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している。
「ノド元過ぎれば熱さを忘れる」忘れっぽい国民性のわが日本。
殺害事件直後にはあった、政府によるその対応の検証が、果た
してなされるのかどうか?それさえも怪しくなって来つつある。
最近の政府対応への世論調査では、政府対応を評価する人の割合
が、ことのほか多いという結果だ。
揚句に、政府対応を評価し、内閣支持率が俄然高い結果が出た。
どうなんだろうね?
「自己責任」ばかりに結論を収斂して、異論の声さえ音無しの構
えに終始した日本。
このままだと、『ヤバくネ????』
●国際テロ専門家がズバリ 安倍首相の対策は勘違いだらけ
(2015年2月11日 日刊ゲンダイ)
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大新聞の記事は、取材を疎かにして、政府が会見用に配ったペーパー
丸写し的なものも目立つと聞く。
痩せても枯れても、週刊誌的な視点、日刊ゲンダイ的な視点での、
うるさいコバエ的な記事の欠片にこそ、存在意義があることも忘れて
はならないように思う。
なにせ、行け行けドンドン!!<前掛かり>に過ぎるご仁が、この
国の責任者なもので、危なっかしいったらないのだから・・・。
『「え、本当?」
「本当。吉井さん、そう言ってくれた。あの時ね、二人で月を
見たんです。お店の前の桜の木の上に満月が出ていて。きれいだ
から見ようって吉井さんが言って・・・・・それで、月を見なが
らそう話してくれたんです。吉井さんとお月様と私と、三人の約
束だって」
「月と約束ねえ・・・・でも、吉井さんが住んでるの、たぶん療
養所だよ」
「言ってくれたもん」』
(ポプラ社刊『あん』ドリアン助川・著より)
主人公のどら春の雇われマスター・千太郎とお店の客として知り
合ったワカナちゃん(ちょうど高1になったばかり)との会話だ。
のっけから、訳の分からない引用文で入ったもので、今日のブログ
を読み始めた皆さんは、面食らったことでしょうね!?
いやあ、普段は小説などトンと読んだことなどないのに、ひょんな
ことでこの、ドリアン助川著『あん』を図書館から借り出して、大
分経った。
その間、あの日本人人質事件が発生して、急遽、個人的にも興味と
関心はあのアラブ世界と過激派ISILに及んで、『イスラム国の
衝撃』『イスラム国の正体』やら、遡って『イスラムのテロリスト』
なぞという類の本を手元に置いて繰ってみた。
その関心は今も消えることなく、今日には『インテリジェンス戦争
ーーー対テロ時代の最新動向』などというのも着いた。
他力本願で人様に頼るほかない体制のままでイイのか?ここに来て
日本のインテリジェンスの充実が、現実味を帯びて政策遡上に上る
事態を迎えようとしている。
さてさて、そんな訳で借り出した本『あん』を積読ままで、ご迷惑を
懸けてしまったのであったが、ついに所蔵先より返却の督促が来た。
そんなで、急遽も急遽、昨日にはメチャ大車輪で読んで、今日、周回
遅れで返却させていただいた。
『あん』と言うタイトルだが、あの『赤毛のアン』と同じようなひと
の名前なんかではない。<あんこのあん>なのね。漢字で書くと『餡』
というのかな。
悠長に小説を読んでいては、士業の仕事はこなせないのだが、たまには
小説なども読んで感受性を高める努力もしないと、薄っぺらで、パサパ
サな人間になってしまって、真の意味の業務をこなせては行けないと思
うんだな。
上記の小説部分でも、「療養所」の単語が出て来ているが、千太郎と関
わりが生まれた吉井(徳江)さんは、療養所に住んでいる。
何の?
