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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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今月はお盆月のため、日頃お世話になっている方には、9月に入ったら
地元の農産物を送ろうと思っている。

ま、毎年のことなのですがね。


ところが、先日同業者さんとの話の中で、その日福島まで行って来た
という彼が、福島の磐越道のパーキングエリアで美味しそうな桃を
見たのはイイが、やっぱり買わずに来たというのを聴いてチト心穏やか
で無くなったのでした。

「やっぱ、(放射能が)心配だものね・・・。」


そうか、そう考えるのか・・・・。


東日本大震災の被災者のこと、それから原発の風評被害のことだって
それなりに「寄添って」考えられるその人でも、一皮剥けばそういう
本音が漏れる。




で、心配になりまして・・・。

行ってきましたヨ!?


巨峰ぶどうの産直売りの農園までね。


結構太っ腹な経営で、味見OK,おまけも弾んでくれるご機嫌な農園
なもので、毎年伺っているのですが、
今年は状況が違うものね。



一昨日から今年の営業を始めたとのことですが、行った時は、客は
誰もいなかったもので、聞いてみました。



そうしたら、オヨヨ。

出てきましたね、例のヤツが!



そう、線量計です!!



「ゼッタイ聞かれると思って、用意しました・・・・。」


まったくの農家のオバチャンが(まさに、トコロさんの番組に登場
する「第一村人」そのもののオバチャン、デス!!)ま、イメージ
とはそぐわない新品の「線量計」をサッと取り出すに及んで、わたしゃ
安心もしましたが、それより何より、ヤナ渡世だな、とビックリ超えた
のも事実でありました。


●線量計 (ウィキペディアより)





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NHKで8月9日(火)に放送された「ふたり・宮崎駿×吾朗」が
面白かった。
アニメーション映画の巨匠・宮崎駿とその息子のアニメーション映画
監督・宮崎吾朗の親子の300日を追ったドキュメント。


巨匠と言われるまでに昇り詰めた父親と、育つ過程でいつもながら、
「宮崎駿の息子」と接頭語のようにつけられて育った息子。

クリエィティブな世界で評判が高まるほどに、実生活では父は<家庭>
とは縁遠くなり、一方疎外されて行く家族たち・・・・。

息子は父親なしに母子家庭の中で育ち、公園設計という別世界を経て、
遠回りしながらも父の反対をおして、今や奇しくも父と同じ道を歩む
ことになった。


カメラは、息苦しいほどの創造の現場に密着し、父親と息子との確執
と、作品という同じ<結晶>の結実するゴールまでを追う。
息子は、厳しい父親の目指す水準の結晶を手中に出来たのか?


作品は、この夏公開が成ったスタジオジブリ制作『コクリコ坂から』。


制作は難航し、公開延期の危機さえ訪れた。
そして、制作の山場を襲った「東日本大震災」

プロデューサー鈴木俊夫、監督宮崎吾朗らスタッフたちは、地震直後
交通事情の混乱、計画停電の影響などを考慮し、制作現場に2日間の
休業を決断する。


だが、それを聴いた宮崎駿の猛烈な反対の檄。

誰しもが、それでなくとも遅れている製作スケジュールは痛いほど
判っていた。2日間の休業が及ぼす致命的な結果も。
それにしても大震災が・・・・・・。


宮崎駿の檄は「こういう時だからこそ、絶対に映画を完成させねば
ならないんだっ!!」

「被災地で自衛隊、消防隊、職員のみなさんが頑張っている・・・・!」

「われわれは、このアニメの現場で頑張るんだ!!」


そして、宮崎駿はメガネを取り、ヒゲでもじゃもじゃの目頭を拭った。


●NHK 夏の特集番組 夏ナビ(2011年8月9日(火)放送



昨日は、この映画の16時55分からの上映を目指して車を走らせ
交通事故に遭ってしまった。

相手さんは「何かご用があったんでしょうに。申し訳ありません。」と
言ってくれた。

でも、まさか、「映画館」とも言えないものね、「・・・・。」結局
黙っていた。


●映画「コクリコ坂から」公式サイト

しかし、当方のような自由業の場合、感性を干からびさせないために
は、このような時間も必須なのだと思っている。

時代と併走するというのか、クリエイティブなプロセスを追体験すると
いうのか?


