新型インフルエンザにお互い注意しましょう

昨夜、新型インフルエンザ関連本を読んだ。

■堀本泰介『新型インフルエンザ　かかっても慌てない知的対処術』
　　　　　　　　　　　　飛鳥新社　２００９年１０月２６日　第一刷


堀本先生は、東京大学医科学研究所ウイルス感染分野准教授という
第一線のインフルエンザ研究者という。


わずかに９４ページという薄い本。出版社のコンセプトの「たちまち
わかる最新時事解説」という触れ込み通り、判り易くためになる。

著者も書いているが、「マスコミ報道も、どこまで正しく科学的な
知識を伝えているのか、心もとない気が」するということで、マスコミ
一辺倒の生半可な知識じゃアブナイかも・・・・・、というのが実感。

ワタクシひとり生き残っても、寂しいし・・・・、どだい生きてけ
ないものね、このブログを読んだ方は、お互い＜強く！＞生き残って
行きましょうネ！　ネッ！！



さて、今の今来ているのが流行の「第一波」だそうで、来年以降に
更に毒性の強くなった（人に馴化やワクチン耐性）「第２波」が
来る予測だそう。
そして、後ほど＜症状が重く・・・・＞なる恐れだそうで。


●「インフルエンザ流行レベルマップ」
　（国立感染症研究所　感染症情報センター　発）



そもそもウイルスは生物か無生物か？
うむ、ココさえも研究者によって見解が分かれるのだという。

それから、ウイルスというものの大きさ。

「人間の大きさを地球と仮定すると、ウイルスは地球の上にいる
人間程度の大きさになります。・・・（略）・・・ウイルスという
のはそれほど小さいということです。」（堀本泰介・同書から）


知ってました？？？

ワタシは知りませんでした・・・・・。


こんな小さいヤツとはね。

マスクはやはり、それなりに有効のようです。それと手洗い。
うがいについては書かれていないが、専門家の間ではやや疑問符
が付くようだ。

で、でも、日本人は母さんや学校の先生にそう教わって来たのだ
もの・・・・・、アタクシは「続け」ますヨ。


旧来のインフルエンザでも、シーズンには１０００万人が罹り、
約１万人が亡くなっていたそうなのね。

そういう確率だったのですが、新型はそれよりは高い確率だ。
（これからのワクチンの接種の状況で、予測致死率に幅がある。）

いづれにしても、自分が罹って死亡した時は１００％の確率だから
お互い気をつけましょうね。



●人気ブログランキング　　へ
　ランキングに参加中。クリックよろしくお願いします。

●ご参考
　ＮＨＫ総合　２００９年１１月３日放送
　・『爆笑問題のニッポンの教養』ＦＩＬＥ９０
　　　＜新型インフルエンザの真実＞

この番組中、爆問・太田も出演した映画『感染列島』もチラッと
話に出ました。
　勿論、新型インフルエンザウイルスのＨ１Ｎ１ウイルスを扱った
映画ではなかったのですが、＜パンデミック・フルー＞の恐怖を
扱った映画としては、専門家も見て示唆的な役割を果たした映画で
あった・・・・いうのは、この番組で判りましたね。