この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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今日は動くと暑いくらいでしたが、午前中に行政書士会副支部長を
引き継ぐため、預かっていたもろもろを整理。
ガサのある支部封筒が2種類4箱、宣伝用のノボリ旗のアンカーやら、
テキスト類、パンフレットなどなど。要りもしないポスター類は処分
することにして、お掃除まで含めるとエライ時間を取られましたね。
そんなで、モタモタしていましたら、午後からは曇り出していた上に
ゴロゴロと、雷雨の予感。
スッパリと、今日の散歩は中止にしました。
歩くコースが水田地帯ですから、落雷にあっては「健康」どころか、
一速飛びに、昇天してしまいますものね。
エライ用心深いじゃないの?なんて思われる方もお出でかも知れま
せんが、「自衛」とはこういうことだと思うのですね。
中学生時代には、顔見知りの先輩2~3人が、落雷で亡くなったと
いう経験がある、というのもあるかも知れません。
高台の山の上にある市立公園のグランドで、野球をしていて、雷の
直撃に遭い、あっと言う間。ちょうど3時頃だったでしょうか?
夕方5時過ぎのNHKニュースで、顔写真入りで報道されたのを見ま
したが、人の死のあっけなさを知ったのでした。
先日は、ジョギング中の神戸市の会社員の方が、落雷の直撃で亡くな
っています。
また先頃の新聞の社説でも、「新たな災害リスク」に注意喚起するも
のがありましたが、環境の変化から、昔と異なる気象状況が発生しや
すくなっていますから、経験則に頼るだけでない「自衛の注意力」が
大切になって来ているように思います。
●「防災・気象白書 新たな災害リスクに備えよう」
(2009年6月1日 読売新聞社説)
それから今朝の新聞によりますと、またまた大きな労災死亡事故が
発生してしまいました。
大分市佐賀関の精錬所での、鉱石運搬船の荷揚げ作業中の3人死亡
事故。
●酸素濃度の検査記録は基準内 精錬所事故
(2009年06月14日 09:59 大分合同新聞配信)
ガテン系行政書士の当方、この記事でも考えました。
まず、詳しい事故報道は上記を読んで戴いたとして、以下書いてみ
ます。
記事では、「船倉内の酸素不足が事故原因との見方を強めている」と
して原因の断定を避けていますが、間違いなく酸素欠乏による事故
でしょう。銅鉱石を粉状に粉砕してから輸送しているとのことです
が、こうした一次加工をしてから輸送すると、ゴツゴツした鉱石の
ままより、スキ間がなくなるから沢山積めるのでしょうね。
ただし、銅鉱石というより「銅精鉱」(読売記事より)として積む
と、粉末状ですからその<表面積>が増え、酸化がより進むわけで
しょう。
佐賀関に接岸するまで、13日間船倉は閉鎖されていたといいます
から、精鉱の酸化が進み、船倉内の酸素はこの酸化に使われた訳
ですから、酸素欠乏状態にあった。
読売の報道によりますと、作業前の船倉14ヵ所の酸素濃度検査は
全て<20.9%>という記録があるという。
消防や労働局関係者の証言として「濃度が全て同じはありえない」と
言っているとあります。
手元の酸素欠乏危険作業主任者の基本テキストを見ますと、直下の
最上部、中間、最下部の3ヶ所の酸素濃度を調べ、その後、最下部
の最低7箇所を空気呼吸器等を装着して測定、とあります。
当然、最初の直下最上部、中間位置、最下部を測定した時点で、
密閉されていた船倉なのですから、同じ酸素濃度はありえないでし
ょう。
これまた死者にムチ打つようですが、お座なりの記録簿だったので
はないか?という疑いが深まってしまいます。
大分合同新聞の記事は、救出作業時の「酸素マスク」の使用にも
言及していますが、酸素欠乏の事故では、どんな事故でも共通して
いるのがここ。最初の一人が倒れ、それを助けようと次々に・・・、
という事故。気体は目に見えません。万全の体制、ガスマスクの
常時の装備など、基本中の基本を守って欲しいと願うばかりです。
前に県内であった事故でも、牛舎でエコ装置として、糞尿溜めが
作ってあったのですが、そこへ子牛が落ちてしまって、それを
助けようと息子が飛び込んだ!
