この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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先日読んだ■竹内稔『コンビニのレジから見た日本人』商業界
(新書版・2008年7月7日第1刷)という本が面白かった。
まあ後から後から本って発行されますからね、キリがないのですが、
追いかけるのが大変です。
しかしメルマガで、書評を書いている人などは、次読むストックが
80冊、なんて言っていたりしますので、自分なりにガンバだな。
さて頭書の本、後扉のプロフィールによりますと、著者はコンビニ
一筋、学生時代のアルバイトから始まって、店舗運営代行の会社を
設立したり、その後はコンサル業務やら商品開発、執筆まで幅広く
活動。テレビ東京「TVチャンピオン 第1回コンビニ通選手権」
に出場し優勝までした筋金入りのコンビニ通。
今でも都内のコンビニで月間400時間、一日平均13時間働く毎日
(同書前書きより)とのころですが、その豊富な経験、鋭い人間観察
力で、同書帯コピーの<日本で最もポピュラーな小売業を通して
見えてくる、現代の日本人の本当の姿 わたしたちはどう変り、
何を失ってしまったのか?>、この少々オーバーな前フリが、読後
には、なるほど・・・・、と考えさせられる、貴重な現場レポートに
なっておりますね。
コンビニ朝ラッシュ時に恐れられている<上得意にして天敵>とは、
「建築現場の作業員の方々」だといいます。世の中不景気で客単価
が低下する中、「値段を確認しないまま、大量の食品を買っていた
だける購買力」には感謝だが、コンビニ従業員を人とも思わない
傲慢さや、他の客のことを一切考えない傍若無人さ。コンビニ側から
は、恐怖の集団だといいます。
いやはや、紹介されているエピソードには、もの凄いものがありま
すね。その他無料トイレのこと、ゴミ箱のこと、その他もろもろ
「壊れてゆく日本人」が、冷徹に定点観測されています。
深夜の2時か3時の頃現れる女子大生風のお客。毎回1時間ほども
店内をウロウロ。しまいには、「店内から<クスクス>という小さな
笑い声が聞こえる」(同書)他にだーれもいない深夜のお店にこんな
客と二人キリ・・・・・。怖いねーー。
コピーのやり方がわからないというから、一生懸命そこへ行って教え
ていると「じゃあさ、これ300枚、コピーとっといて。オレ、用事
があるから」(同書)・・・・・・
ワタクシ、小売業歴26年なんですが、読んでて狂いそうでしたよ。
この本でのめっけもん部分を最後に。
あの国会議員のオバハンが、昔「伏魔殿」と呼んだ省庁の中にも、
コンビニあるらしいのね。この業界百戦練磨のコンビニ大王をして
「最高に素晴らしい客」と言わしめたのは、この省庁の客だそうです。
<お客が従業員を気遣ってくれる>唯一無比の、理想郷のような店舗
なのだそうです。天下り、税金の無駄使い、居酒屋タクシーなどなど、
マスコミの官僚攻撃は止まるところを知りませんが、著者は「完全に
高級官僚の人格に魅せられた」とまで書いています。
官僚問題、食肉偽装、高級料亭での食品衛生法違反問題などなど、つね
にマスコミは正義の味方として偏執的とも言えるほどに、そして完膚な
きまでに対象を叩き、「正義」を振りかざします。
ちょっとは、こちら側もマユにツバ付けて、一歩引いたスタンスだって
必要なのかな・・・・?と思わされた著者の話ではありましたね。
4月ごろでしたか、千葉の高校で入学金未納の生徒を入学式に参列
させなかった報道がありましたね。あの時の新聞・テレビの安っぽい
人道主義やら教育的見地?からのヒステリックな糾弾がありましたが、
世論は全然それに乗らなかったですね。
受益者負担の原則からは、「金払ってないのに、サービスは受けられ
ネーのは、当たりメエーじゃないの!」
この現実世界の常識を、庶民の誰もが無言で支持した結果で、極めて
健全な世論の反応でしたよね。
そんなわけで、伏魔殿コンビニからちょこっと、教えて貰うことが
あったような読後でしたね。
●人気ブログランキング
ランキングに参加しています。クリックよろしくお願いします。
今日の散歩は、折悪しく一番暑い時間になってしまいました。
猛暑日の熱中症にも気をつける必要はありますが、中学時代は
野球部員。大学でも夏休み期、テニスコートに弾けた青春を送って
いますからね。
負荷掛ける意味でも、不調でなければ、ま、出て見ること、と
散歩に。
「コケコッコー」でもないのでしょうが、昼下がりニワトリが鳴く
ような大きな声。ニワトリ小屋なんてなかったよな?
