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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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 ●「介護しつつ死後の段取り」
 (読売新聞「人生案内」 2009年10月27日付)


回答者のライター・最相葉月さんの名回答、「備えこそ心を強くします」
には、諸手を挙げて賛成。


当方にもこの相談者のような体験があり、ガンで亡くした母の生前、
病院に見舞いつつ、その足でお葬式に向けてお寺探しをしたのだった。

当方の生まれた場所から離れたところに家を建て、母の末期の頃には
家から近い病院へ転院。(母も相部屋から個室に入れて喜んでいた。)

そのため葬式の頃には、果たして遠くなってしまった寺からお坊さん
が来てくれるか?非常な不安があった。



病室の母を訪ねて、その足で「葬式の準備」の段取りとは、自分なが
ら、<人非人>のようで後ろめたかったが、高齢で気力も体力もない
父を病室に残し、あちこち走り回った・・・・。


2月の梅の花咲く頃に入院し、窓外に鯉のぼりが泳ぐ頃に、まさに
医師の言う通りに余命3ヶ月の命を終えた。

当方は、それこそ「葬式」など初体験であったが、準備のかいあって、
ヒト並みのことは出来たと思っている。

それこそ<時間との競争>であったが、『人生案内』の最相葉月氏の
言う「備えこそ心を強くします」は、当方の体験からも、まさに真理と
確信する。



これは、今の業務にも生きていて、眼の前の壁にぶち当たっても
「次の手」を準備する・・・・。これを、モットーにしている。

どちらの味方をするでもない、極力客観的な自賠責請求用の「交通事
故調査報告書」を作っても、相談者から<困った・・・>を打ち明け
られたりするが、もうしょうがない・・・・。
それなら、調停にでも裁判にでも進んでいいように、とりあえず裁判
所を見てきたら、と言ってみたりもする。(弁護士さんを探すか、自分
ひとりでやるかも含めて。)

本当にそうなるかはともかく、「備えこそ心を強くします」
「一手先」を見据え、現場を踏んで置くと、再度当方のところへ
現れた時、一皮むけてたりするのだ。



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 裁判所の傍聴のすすめ、のような本も出てたりするが、おヒマな
 方にはオススメ。当方もよく行きました。

 裁判官1名、事務官1名、原告、被告、合計4名で審理が進むハズ
 なのだが、お邪魔虫の傍聴者のおじさん1名。

 裁判官は<やりにくそう>ですが、裁判の公開は憲法でも保障され
 ていること。
 アタクシは、迷惑そうなのも構わず、結構行きましたヨ。

 「あのオッチャン、また来てる・・・・。」という裁判所側の
 無言の圧力に耐えて。


 ものの本によると、裁判官も傍聴者が<若い女性>やら<女子高生>
 だと、俄然ハリキルみたい、ネ!?

 どっこも『人間社会』ーーー、体験が大事だよね。

 「備えこそ心を強くします」・・・・(最相 葉月)







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 ●関門海峡・護衛艦衝突「難所」事故絶えず 見張りは?勤務は?
  (毎日新聞 2009年10月28日 東京朝刊)



新聞・テレビでご案内だと思いますから詳しく書きませんが、海上で
は互いに<右側・右側航行>が原則のところ、韓国籍コンテナ船が左
に舵を切った、それを指示したのが海上保安庁・関門海峡海上交通セ
ンターで、海保は航空管制のように『指示』ではない、あくまで<参考
意見>程度で、強制力はないんだと・・・・。

まあ、みっともない海保の言い訳、ったらないね。



昨日事故直後には、今となっては軍事評論家江畑謙介さんがいなくなっ
て、電話に出たのが何でか???グンジ評論家田岡俊次氏。

「コンテナ船の右側に当たってますから、護衛艦に責任はなく、コン
テナ船の方に責任がありますネ・・・・・」って。

もう、まるで交通事故の過失割合のノリで、ビックリしちまいました。


「タカ派はバカ派」とおっしゃる田岡氏ですから、グンジ評論家と
しか書けないのですが、かといって当方は「タカ派」なんかじゃない
ですが、それにしても、「ああっー、この場合、護衛艦には責任が
ありません!!」って、護衛艦は、戦闘艦。軍艦ですからね。


コンテナ船は右舷が凹んだだけで、方や、我が護衛艦は10時間も
燃え続け、明け方にやっと鎮火する有り様で、問題なかったでしょ
うか?言い換えるとヨロシカッタデショウカ??



