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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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  ●読売新聞・編集手帳 (2009年6月29日付)

昨日の読売新聞コラム欄ですが、「実学と教養とのバランス」(同記事)
は、確かにいつの世にあっても難しい。


この記事にもあるアメリカの鉄鋼王カーネギーも、大学でシェークス
ピアを学ぶのは時間のムダと指摘したそうですが、このたたき上げで
巨万の富を築いた成功者からは、どうしてもそう思えたのでしょう。



ただ、先日メルマガか何かで読んだのでは、このカーネギーもまた
「並でない」非凡な人間であったことは言うまでもありません。

そのメルマガの記事からご紹介してみますと、彼が3歳だか4歳の時
のこと。ママと八百屋へ行って(アメリカで八百屋というかどうか?)
そこの主人に「坊や、お利口だネ。さくらんぼあげよう。」「手で掴め
るだけあげるヨ!」と言われたそう・・・。

しかし彼はモジモジするばかり。


業を煮やした八百屋のおじさんが、大人の手で<一掴み>取って、彼
の手に渡してくれたのだといいます。


家に帰った彼は「どうして、オジサンがくれるというのに取らなかった
のっ!?」とママに聞かれます。


そうしましたら、カーネギー坊や曰く・・・・・。

「ボクの小さい手じゃあ、たいして掴めないから、オジさんが取って
くれるの、待ってたの・・・・・・。」と言ったそう!!!


まあこういう例外の天才は別としまして、先のコラム欄で紹介して
いる経済学者・猪木武徳氏が『大学の反省』という著書の中で、
「専門教育は重要だが、人間の深い洞察力は古典教養を通じてこそ
培われるのだ」と指摘しているとのことですが、大筋当方なども
これには賛成です。


昨夜家人と大学院に通う娘の電話で、『徒然草』の<仁和寺にお参りし
て>何たら・・・・・<やはり、先導は必要だ・・・>とは、どうし
て??  
んなコト急に訊かれても、しーーーりマシェン!?



当方など、今さら「古典」をと言われても困りますが、通常は仕事
がら、<現在>から見たほんの過去、あるいはほんの未来を考える
のがシゴトなもので、どうしてもバリバリの<現在>に引っ掛かった
本を手に取りがち。

昨夜読んだ本は、勿論今もご存命の著者でしたが、先の太平洋戦争
の時代を実体験から振り返り、そして歴史分析も交えたなかなか読
み応えのある本で、<現在>ばかりではイカンな、と反省をさせら
た読後となりました。

■近藤道生(博報堂最高顧問)
    『国を誤りたもうことなかれ』角川oneテーマ21新書


どうしようもない東条英機首相を中心とした軍部の暴走、それに
翻弄された兵士や当時の国民、時代に少しでもブレーキを掛け様と
最後の望みを賭けた近衛前首相。敗戦の年、久方振りに天皇に拝謁
し奉った上奏文が長文のまま引用されていますが、時代状況の分析
が正鵠を射て、読むものに迫りました。

こんな本を読みますと、昨日の国会周辺の動きなど現代政治の混乱
のアホらしさに、飛び上がってしまいます。

日曜日の日本テレビ『バンキシャ!!』に、東国原知事が生出演して
レギュラーの河上弁護士とやり合ったようですが、アンポンタンと
いう感じ・・・・。

●河上弁護士が東国原知事を痛烈非難「地方分権だけで国政やって
いけない」
 
(2009年6月29日(月)19時46分配信 J-CAST.n)


ほんと、古典というか、しみじみしたまともな本を読まないと
いけないな、とマジ思いますね。



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 これも偶然ですが、この日は「バンキシャ!!」など見なかった
 のですが、その放送3時間ほど前に、近くの本屋のユーズドコー
 ナーで一冊の本を買いました。

 それが何と!!偶然にも・・・・、

 ■河上和雄『知らないと危ない「犯罪捜査と裁判」
                   基礎知識』講談社文庫

 なんだか憑いてるようで、この偶然がコワイ・・・・。
 
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一週間ほど前、親戚から電話があり、去年亡くなった伯母の新盆の
打ち合わせとのことでした。