映画の筋とか、内容のことは後で見る方に迷惑となるので書きませんが
出来はあまりイイとは思いませんでした。

夏休み公開を目指した作品とはいえ、子供向きとは思えませんし、
ファンタジィーでもメルヘンでもなく、アニメ版3丁目の夕日という
感じでしょうか。

今年68歳になられたという、宮崎駿さんのノスタルジーがいっぱい
という感じで、年齢という限界点が見えた、という印象を受けた。


企画・脚本の宮崎駿自身が劇場用パンフレットの中の『企画のための
覚書「コクリコ坂から」について 「港の見える丘」』に書いている
ように、かつての作品「耳をすませば」に似ている作品なのだが、
「耳をすませば」の方が、同じ淡い恋を描いていてもメルヘンの香り
漂う作品としての昇華の度合いが高かったように思う。

さて、この氏の覚書を読んで初めて、周辺人物やら暮らしぶりが解かる
のだが、映画だけでは、自宅内での人物構成がわかりにくかった。


  「コクリコ坂から」は、人を恋うる心を初々しく描くもので
 ある。少女も少年達も純潔にまっすぐでなければならぬ。異性へ
 の憧れと尊敬を失ってはならない。出生の秘密にもたじろがず
 自分達の力で切りぬけねばならない。それをてらわずに描きた
 い。
 (宮崎駿『企画のための覚書「コクリコ坂から」について 
   「港の見える丘』 より抜粋)
 


1963年当時の早熟で高尚な学園生活といい、非常に大時代的な
描写やらコンセプトは、映画青年的ノスタルジーとも思えなくもない。

これだけ現実世界と遊離し始めると、才能の老化を疑わざるを得なか
ったが、宮崎ファンとしては新作が鑑賞できる幸せを噛み締めるべ
きなのかも知れない。
(監督はあくまでも息子の宮崎吾朗であり、よって作品はその息子の
ものであるのだが、企画・脚本が宮崎駿であってみれば、宮崎作品
と思うほかない。)


若い監督は、時代背景、もろもろの当時の風景の再現のいちいちを、
丁寧に忠実に再現している手腕など非凡さも見出せるが、ストーリー
的には、古めかしくなってしまって巨匠のスクリプトををなぞったも
ので終ってしまったとしか思えないのだ。




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 今日は長々とスミマセンでした。

 しかし、総じては、この殺伐とした虚無的ともいっていいような
 世相のなか、この映画が一服の清涼剤であることは確かであるし、
 なにより、時代の流れに背く唯一の「良心」のようにも思える。

 今を生きる全ての方々に観ていただきたい映画だ。



 息子である宮崎吾朗監督は、信州大学農学部森林工学科卒業と。
 何を隠そう、当方が高校3年時進路ブックで、何気に進学を
 夢見た学科であった。
 深い意味もなく<信州><森林工学>のキーワードに反応した
 だけなのであったが、受かりもしないうちに、オヤジの猛反対に
 会い断念したのであった。
 笑っちゃうのだが、ウチにも父親・息子の軋轢が存在し、「信州
 大学農学部森林工学科」久々に見たこの活字の並びに感慨を憶えた
 ものである。うちでは、もうそのオヤジもいない。
 

昨日のブログは「交通事故のこと」と題して、十分気を付けましょう
なんて書きましたが、おととととと、そんなこと言った翌日に、当の
私目が交通事故!!

シャレにも何んにもなりません、まったくっ!?