戦闘艦ですからね・・・・。


平時に民間の船と衝突し、10時間も燃え続けた方が<軍艦>

っつたく、ガッカリだね。


観艦式などハリボテ用で、イザとなったらカラッキシ・・・じゃ
なけりゃイイんですけれど。


艦首にはペンキを積んでたそうだが、ホントに国防出来るのかな。



1979年9月進水、1981年3月就役。来年2010年前半には
退役予定の老朽艦だったようですが、2001年テロ特措法による
インド洋への任務、2004年スマトラ沖地震に際しての救援活動
など現代日本の世界貢献の最前線活動も支えて来たらしい。

来年前半の退役となれば、ここで修理はせず「廃車」ならぬ「廃艦」
の運命か。物損事故でもどうせ国民の税金、<全損>扱いだろう。



観艦式という<お祭>直後、しかもロートル艦という「モラル低下」
が事故の底流にないかどうか。

なにせ、平時とは言え民間船にぶつけられ、ヌクヌクと燃えている
軍艦を見せられては、情けないことこの上ない。


シャバとは違い、平時とは言え、いつの間にか早めの「後進」を駆け
てしまい、間一髪衝突を回避。つい本能的にヒョウのように行動して
しまうものなのヨ、とかなんとかうそぶいて欲しかったな。



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奇しくも今日、ネット発注での本を近くの書店で引き取って来た。
  ■江畑謙介『情報と国家ーー収集・分析・評価の落とし穴』
                       講談社現代新書





昨日の裁判は、凄いイベントだったみたいですね。


●不正防止リストバンド整理券・・・なぜだ?4枚ゲットの人
 (2009年10月27日(火)2時41分配信 スポニチ)



昼間のワイドショーなども凄い騒ぎだったようですが、意識して
見なかった。


考えると凄いのなんのって、日本に女優と言われる人は掃いて捨てる
ほどいるだろうに、日本の裁判制度の大転換点を啓蒙する、「裁判員制度」
紹介ドラマの主演女優が、なんと、酒井法子被告だったとは。
発注元の最高裁判所が出費した、制作費8000万円がパアッー!!
(当方は最高裁判所のHPで、この動画が消去される当日を見納めた)

ウィキペディアで<日本の女優総数>を引いてみたら、いやはやアイ
ウエオ順にいるは、いるは・・・・。
しかし、「総数」は出ていませんでした。

当方もヒマじゃないもので、数えてはいませんが、どなたかお時間の
ある方は数えてみて下さい。

●日本の女優一覧 (ウィキペディア)

こんなに女優さんと言われる方はいるのに、記念すべき「裁判員制度」
啓蒙ビデオの主演を酒井法子被告に選んだなんて、なんか<神の手>
の存在を考えるほかない気がして来ますね。



彼女についた弁護士さんもすごい。

公判当日の<深い反省>の意味を込めた黒い服装、職業は「無職」と
言わせ、親同然の芸能プロ副社長の証言には、大粒の涙。
はては、「これからは(どうする)?」と裁判長に訊かれたら、
「介護の仕事かなにかを・・・・・。」

テレビ見ていた全国の介護職の人々からは、猛烈な反発の声が挙った
とも言いますね。


筋書きは、まるでドラマのように進んで行きます・・・・・。



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週末に依頼者さんの訪問があったもので、自賠責の後遺障害認定の
「事前認定」にあたり、<あまり期待しないで・・・・>とクギを
刺して、提出した旨の報告。


