国際化を自分のこととして考える年

いよいよ今年は、日本も本格的国際化を思い知り、国民層のあらゆる
ところでその必然をしみじみと感じ、また実行してゆかねばならない、
そんな年になっているようです。

まあ、そんな本格的国際化元年、のような。


そんなことを意識しましてね、ま、挫折も充分考えられますので、
まずは、１００円ショップに行ったついでに、小さな冊子『日常
英会話』、そして『とっさのひとこと英会話』なる２冊を買って
来ました。

うむ、我ながら志し低く、何ともセコイ再入門ですナ・・・・。


そうは言っても、中身はバカにしたものでもなくて、

　Ｌｅｔ’ｓ　ｇｅｔ　ｓｔａｒｔｅｄ．

　(さあやろう。）

ウ～～む、イイね・・・・・・・・・。


　Ｉ　ｗｉｌｌ　ｃａｌｌ　ａｎ　ａｍｂｕｉａｎｃｅ．

　Ａｎｄ　ｃａｌｌ　ｔｈｅ　ｐｏｌｉｃｅ．

　Ｉ　ｍｕｓｔ　ｈａｖｅ　ａ　ｐｒｏｐｅｒ　ｒｅｃｏｒｄ
　ｏｆ　ｔｈｅ　ａｃｃｉｄｅｎｔ．
　（適切な事故証明が必要なので。）


　
自動車損害賠償責任保険（自賠責）ｍａｎｄａｔｏｒｙ　
　　　　　　　　　　　　　　　　ａｕｔｏｍｏｂｉｌｅ　ｔｈｉｒｄ
　　　　　　　　　　　　　　　　ｐａｒｔｙ　ｌｉａｂｉｌｉｔｙ
　　　　　　　　　　　　　　　　ｉｎｓｕｒａｎｃｅ

任意保険　ｖｏｌｕｎｔａｒｙ　ｉｎｓｕｒａｎｃｅ　などなど。

　（以上、ダイソー『日常英会話』より）



今日読んだ■竹内政明『名文どろぼう』文春新書　の中に、ロシア語
通訳で名エッセイストの米原万里さんの著書の紹介があった。

米原さんの本に出てくる某商事会社の社長さん。仕事でアメリカに
行ったはいいが、まるで英語はダメ。
商談のスピーチは、自分が日本語で話すのを部下に訳させていたが、
最後の締めぐらい英語でキメようと思ったらしい・・・・。

米原さん曰く＜奇怪なひと言で締めくくった＞のだそう。

　「ワン・プリーズ（ひとつ、よろしく）」


ーーーー（米原万里「不実な美女か貞淑な醜女か」、新潮文庫）
【以上、竹内政明『名文どろぼう』文春新書から孫引きです。】



海外旅行時、着陸間際に機内で書かされる書類の、ｎａｍｅの後の
ｓｅｘ欄にエエッーーーと、と悩んだ挙句、「月１回か２回」と
書いた笑い話がありますが、こんなご仁のお仲間には、なりたく
ないものね・・・・。


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