コンビニ弁当見切りを深く考えないと・・・・・・・。

昨日は、「セブンーイレブン・ジャパン」へ公正取引委員会が「優越
的地位の乱用に当たる」として、排除措置命令を出したニュースが
大分取り上げられましたね。


コンビニ経営者が、夫婦二人で必死に働いても、手取り二人で４０万
がいいところとか。
ヤセる、いや死ぬ思いで仕事して、コンビニ本部は、ロイヤリティー
として売上利益の５０％をピン跳ね！


当方は「死ぬ思い・・・」の実態を知っていましたから、やろうなん
て思ったこともないですが、それにしても、ノウハウやらＣＭの提供
やらをしているからといって、２４時間働かせて（２４時間、ホントに
働いているコンビニ経営者はいないでしょうが。）５０％ボッタクリ
というのも，もの凄い業界。



手元の読売新聞などは、「弁当値引き」の表層を書き、全国の店舗で
の平均廃棄額が１店約５３０万に上ると記載。社会面でも＜まだ食べ
られる食品の廃棄が減る＞と、非常に牧歌的な扱いで、経済面で
やっと「事業モデル再考必至」なる見出しが出て来ますが、中を読む
と、ホントは知っていてそうなのか、斬り込みがまるで甘い。



辛口に述べるブログを発見しましたので、そこにリンクして置きま
しょうか。

　●酔っ払いのうわごと　（２００９年６月２３日記事）


毎日新聞が書いていたという、「１円廃棄」のことが紹介されていま
すので、是非読んでみて下さい。


当方も先ほど、「１０秒で読む日経！視点が変ると仕事と投資の
ネタになる」というマルマガの２００９．６．２３．Ｎｏ．１７９１
を読んで、いやはや、初めてこの業界のシタタカさを知った次第。

＜転載・転写・コピー・転送等は禁じます＞とあるため、ご紹介に
留めますが、ここに、コンビニ本部に加盟店が支払う「計算方法」が
あり、簡単な事例なので計算してみました。



「あこぎ」と言えば「あこぎ」なコンビニ本部。これが今まで隆盛を
極めたビジネスモデルなんですね。
いやなら、加盟しなければよいワケで、今さら、よく知らない世間を
「もったいない」という情緒的賛同だけで引っ張り回しますと、
今度は、コンビニ本部が立ち至らなくなるでしょうね。


そうしますと、ぶっちぎりのセブンイレブン（営業利益２１３３億円）
はともかく、他の会社は赤字転落必至。
せっかくのコンビニエンス（便利）だったのに、また４０年前のように
道路沿いの「真っ暗闇」が、再来することになるかも。


単に、「弁当の値引き」がどうの！？という問題ではなく、外食、中
食（コンビニ弁当、おにぎりなど）が壊滅的になり、内食専門に逆
戻りとなりますから、朝に弁当の用意をするか、昼に一旦めし喰いに
戻る暮らし、のエライ不便な生活になるのかも・・・。

どう、あなたはそんな昔に逆戻りもＯ・Ｋですか？



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　ただ今日は、コンビニ本部を擁護するために書いた訳ではありません。
　コンビニ本部も、世界一という「食糧廃棄」の大問題に果敢な
　改善の努力は絶対に必要です。
　また、コンビニ経営者が＜持続可能な＞＜やりがいの出る＞ビジネス
　モデルへ向けての改善も急務でしょう。


　そして、もはや「社会的機能」として、無くてはならないコンビニ
　ですから、双方に取って経営的に旨みのあるそんな方向性を見出して
　貰いたいものだと思うのですね。

　●コンビニの商圏：徒歩で１０分内、８００ｍ圏内が商圏という。
　　平均年商１億６千万円。平均１日当たり売上げ；４４４千円
　　お客平均単価：５８０円、買い物時間は５分以内が８０％

　　こう見てくると、なんか親しみがわくでしょ。
　　頑張って欲しいよネ！？

　　これから汗掻く季節、夕方、外仕事のオニイチャンがビールと
　　ともに、汗掻いたシャツの換えに、Ｕ首シャツを買ったりする
　　のだとか。
　　コンビニは、それぞれに、無くてはならないオアシスなんだよね。