同業者の方との話でも、自賠責の払い出しにあたり、保険会社が渋く
なって来ているのをヒシヒシ感じる昨今なもので、過度の期待感を
制することは非常に大事になって来ている。



保険会社の経営環境の厳しさには、上はリーマンショックやら、不況
の底打ちが不確か・・・とか、モロモロあろうが、自動車保険特有な
こととして、若者の「車離れ」も大きな要因として挙げられて久しい。

はては、ネットやらテレビCMで盛んな通販自動車保険の拡大だって
大きな脅威になっている。



保険設計の基本中の基本に、『大数の法則』というのがあるが、生命
保険、損害保険を問わず、保険はこの『大数の法則』による確率論
がベースになっている。


ところが、自動車保険で見てみると、例えば通販の保険では(確たる
証拠を持ち合わせて書く訳ではないので、割り引いて読んで欲しいが。)
楽屋噺によると、この大数の法則によらない募集が横行しているらしい。


話が前後して恐縮だが、『大数の法則』とは、あのサイコロを無作為
に振ると、振る回数が少ないウチは、任意の偶然の目が出るから、
確率は6分の1にはならない。
ところが、千回、1万回、100万回と機械的に振ると、自然と確率
が6分の1になるのだそう。

コインでも厳密に重心バランスのいいコインを投げ、上記のような
回数投げると、間違いなく裏・表の確率は2分の1になるという。

これが『大数の法則』。


さて保険に戻ると、契約者に車の免許を持てる全年代が自然に分布して
いる保険であれば、事故確率論通りの事故が発生する計算であるから、
保険設計は確立論に則った保険商品を作ることが出来る。

ところが、通販系保険は相対で契約する代理店ではなく(代理店は、
友達の息子など何かの関係性で契約することが多かった。かつて
知ったる顧客との契約が多数。)、CMなどを通じて匿名性の大きい
顧客との契約であるから、過去の事故歴、年齢、職業などで、事故確率
の高そうな層をあらかじめ分別し、ハジいているらしい。
囲い込みは30代、40代の(大手?)サラリーマン層を重点顧客
としてチョイスし、事故を起こしそうな「層」を外したりしている
と言うのだ。


もしそれが本当なら、通販をいいことに、完全に大数の法則を無視した
"イカサマ”だろう。
よって、契約を外れた層は、従来の保険に入るほかないから、従来の
保険もまた、大数の法則からは歪な分布状況になる。

事故の発生確率が高くなり、事故補償の本来の役目を見失い、従来の
保険会社は自己防衛的に支払いが渋くなったりしてしまう。


相互扶助の思想から発展してきた保険であるが、著しい社会変化の
なか、改善の方向ならまだしも、改悪やら後退、しまいにはまさかの
時のツッカエ棒の役目が果たせなくなっては、と危惧するものだ。


●「活字離れ」「車離れ」等「若者の?離れ」がブーム
 (2009年10月26日 11時7分 アメーバニュース)

●大数の法則


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●BS20周年ベストセレクション(2009年10月24日21時~)
 「アジアに生きる子どもたち 学校にいきたい」


もともとは2003年の作品という。
中国・黄土高原に生きる、小学校6年生の丁寧さんという女の子の、
小学校卒業から中学へいきたいがどうなるか?この一生を決めてしま
うかも知れない、短いが重大な瞬間を追ったドキュメント。


昨夜も含めて3回も見てしまいました。

向学心と、年老いた両親にはどうしようも出来ない家計問題。それ
が判る利発な少女の葛藤・・・・・・。
何度見てもやり切れないものがあった。


内モンゴル出身という番組ディレクターが、家族の了解を得て撮影
に入るまでの苦労も披瀝されていたが、厳然とある世界の貧困を
ヌクヌクとした日本に知らしめた労作の意義は深い。


 
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日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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