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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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昨日は午後から会議だったから、一昨日だったのだが、
丁度NHK衛星放送の映画枠で『鉄道員』が放送予定
だったもので、録画をセットした。


ま、あとで、時間が出来た時にでも観ようと思っての録画
だったのだが、40分も経った頃、ふとリアルタイムで観たく
なり見入ってしまった。


映画音楽としては、それこそ何遍となく聴いたものだった
もので、<観た>映画と思っていたのだが、筋を追う内
初見ということに気がついた・・・・。
面目ない。


なかなかイイ映画で、最初の40分ほどは知らないのに
ドンドン引き込まれ、終わった後、録画で冒頭の40分も
観て、やっと、筋が判った。

昔、映画館に行った時には、こんな風に映画を観たことも
あったナ・・・。


第2時大戦直後から1950年代、イタリア・ネオリアリズム
として映画史に残る映画が多数作られた時代があった。

デシーカ監督の『自転車泥棒』など感激した映画があったが、
この『鉄道員』はその範疇には入れられていないようだ。


息子、娘、妻にも手を挙げてしまう厳格で不器用な父親。
利発で愛くるしい一番下の息子の目を通して、変哲もない
庶民の普通の暮らしが描かれてゆく。

そこには、イタリアも日本もない「人の重苦しくも変哲の
ない日常と素朴な喜び」があるばかり。


●映画『鉄道員』 (You Tubeより)



2か月続けて無料相談の当番になったが、デフレ下の無策
の政治状況の中、相続・遺言の相談からも、人々の生活へ
のイラダチやら困窮化、精神の切迫化が切々と伝わる体験
となった。

日本映画の名作と言われる小津安二郎監督『東京物語』に
早くも日本の親子関係破綻の萌芽が見て取れるが、それに
しても、映画の二男の嫁のような存在が、今では夢物語で
しかないのだろうか。


打算ばかりが先立ち、刺々しさを増す世相に、つい憮然として
立ち尽くすのだ。


●小津安二郎監督『東京物語』予告編  (You Tubeより)


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性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
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自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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