この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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昨日の読売新聞に、日本史家の磯田道史氏が書いていた。
彼の著書『武士の家計簿』(新潮新書)が、このほど映画になるの
だそうで。
しかも、原作者のご本人もまるで半信半疑だったようなのだが、
製作費4億円、森田芳光監督、主演が堺雅人、仲間由紀恵さんだそう
で、この4月には公開の予定だと。
いやはや、地味も地味な『武士の家計簿』が原作というのですから
どんな映画になるのやら・・・・。
遅まきながらこの新聞を見て、図書館でこの本借りてみました。
(記事は読売新聞 2010年1月29日付「磯田道史の古今をちこち」)
2003年4月に発行の本ですが、磯田氏にとっても、この本が
一般にも名を知られることになった記念すべき労作。この本が話題作
になり、2008年には読売新聞・読書欄の読書委員にもなられ
たりと、その後のキワ立った活躍の礎になった本なのでした。
この本の<はしがき>に、新潮新書を書くことになるキッカケの
「金沢藩士猪山家文書」発見のくだりが書きだされている。
運命というものの偶然性、その瞬間のまばゆいばかりの光芒。
勿論その価値を瞬時に理解するそれまでの努力の集積もあるのだが、
なにせ、それに出会う運命にも似た幸運というのか・・・・。
この書を開いてみると、歴史の縦糸と横糸を縦横に照らす光線の
方向を変え腑分けして行く、歴史家の力量に圧倒されます。
さて新聞記事。
京都太秦の松竹撮影所にも出向いたようだが、そこは不慣れな別次元
ゆえ、学生に頼まれて堺雅人や仲間由紀恵のサインを貰うべく色紙
を持参したのだが、撮影現場の熱気に圧倒されて色紙を出せず仕舞い。
まるで見学に行ってモジモジしている小学生みたいで微笑ましい。
そして別世界の現場で、俳優堺雅人の仕事に立ち向かう姿と気迫を
感じ取るエピソードを記している。
こちらはこちらで、これまた職人というかプロ。
「(堺さんは)脚本理解が恐ろしく深い」(磯田)
堺は映画会社が用意した高級ホテルには入らず、ウイークリーマン
ションにこもって役作りのためのメモや文章を書く生活だったと。
2008年キネマ旬報ベスト・テンの日本映画助演男優賞に輝いた
『クライマーズ・ハイ』での演技。
メシを食わずともチュパチャップスを舐めて血糖濃度を上げても
頑張る・・・とか、映画『南極料理人』では、体重15キロも役の
ために増やしたり・・・、とは、テレビ番組「情熱大陸」のレポート
で知った。
昨日から公開の映画『ゴールデンスランバー』も来週あたり観よう
と思う。
いずれにしても、どんな分野のプロにも我が身への<いただき物>
がある。こちらが求め続ける限り・・・。
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ま、どうせいつまでもいないとは思っていますが、この磯田道史氏
は、茨城大学准教授でもあるんですね。
彼の著書『武士の家計簿』(新潮新書)が、このほど映画になるの
だそうで。
しかも、原作者のご本人もまるで半信半疑だったようなのだが、
製作費4億円、森田芳光監督、主演が堺雅人、仲間由紀恵さんだそう
で、この4月には公開の予定だと。
いやはや、地味も地味な『武士の家計簿』が原作というのですから
どんな映画になるのやら・・・・。
遅まきながらこの新聞を見て、図書館でこの本借りてみました。
(記事は読売新聞 2010年1月29日付「磯田道史の古今をちこち」)
2003年4月に発行の本ですが、磯田氏にとっても、この本が
一般にも名を知られることになった記念すべき労作。この本が話題作
になり、2008年には読売新聞・読書欄の読書委員にもなられ
たりと、その後のキワ立った活躍の礎になった本なのでした。
この本の<はしがき>に、新潮新書を書くことになるキッカケの
「金沢藩士猪山家文書」発見のくだりが書きだされている。
運命というものの偶然性、その瞬間のまばゆいばかりの光芒。
勿論その価値を瞬時に理解するそれまでの努力の集積もあるのだが、
なにせ、それに出会う運命にも似た幸運というのか・・・・。
この書を開いてみると、歴史の縦糸と横糸を縦横に照らす光線の
方向を変え腑分けして行く、歴史家の力量に圧倒されます。
さて新聞記事。
京都太秦の松竹撮影所にも出向いたようだが、そこは不慣れな別次元
ゆえ、学生に頼まれて堺雅人や仲間由紀恵のサインを貰うべく色紙
を持参したのだが、撮影現場の熱気に圧倒されて色紙を出せず仕舞い。
まるで見学に行ってモジモジしている小学生みたいで微笑ましい。
そして別世界の現場で、俳優堺雅人の仕事に立ち向かう姿と気迫を
感じ取るエピソードを記している。
こちらはこちらで、これまた職人というかプロ。
「(堺さんは)脚本理解が恐ろしく深い」(磯田)
堺は映画会社が用意した高級ホテルには入らず、ウイークリーマン
ションにこもって役作りのためのメモや文章を書く生活だったと。
2008年キネマ旬報ベスト・テンの日本映画助演男優賞に輝いた
『クライマーズ・ハイ』での演技。
メシを食わずともチュパチャップスを舐めて血糖濃度を上げても
頑張る・・・とか、映画『南極料理人』では、体重15キロも役の
ために増やしたり・・・、とは、テレビ番組「情熱大陸」のレポート
で知った。
昨日から公開の映画『ゴールデンスランバー』も来週あたり観よう
と思う。
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ま、どうせいつまでもいないとは思っていますが、この磯田道史氏
は、茨城大学准教授でもあるんですね。
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プロフィール
HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
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