1996年までは、法により患者は隔離され強制収容された、らい病(ハ
ンセン病)患者の療養所であった。
小説中では、吉井さんが14歳の時に発病し、それ以来、76歳の現在ま
で、この療養所で暮らしていることが書かれているが、14歳の発病時、
親兄弟から分離され、故郷を離れるくだりがドキュメントタッチでせつな
く描かれる。
肉親から永遠に引き剥がされ、故郷を二度と見ることなく、療養所で朽ち
果て死没したハンセン病患者たち。
一応お断りしておきますが、小説は重いテーマを通奏低音にしながら、決
して暗く惨めな物語にはなってはいませんので、念のため。
内容が知りたい方は、アマゾンの「あん」を引いてこの本の<内容紹介>を
ご覧いただくと、わずか五行ばかりで大筋が呑み込めます。その最後の行に
曰く<いつまでも胸を去らない魂の物語>,読後には、その通り!と思った
ことでした。
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そして、この『あん』は、6月公開予定の映画になったそうだ。
●樹木希林、河瀨直美最新作で「遺作になることが望まれてる」と”希林節”炸裂
(2014年12月11日 13:27 CinemaCafe.net)
●映画 あん
したかった」
(2015.2.10 21:49 産経新聞)
愛知の小学校に続いて、栃木・三重の中学校でも日本人人質の遺体
画像を教諭が授業で見せたという報道だ。
それぞれの教師の言い訳は、「人の命の大切さを教えたかった」だ
の「テロ行為の卑劣さを強調したかった・・・」だの、一丁前なこ
とをのたまったらしい。
ウチの家人も、長らく教育現場で過ごして来たからお互いにこの話
題になったのだが、当方のように公務員でなく、民間の世間の荒波
に晒されて来た立場から指摘してやったのが、以下のようなことだ。
当方ら民間人は「常時、一生勉強。いつだって発展途上。」と思って
生きて来ているのだが、教師は、まあある意味、こども達を指導する
面からは致し方ないとは思うが、<教室では、一人だけ(完成された)
出来上がった大人>として振る舞う。
かくして、そういう暮らしを何十年と続けて来ると、<教室の全知全
能の『王様』>と錯覚する・・・・。
そうして、前後左右の脈絡も忖度しないままに、「人の命の大切さを教
えたかった」だの「テロ行為の卑劣さを強調したかった・・・」だのと
いうことになってしまう。
2月11日の読売新聞コラム『編集手帳』欄が、時宜を射た指摘をして
いてひざを打った。
ご紹介したかったのだが、今はリンクが出来ないため、Facebook
にあった要約版を以下引いてみる。
●編集手帳 (2015年2月11日(水)付 要約 Facebook)
リンクはしてみたものの、要約版の限界で「原文版」を知らないと、味も
そっけもない。
要約版から、この日の言いたかった趣旨は判る。
「生々しい死の写真や映像を見たから、『命の大切さを知る』のではなく」、
『残された家族の心にひらく傷口をまのあたりして、人は命の量りきれぬ
重さを知る』ゆえに、『子供たちの感受性をもっと信じていい。』と結ぶ。
新聞の「原文版」には、「残された家族の心にひらく傷口」がいくつか披瀝さ
れていて心を打った。
①高1の娘を飲酒運転のバイクに奪われた父親が、酒を出す商売がたまらない
と、営む寿司屋を廃業した話。
②読売新聞が編んだ『平成万葉集』に載っているという、先の大戦で息子を亡
くした母親を詠んだ一首。
<海に戦死の兄を憂ふる母なりき永き歳月魚口にせず>(有山すみ)
さらに、エイズ感染がアフリカなどで深刻な問題になった頃に、同紙の『こども
の詩』欄に載ったという詩も紹介されていた。
当時小学5年の女児の作品、『サンタさんへ』
<今年私はプレゼントを/がまんします/そのかわり/エイズの子ども達を治して
下さい>。
記事は、「子供たちの感受性を、もっと信じろ」というのが結論だが、教師こそ
忙しい教育現場だとは思うが、もっと自らの感受性を磨いて欲しい。
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●市民後見人と社協、被後見人を共同支援 越谷市で県内初の体制