日頃バタクサしているもので、葬式したのはいつだったか?つい失念
していました。


寺の境内の大銀杏が黄色く色づいていたこと、薄手のコートを着込んで
行ったこと・・・・など、あれこれ思い出してみると、昨年の師走前
の頃だと記憶が蘇って来ました。

当方には、まったくの偶然でしたのですが、葬儀が営まれたのが東京都
三鷹市下連雀、禅林寺でした。



今月20日の新聞に、生誕100年にあたる19日に、太宰治の桜桃
忌が催されたことがカラー写真入りで大きく報じられていますが、
昨年の葬儀時には、まるでそんなお寺であることは、つゆにも知りま
せんでした。

   ●当方ブログ 2008年11月26日記事


葬儀の後、そんな話を小耳に挟み、ついでと言っては失礼ながら、
太宰治の墓にも詣でました。
師走に向かう直前の頃のことで、太宰が眠ることを知った数人の参拝
客のほかは、ひっそりと静まり返っておりました。


この寺のそばには、今では、熱烈太宰ファンというお若い女主人の
喫茶店までが開かれていると、テレビで見ましたが、桜桃忌を報じる
新聞写真の賑わいよりか、静かな晩秋の訪問の方が合っているよう
に感じました。


今新たに、若い読者層を獲得して、静かなる太宰ブームの中にある
とのことですが、昨日の読売新聞・編集委員近藤和行氏の『経済百景』
というコラムが<原発に響くトカトントン>と題し、導入部で太宰の
短編「トカトントン」を紹介しています。

遠い昔に、筑摩書房だったかの日本思想体系・ニヒリズムという巻で、
この太宰治の「トカトントン」を読み、生活の中にもふと顔を出す、
<虚無>の指摘に、作家の刺すような視点の凄みを感じ、唸ったもの。

まるでもう忘れておりましたから、先ほど青空文庫から取り出して
読んでみましたが、歴史に名を刻む作家の非凡さには、感服です。



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 今しがた、同僚の行政書士さんから電話が。
 「ヤミ金訴訟の非弁活動容疑で、県内の行政書士逮捕」の知らせ。
 2時のテレビニュース、及びネットニュースで知っておりましたが、
 何ともやり切れません。
 100件以上の訴訟を扱っていたと報道にありますが、聴いただけ
 で、グッタリ疲れが出ますね・・・。



今日は、沖縄地方では梅雨が明けたといいますが、こちらは夕方から
雨が降りだして、梅雨に逆もどり。

そうだよね、7月の半ばまでは梅雨でしょ。


でも気が早いセミ、ニイニイゼミだと思いますが、今日初鳴きを聴き
ました。例年より20日は早い。温暖化ですね。


厚生労働省がらみの申請書類は、なかなか細かくて手間取っており
ます。明日から気を入れて追い込みですね。



  大粒の雨降る青田母のくに     成田 千空





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 事務所の屋根打つ雨音を聴きながら、今日は短く〆、デス。




ここのところ、バタバタの毎日でしたから、今日の午後は身体の望む
まま、バタンキューと昼寝しまくり。

長丁場の<ぬかる溝>ですから、こんな日があってもイイと思うこ
とにしています。


さて、いよいよ始まった映画『劔岳 点の記』ですが、早々と前売り
を買ったのはいいのですが、今頃になってどこにしまったのか判らなく
なっていました。
当日券の買い直しを覚悟して、諦めていましたら、事務所の引き出し
から出て来て”ホッ!?”

今日辺りの午後にと家人を誘ったのでしたが、生返事。
一応・・・・・だったのですが。
映画はやっぱ、ひとりで見るに限る!とは元々は思っているのですがね。

来週の平日、ひとっ走り、行って見ましょう。



昨夜、日本テレビで放映した映画・山田洋次監督の『たそがれ清兵衛』
は、素晴らしかったですね。

結構山田洋次監督の作品は見ていた方でしたが、「学校」シリーズを
見てから、峠を越えたように思っておりましたが、なかなか・・・。
イイ映画でした。
今度ヒマをみて、DVDでCMなしに見てみようと思いました。



それから、27日から公開された西川美和監督『ディア・ドクター』
は、へき地で医療行為を行うニセ医者の物語。
笑福亭鶴瓶の主演、茨城県常陸太田市がそのロケ地というのもありますが、
やはり、物語として興味がひかれます。


また今日の新聞、テレビ番組欄に出ていた広告の中村勘太郎主演『禅』
もDVD発売といいますから、レンタルもスタートするのかな?