今朝は、ある業務を終え、朝9時過ぎに帰宅。それからグズグズと
朝めしを摂って、14時過ぎまで一眠り。
中途半端な日になったため、懸案の事項を片づけるため(明日は朝
から仕事キッチリ!と思ったため、出来るだけ今日のうちに片づけて
置きたかった・・・。)夕方前にでかけることに。

いやはや、くそ暑い日で(笠間でも36.9℃)そのことでも<片づけ>
は好都合だったのですが。


予定時刻の16時55分を目掛けて車を走らせましたら、前方15台
ほどの車が動かない。
「何しとんのヨ!」

ほどなく、はるか前方で道路工事のため、片側通行なのを知る。
「参ったなあーーーー。」
そう思いつつ、直前の車の後に停止と思った矢先、
ワタクシの車にド、ドッスンと結構大きな衝撃音。

「あっちゃァ~~、やられたァーーーーーー。」



それからは、空き地を探して後続車について来てもらい、それぞれに、
保険会社に連絡、相手さんは警察への連絡も・・・・。


次に相手さん、近づいてきて、やおら「お名前と住所、それから
保険会社を教えて下さい。」ときた。

アタクシ、つい、ブッチン!!

「人にもの聞く前に、まずは自分が名乗るんじゃあないの!?ふつー???」


ダボシャツも着ていなかったし、首からお守りも提げていなかったし、語尾の
最後に「・・・・ア~~ン?」とも言わなかったのですが、「スミマセン・・・・・。
動転していたもので・・・・。」と謝るもので、ま、許すことに。


しっかし、これで、予定が大狂いじゃないですか。
プンプン。


うーむ、今日の予定のところを格調高く書くハズが、もうここまででグダグダ書きす
ぎてしまいましたので、とほほ、また明日のココロなのだっ!!




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●さよならの夏 森山良子 (YouTubeより)

数日前に、水戸市内で大きな交通事故が起きていますが、この交通事故
に限らず、痛ましい事故の連鎖は収まることを知りません。

●車4台が絡む玉突き事故、3人死亡 茨城
(日本テレビ系(NNN)8月7日(日)8時27分配信)



交通事故発生件数そのものは減少傾向にあるのですが、中でも際立って
いるのが、高齢者が絡む交通事故。事件記事ではそれこそ毎日高齢者
が報道されています。

高齢者の歩行者、自転車には、特に気を付けたいものです。


業務がらみで、交通事故の新聞記事を整理しているのですが、
毎日、毎日、判で押したように<高齢者>が出てきますと、気も
重くなってきます。

事故概要を短く伝える、いわゆる3面記事の向こうにどんな人生が
あり、被害者はもちろんですが、加害者の今後の人生にもふと、考え
させられるのです。


73歳の男性がはねられ重傷。加害者は「農業」の男性で、軽トラック
を運転していての事故。それにしても、目を凝らして見るとこの男性、
年齢が96歳という。

なにが悔しくてこんなお年まで「農業」をしているのか?
<庭いじり>ならまだしも、「農業」という職業の現役???
人は個体差もありますから、他人がどうこう言う資格はないのですが、
日本人の一般的イメージでは、シュワちゃん然としたご老人とは
到底思えないのですが・・・・。

そんなで、結局は人を傷つける結果に。



またある記事では、身体のご不自由なご主人を車イスに乗せて散歩
していた80歳の奥さん。コンビニ前に通りかかったところで、コンビ
ニから出て来た車にはねられ、お気の毒に死亡。

身体のご不自由なご主人(81歳)が、ひとり残されてしまいました。


デイサービスから長女(63歳)に送られて帰ったおばあさん(89歳)
が庭先で、車にはねられ脳挫傷で死亡。
嫁に行き別居していた娘さんにデイサービスの送迎をされて、今度は、
娘が薬を取りに出て、薬局から再度自宅に戻って来たこの娘さんの
乗用車にはねられたのでした。

