記憶に出会った、新鮮な驚きだった。




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なかなか「満天の星空」に出合う・・・・、そんな機会は取れないが、
自分の内面を再度棚卸ししてみる機会は、星空よりは容易かも知れない。

今日はアマゾンから■『人間の分際』曽野綾子(幻冬舎新書)が届いた。

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ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
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福祉住環境コーディネーター
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茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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