言葉って、トテモ大事アルよ・・・・・・。

最近関わり始めたあるお客さんは、電話の向こうでもコチラのことを
「先生っ！」と呼びます。


昔から＜先生と言われるほどのバカじゃない・・・。＞の言葉が
あるように、よく親父からも「先生なんて言われるなよ・・・。」な
んて聴いて育ったものでしたが、弟はとうとうその「先生」に。

ウチの家人も「先生」だし、周りでチャント「センセイ」じゃないの
は、ワタクシだけだったのでしたが、ついに、「先生」呼ばわりされ
る身になってしまいましたよ。


ほら、テレビの時代劇で町を牛耳るヤクザ一家が、ついに年貢の
納め時。正義の味方の剣士がその根城に乗り込んだその時、ヤクザ
一家の親分が振り向いて叫ぶじゃないですか！

「センセイっ！頼んますっ！叩き斬ってくだせェっ！！」

あの食客の浪人もの、あの浪人の役回りで、「センセイ」なんかって、
呼ばれるなよ、と言ったんでしょうか、ウチの親父。


いやそれより、「よっ！セ・ン・セっ。何してたの！？」って呼ばれる
与太郎というか、周りの皆んなにアホ扱いされるヤツ。そんなようには
なるなヨ、という戒めだったのかも知れません。


当方だってダテに年を重ねて来た訳じゃありませんからね、「先生」
と呼ぶ相手さんのハラは読むことが出来る積りです。
なかなか＜ハシッコイ＞お方の場合、この「先生」の言葉を聞いた途端、
ウルトラマンの胸のランプの点滅のように、頭の中で警戒信号が
鳴り響きます。


でも、今回の場合はその種の人種とは違う気はしています。

まあ、昨夜から今朝３時まで調べ物をしていましてね、■『まさかの
交通事故ーーサムライ行政書士が説く解決のヒント』■『注釈ー自動車
損害賠償保障法』■『保険被害救済ハンドブック』■『考える交通
事故捜査ー現場でできる科学的な捜査とは』などの本を中心に、
あれこれ頭をぐるぐるフル回転。

実際は「先生」と言われるぐらいには、人知れず努力はしてるんですよ。

どの方の場合だって、必死こいて考え抜いているわけですが、「クロダ
さん、」って、軽ァーーーるく電話で呼ばれると、スコーーンって膝が
抜けてしまう時もあります。ま、向うには悟られないにしてますけれど。


こっちが必死こいて考えているのに、あんまり軽く呼ばれるとカンベン
と口ついて出そうになりますね。

要は、双方での信頼関係、そしてその体現としての「言葉選び」の
気遣いが大切なように思いますね。



●人気ブログランキング　　へ
　ランキングに参加しています。クリックよろしくお願い致します。

　こちら、仕事がら誤字・脱字にも神経を使っていますが、
　昨夜のテレビ、ＮＨＫ衛星放送「双方向クイズ　にっぽん力」を
　見ていましたら、お題が＜今の東京にも残したいもの＞とか何とか
　で、当方がファンの神田愛花アナが視聴者の投稿を読み始めました。

　視聴者投稿が＜昔あった人情を残したい＞とかで、神田アナ「・・・
　人事のように・・・」を「ジンジのように」と読んでしまいました。
　そしたら、ゲストの柴田理惠など数人が「ヒトゴトって読むんで
　しょ」と大ブーイング。
　すわＮＨＫアナの誤読の瞬間？かと思いましたら、石坂浩二さんが
　「ヒトゴト」なら「他人事」と書くべき・・・・、と助け舟。

　＜確かに・・・・・！！＞

　神田アナを苛めるなんて、許せネー。でも、「人事」と書いて来た
　視聴者が一番悪いっち。

　昨日の読売新聞・編集手帳欄でも、歌人の鎌田弘子さんの＜漢字
　の　読み違え＞を読んだ一首が紹介されていて、面白かった。
　『鳥瞰図をとりあえずとよむ』とは、凄い読み違えがあったもの
　です。

　今日のブログタイトルの番外編として最後のご紹介ネタ、日刊スポ
　ーツネットニュースに面白い記事がありました。
　●「大毅１１・６再起戦へすべて敬語で決意語る」

　あのガラの悪さで鼻ツマミものの亀田兄弟。そのうちの大毅が
　２７日の会見で、パフォーマンスも暴言もなく終始標準語の敬語で
　通したそうな。
　北京五輪での日本選手のマスコミ応対に学んだそうですが、良い
　心掛けじゃないの。ま、メッキが剥がれないよう精々精進して貰い
　ましょ。

　言葉って、大事なのですよ。