おばあさん宅(娘さんの実家)に道路から進入する際、庭にいた母親
に気付くのが遅れたのが原因らしい。

何とも痛ましい事故です。
孝行娘さんは、どんなお気持ちで葬式をされたのでしょうか。

デイサービスから帰って、サッサと家に入ればこんなことにはならな
かったのですが、田舎の屋敷周りは広いから、それから年寄りは
細々した雑草の類が気になるもので、それでなくとも小さい身体が
屈んでいたもので余計に小さく目につかなかったのでしょうね。


ひとごとながら、悲しい事実を突きつけられます。


車を運転するに当たっては、注意の上にも注意をしたいものです。





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8月5日(金)付の毎日新聞「質問なるほドリ」というコーナーは、
被災地ボランティアに関する記事で、震災から5ヶ月近くになる今、
ボランティアの現状を伝えていて大変参考になるものでした。



まず、東日本大震災での7月までの災害VC(災害ボランティアセン
ター)への登録者数は、延べ約62万人。<全国社会福祉協議会の
まとめで、被災3県分とのこと。>

この他に、災害VCに登録せず、地元NPOの要員として活動した
人も数万人程度いるとみられますが、阪神大震災直後3ヶ月の延べ
117万人(兵庫県調べ)に比べますと、「かなり少ない」とこの
記事は伝えています。

少ない要因として、大阪・京都などから日帰りで参加出来た阪神
大震災時に比べて、被災地が大都市部から離れたアクセスの悪さ、と
分析。


また記事では、時間の経過の中、求められるボランティアの仕事の
中身も変わってきているとも言います。当初がれきの撤去や泥出しと
いった肉体作業が主だったものが、いまは、緊急支援から生活支援
型に変わっていると。ハードの支援から、ソフトの支援が必要に
なって来ているのだと。



昨日の、同じ毎日新聞の被災地「ニーズ情報」欄に出ていた福島県
のNPO法人<ふくふくプロジェクト>(福島市)の要望では、
仮設住宅へ引っ越す避難者の「引越しのサポート」が呼びかけられて
います。また引き続き「物資の仕分けボランティア」も募集とある。

『初心者でも、体力に自信がなくてもできるボランティアもあるので、
多くの人の参加を期待したい。』と被災地からの呼びかけは悲痛な
叫びとも聴こえます。

●上記「ふくふくプロジェクト」(福島)の問合わせ先として、
NPO「花見山を守る会」の高橋さん☎024-539-8908の
連絡先が新聞には書かれていました。


この他、「なるほドリ」欄の紹介では、写真の洗浄、被災者の体験を
聞いて記録を残す聞き書きなどの作業が増えているとか、被災地での
お祭りやイベントを手伝うボランティアも必要とされていると。



要は、その気持ちさえあり、調べる手間を惜しまなければ、被災地に
「寄り添う」ことは出来るということ。
今現地に飛べなくとも、とにもかくにも、まず、目先の平穏なくらし
に流されずに、被災地を忘れないマインドが大切だと思うのですね。



【参考本】
■村井雅清(被災地NGO協働センター代表)著
 『災害ボランティアの心構え』ソフトバンク新書(2011年6月)

 「ボランティアは押しかけていい」「待つことはボランティアなのか」
 「言われなくてもするが、言われてもしない」「石もて追われる覚悟」
 「マニュアル化が、考えないボランティアを生む」
 などなど、目次から拾っても首肯出来るところが多かったが、この
 分野のフロンティアの実践の言葉は重く、視座は深く広い。
 一読をお奨めしたい。

 この本でも槍玉に上がっていたが、なんちゅうんだろ???
 バーカなリンクにも目を通してみて下さい。

 ●内閣府『防災ボランティアの「お作法集」~活動に参加する
あなたへ、みんなでまもりたいこと』


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日本自然保護協会・自然観察指導員
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日本森林学会会員
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茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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