子牛が倒れ、息子が倒れ、ビックリした父親が飛び込んで、牛は
勿論、経営者とその跡継ぎが一瞬にして亡くなってしまった事故
がありました。
その後、その牧場がどうなったか判りませんが、現業部門には
何かしらリスクは付き物です。
先回りしての、関連分野の知識・対応方法を身に付けるためには、
勉強が必要です。
「知らなかった・・・・・」が、最後の言葉にならないように。
●人気ブログランキング へ
ランキングに参加しています。クリックよろしくお願い致します。
当方が「酸素欠乏危険作業主任者」資格取得研修に参加した時に
は、毎日実際の現場で働いている、つまり、学科の苦手な方が
来ていました。
先生の質問に「二酸化さんそっ!」なんて答えて、部屋中一杯
に笑われていました。
<二酸化炭素>を<二酸化さんそっ!>なんて言って笑われた
って、酸素欠乏危険作業の恐ろしさを思い知り、規定通りの
作業方法が身に付けば、おんの字ですヨ。
「知らなかった・・・」から「知った」「判っている!!」こう
なるのですからね。
引き継ぐため、預かっていたもろもろを整理。
ガサのある支部封筒が2種類4箱、宣伝用のノボリ旗のアンカーやら、
テキスト類、パンフレットなどなど。要りもしないポスター類は処分
することにして、お掃除まで含めるとエライ時間を取られましたね。
そんなで、モタモタしていましたら、午後からは曇り出していた上に
ゴロゴロと、雷雨の予感。
スッパリと、今日の散歩は中止にしました。
歩くコースが水田地帯ですから、落雷にあっては「健康」どころか、
一速飛びに、昇天してしまいますものね。
エライ用心深いじゃないの?なんて思われる方もお出でかも知れま
せんが、「自衛」とはこういうことだと思うのですね。
中学生時代には、顔見知りの先輩2~3人が、落雷で亡くなったと
いう経験がある、というのもあるかも知れません。
高台の山の上にある市立公園のグランドで、野球をしていて、雷の
直撃に遭い、あっと言う間。ちょうど3時頃だったでしょうか?
夕方5時過ぎのNHKニュースで、顔写真入りで報道されたのを見ま
したが、人の死のあっけなさを知ったのでした。
先日は、ジョギング中の神戸市の会社員の方が、落雷の直撃で亡くな
っています。
また先頃の新聞の社説でも、「新たな災害リスク」に注意喚起するも
のがありましたが、環境の変化から、昔と異なる気象状況が発生しや
すくなっていますから、経験則に頼るだけでない「自衛の注意力」が
大切になって来ているように思います。
●「防災・気象白書 新たな災害リスクに備えよう」
(2009年6月1日 読売新聞社説)
それから今朝の新聞によりますと、またまた大きな労災死亡事故が
発生してしまいました。
大分市佐賀関の精錬所での、鉱石運搬船の荷揚げ作業中の3人死亡
事故。
●酸素濃度の検査記録は基準内 精錬所事故
(2009年06月14日 09:59 大分合同新聞配信)
ガテン系行政書士の当方、この記事でも考えました。
まず、詳しい事故報道は上記を読んで戴いたとして、以下書いてみ
ます。
記事では、「船倉内の酸素不足が事故原因との見方を強めている」と
して原因の断定を避けていますが、間違いなく酸素欠乏による事故
でしょう。銅鉱石を粉状に粉砕してから輸送しているとのことです
が、こうした一次加工をしてから輸送すると、ゴツゴツした鉱石の
ままより、スキ間がなくなるから沢山積めるのでしょうね。
ただし、銅鉱石というより「銅精鉱」(読売記事より)として積む
と、粉末状ですからその<表面積>が増え、酸化がより進むわけで
しょう。
佐賀関に接岸するまで、13日間船倉は閉鎖されていたといいます
から、精鉱の酸化が進み、船倉内の酸素はこの酸化に使われた訳
ですから、酸素欠乏状態にあった。
読売の報道によりますと、作業前の船倉14ヵ所の酸素濃度検査は
全て<20.9%>という記録があるという。
消防や労働局関係者の証言として「濃度が全て同じはありえない」と
言っているとあります。
手元の酸素欠乏危険作業主任者の基本テキストを見ますと、直下の
最上部、中間、最下部の3ヶ所の酸素濃度を調べ、その後、最下部
の最低7箇所を空気呼吸器等を装着して測定、とあります。
当然、最初の直下最上部、中間位置、最下部を測定した時点で、
密閉されていた船倉なのですから、同じ酸素濃度はありえないでし
ょう。
これまた死者にムチ打つようですが、お座なりの記録簿だったので
はないか?という疑いが深まってしまいます。
大分合同新聞の記事は、救出作業時の「酸素マスク」の使用にも
言及していますが、酸素欠乏の事故では、どんな事故でも共通して
いるのがここ。最初の一人が倒れ、それを助けようと次々に・・・、
という事故。気体は目に見えません。万全の体制、ガスマスクの
常時の装備など、基本中の基本を守って欲しいと願うばかりです。
前に県内であった事故でも、牛舎でエコ装置として、糞尿溜めが
作ってあったのですが、そこへ子牛が落ちてしまって、それを
助けようと息子が飛び込んだ!
子牛が倒れ、息子が倒れ、ビックリした父親が飛び込んで、牛は
勿論、経営者とその跡継ぎが一瞬にして亡くなってしまった事故
がありました。
その後、その牧場がどうなったか判りませんが、現業部門には
何かしらリスクは付き物です。
先回りしての、関連分野の知識・対応方法を身に付けるためには、
勉強が必要です。
「知らなかった・・・・・」が、最後の言葉にならないように。
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当方が「酸素欠乏危険作業主任者」資格取得研修に参加した時に
は、毎日実際の現場で働いている、つまり、学科の苦手な方が
来ていました。
先生の質問に「二酸化さんそっ!」なんて答えて、部屋中一杯
に笑われていました。
<二酸化炭素>を<二酸化さんそっ!>なんて言って笑われた
って、酸素欠乏危険作業の恐ろしさを思い知り、規定通りの
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HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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