訝しく思いながら、ひとんちの畑に入り込んで、近づいてみましたら、
なんと、キジの雄でした。
3mほどの至近で、キジ。
それからコースに戻って、20mも歩いたら、なにやら小動物が
道を横切るじゃありませんか。
帰ってから調べてみましたらね、ニホンイタチだったようです。
読んでる皆さんは、『ど田舎』と思われるかも知れませんね。
当方は別に・・・・。
こんな身近で自然観察が出来る環境に、大満足ですからね。
☆★☆今日出会った生き物たち
モンシロチョウ、キチョウ、キアゲハ、ウグイス、ひよどり、
ツバメ、ハシボソガラス、シラサギ、シオカラトンボ、
ニイニイゼミ、アマガエル
除草作業のおじさん達。シルバーセンターから?
今日も休憩中のところに出会いました。
「こんにちは」と傍を通りましたら・・・・・・、
6人ほどのおじさん達も揃って「こんにちはっ!!」
通り過ぎるとき、元気出ました。
(おじさん達も、生き物たちに分類してゴメンナサイ・・・)
小川沿いにノカンゾウが満開。
夏日の昼下がり。ちょうどビバルディの「四季」の、けだるい
夏を描写した第2楽章が眼前に拡がっておりました。
よって、生き物たちも少なかったな・・・・。
この4、5日で、腕、足、顔の日焼けが凄いことに・・・・。
今度は3,4日、上半身裸であるかないと不自然な<土方焼け>
であります。トホッ!?
(新書版・2008年7月7日第1刷)という本が面白かった。
まあ後から後から本って発行されますからね、キリがないのですが、
追いかけるのが大変です。
しかしメルマガで、書評を書いている人などは、次読むストックが
80冊、なんて言っていたりしますので、自分なりにガンバだな。
さて頭書の本、後扉のプロフィールによりますと、著者はコンビニ
一筋、学生時代のアルバイトから始まって、店舗運営代行の会社を
設立したり、その後はコンサル業務やら商品開発、執筆まで幅広く
活動。テレビ東京「TVチャンピオン 第1回コンビニ通選手権」
に出場し優勝までした筋金入りのコンビニ通。
今でも都内のコンビニで月間400時間、一日平均13時間働く毎日
(同書前書きより)とのころですが、その豊富な経験、鋭い人間観察
力で、同書帯コピーの<日本で最もポピュラーな小売業を通して
見えてくる、現代の日本人の本当の姿 わたしたちはどう変り、
何を失ってしまったのか?>、この少々オーバーな前フリが、読後
には、なるほど・・・・、と考えさせられる、貴重な現場レポートに
なっておりますね。
コンビニ朝ラッシュ時に恐れられている<上得意にして天敵>とは、
「建築現場の作業員の方々」だといいます。世の中不景気で客単価
が低下する中、「値段を確認しないまま、大量の食品を買っていた
だける購買力」には感謝だが、コンビニ従業員を人とも思わない
傲慢さや、他の客のことを一切考えない傍若無人さ。コンビニ側から
は、恐怖の集団だといいます。
いやはや、紹介されているエピソードには、もの凄いものがありま
すね。その他無料トイレのこと、ゴミ箱のこと、その他もろもろ
「壊れてゆく日本人」が、冷徹に定点観測されています。
深夜の2時か3時の頃現れる女子大生風のお客。毎回1時間ほども
店内をウロウロ。しまいには、「店内から<クスクス>という小さな
笑い声が聞こえる」(同書)他にだーれもいない深夜のお店にこんな
客と二人キリ・・・・・。怖いねーー。
コピーのやり方がわからないというから、一生懸命そこへ行って教え
ていると「じゃあさ、これ300枚、コピーとっといて。オレ、用事
があるから」(同書)・・・・・・
ワタクシ、小売業歴26年なんですが、読んでて狂いそうでしたよ。
この本でのめっけもん部分を最後に。