(2015年1月22日(木)埼玉新聞)
超高齢社会へ突入した日本、後見人需要がまったなしという予測
のなか、現実にその重責を担う人材が不足し、職業後見人の絶対
数も少ない故に、地域で見守り支え合う市民後見人の育成は焦眉
の急だ。
そう言う背景の中で、埼玉県越谷市の複数後見体制での市民後見
の取り組みは、全国の自治体への波及という面でも試金石となる。
越谷市の関係者各位の実践に、敬意を表するとともに軌道に乗る
ことを期待したい。
当方らの組織でも、特に任意後見制度の分野での「任意後見申し立
ての起案」を焦点に、なにほどかの貢献を果たしたいという取組が
緒に就いたばかり。
今日も寒い中での講習であったが、朝早くから夕方5時前のころま
で、かんずめ状態でミッチリ詰め込まれた。
疲れた。
もう、知恵熱が出そうなぐらいだナ・・・・。
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今日の最高気温も5.9℃までしか上がらず、底冷えの一日だ
ったな。
直近の天気予報によれば、明日はこの冬一番の寒さとか。
どうぞ、皆様もお身体には十分お気を付け下さい。
ネットニュースでも相次いで、著名な方の訃報が。
●弁護士の河上和雄氏が死去
(2015年2月9日(月)11時29分配信 共同通信)
河上弁護士は、長らく検察畑の重責を務められ、退官後は弁護士
の傍ら、日本テレビの『真相報道バンキシャ!』(日曜18時~)
のコメンテーターとしてお茶の間でもお馴染みの方でした。
番組では、端正な語り口でまさに正論を吐かれる、”歩く六法全書”の
ような存在が、なにしろ魅力的な方でした。
●千葉紘子 『折鶴』(YouTubeより)
死去の記事を書きながら歌など不謹慎なようですが、この歌の千葉紘子
さんは奥様なのでしたね。
河上さん76歳、歌手の千葉紘子さん61歳の時、お互い再婚同士の
ご結婚でした。
『真相報道バンキシャ!』にご出演の頃でしたから、番組中でもメーン
キャスターの福澤アナから「電撃結婚」を突っ込まれておりましたが、
ご本人は<いつもどおり>表情一つ変えずサラリと返しておりました。
あの堅物さんが!?どうしてそうなった????
まあ、衝撃的結婚ではありましたね。何とも電撃的な素早さ!!には口あ
んぐりでしたが、爽やかな後味で、小気味良い生きざまでした。
法務省重鎮のOBと刑務所慰問活動に熱心に取り組まれていた千葉紘子さ
ん。
<接点はこの辺???>と当時は推理したのでした。
茨城県行政書士会の講演にもご足労願ったりしたのでしたが、「法の番人」
の姿・形をそのまま体現されていたようなご立派な方でした。
ご冥福をお祈り申し上げます。
千葉さんの歌を聴きますと、ご本人の人柄が偲ばれる素敵な歌唱になっていて
昔から好きな歌ですが、その後の刑務所慰問の活動などからも千葉さんの人格
が想像されまして、お堅い河上和雄さんが惹かれたのも判るような気がします。
●千葉紘子 『折鶴』(YouTubeより)
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●大阪万博、キッコーマン醤油瓶デザインの栄久庵憲司さんが死去「美の民主化」
訴え
(2015年2月9日 12時37分配信 産経新聞)
日本の工業デザインの泰斗、栄久庵憲司さんも85歳で死去のニュース。
大量生産の工業製品にも「美」を追求する精神を植え付けた草分け。
『機能美』という言葉。それから、その美を誰でもが享受出来る「美の民主化」
凄いですね。
娘が秋田の大学に行っていたもので何度か乗りましたが、秋田新幹線「こまち」
も氏のデザインだったそう。
世界的にも支持されたという「キッコーマンの卓上しょうゆ瓶」で有名だったの
を思い出しました。昔は我が家の食卓にもあったのですが、いつの間にか姿を消
していましたね。
じっくりデザインを味わうために、今度スーパーで買って来よう・・・。
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日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。