あの国会議員のオバハンが、昔「伏魔殿」と呼んだ省庁の中にも、
コンビニあるらしいのね。この業界百戦練磨のコンビニ大王をして
「最高に素晴らしい客」と言わしめたのは、この省庁の客だそうです。
<お客が従業員を気遣ってくれる>唯一無比の、理想郷のような店舗
なのだそうです。天下り、税金の無駄使い、居酒屋タクシーなどなど、
マスコミの官僚攻撃は止まるところを知りませんが、著者は「完全に
高級官僚の人格に魅せられた」とまで書いています。
官僚問題、食肉偽装、高級料亭での食品衛生法違反問題などなど、つね
にマスコミは正義の味方として偏執的とも言えるほどに、そして完膚な
きまでに対象を叩き、「正義」を振りかざします。
ちょっとは、こちら側もマユにツバ付けて、一歩引いたスタンスだって
必要なのかな・・・・?と思わされた著者の話ではありましたね。
4月ごろでしたか、千葉の高校で入学金未納の生徒を入学式に参列
させなかった報道がありましたね。あの時の新聞・テレビの安っぽい
人道主義やら教育的見地?からのヒステリックな糾弾がありましたが、
世論は全然それに乗らなかったですね。
受益者負担の原則からは、「金払ってないのに、サービスは受けられ
ネーのは、当たりメエーじゃないの!」
この現実世界の常識を、庶民の誰もが無言で支持した結果で、極めて
健全な世論の反応でしたよね。
そんなわけで、伏魔殿コンビニからちょこっと、教えて貰うことが
あったような読後でしたね。
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今日の散歩は、折悪しく一番暑い時間になってしまいました。
猛暑日の熱中症にも気をつける必要はありますが、中学時代は
野球部員。大学でも夏休み期、テニスコートに弾けた青春を送って
いますからね。
負荷掛ける意味でも、不調でなければ、ま、出て見ること、と
散歩に。
「コケコッコー」でもないのでしょうが、昼下がりニワトリが鳴く
ような大きな声。ニワトリ小屋なんてなかったよな?
訝しく思いながら、ひとんちの畑に入り込んで、近づいてみましたら、
なんと、キジの雄でした。
3mほどの至近で、キジ。
それからコースに戻って、20mも歩いたら、なにやら小動物が
道を横切るじゃありませんか。
帰ってから調べてみましたらね、ニホンイタチだったようです。
読んでる皆さんは、『ど田舎』と思われるかも知れませんね。
当方は別に・・・・。
こんな身近で自然観察が出来る環境に、大満足ですからね。
☆★☆今日出会った生き物たち
モンシロチョウ、キチョウ、キアゲハ、ウグイス、ひよどり、
ツバメ、ハシボソガラス、シラサギ、シオカラトンボ、
ニイニイゼミ、アマガエル
除草作業のおじさん達。シルバーセンターから?
今日も休憩中のところに出会いました。
「こんにちは」と傍を通りましたら・・・・・・、
6人ほどのおじさん達も揃って「こんにちはっ!!」
通り過ぎるとき、元気出ました。
(おじさん達も、生き物たちに分類してゴメンナサイ・・・)
小川沿いにノカンゾウが満開。
夏日の昼下がり。ちょうどビバルディの「四季」の、けだるい
夏を描写した第2楽章が眼前に拡がっておりました。
よって、生き物たちも少なかったな・・・・。
この4、5日で、腕、足、顔の日焼けが凄いことに・・・・。
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HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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