映画公開時には、気になってはいたのですが、見逃してしまいました
ので、急ぎ見てみたいと思っていますしね。
中村勘太郎が、NHK大河ドラマ「新撰組」の時点で気になっていまし
たし、道元禅師の物語ですが、彼の雰囲気でいい味を出しているよう
に思えて楽しみです。


業務の合い間、縫うようにしてチェックをかけねばなりません。


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  東京などでは、2,3年前に公開された中国映画『故郷(ふるさ
と)の香り』が、この7月に身近で見られる機会があります。
  あの中国映画の名作『山の郵便配達』の監督による作品という
  もので、今から手帳にはメモして、漏らさないよう注意しています。



いやあ、今日はホントに予報どおり、暑くなりましたね。

詰まっている業務で、たぶんエンドレスになりそうなもので、
先に、運動の散歩をして来てしまおうと思うのですが、『遭難』しそう
ですヨ!?



先日は、懇意にしていただいている他県の行政書士さんのブログで、
専修大学の創始者の歴史を知りました。


日本行政書士会連合会の「司法研修」が、この大学で開催されており
まして、当方もその第一回目に、暑い中通いましたのでね、到底
「他人」とは思えない大学なのですね。

他県の行政書士さんとは、この研修時に「タバコの灰皿」近辺で知り
あった仲なのですが、先のブログで、創始者の経緯をしっかり記され
ていまして、スゴイ勉強になりました。


うむ、あの福沢諭吉と伴に咸臨丸でアメリカに渡り、コロンビア大学
で、当初の目的の近代兵法を勝手にやめて、近代財政学と会計学を
勉強してしまった方であったらしい。

そして建学の精神が「報恩奉仕」。


いやあ、このブログを読んだ時、はたとヒザを打ちました!

何を隠そう、我が出身高校の建学の精神が「報恩感謝」であったも
のですからね・・・・。


今日あたりは、真夏みたいな暑さですが、我が高校では毎年8月15
日が、夏休みの中の登校日になっていまして、目的は、この創立者
の墓参りであったのです。


 ●飯村丈三郎 (ウィキペディア より)
 ---自由民権運動から茨城県議会議員、帝国議会衆議院議員
    第六十二国立銀行頭取、いはらき新聞社長、水戸鉄道(現
    JR水戸線)建設・運営に携わる。
    水戸藩藩校弘道館の流れを汲む旧制私立茨城中学校(現
    茨城中学校・高等学校)を設立ーーー


その頃ガキでしたからね、昭和2年に交通事故で亡くなった位は憶え
ていましたが、まあー、あとはさっぱり。

ただ、建学の精神「報恩感謝」だけは、<三つ子の魂百まで>という
ように、しっかりと頭の中に入っているんですね・・・。


で、「報恩奉仕」と「報恩感謝」
その時は思わずヒザを打ったのでありました。


専修大学が、他人と思えないと書きましたが、日本行政書士会連合会
の研修という、ホンの短い間ではあったのですが、縁というのは
不思議なもので、心の奥深くに無意識に浸透するものなのです。

他のヒトは知りませんが、少なくとも当方の場合はそう。


先の他県の行政書士さんの他にも、周辺に何人もの、不思議とこの
大学出身の方にお世話になっていますが、縁というのは不思議。

「報恩奉仕」で、余計にそんな気になっています。



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 民主党の鳩山代表も、東大出ですが政治の世界に入る直前まで、
 専修大学経営学部助教授でしたね。
 いま騒ぎとなっている、東国原知事も早稲田と言っていますが、
 最初はこの大学卒でした。

 そのあとは、そこをボヤかしているのが気に喰わないのですが、
 また今回の騒ぎも何とも賛成しません。
 バラエティー番組に出まくりで、宮崎の宣伝まではイイとして、
 <悪ノリ>も行くトコまで行った感じ。

 見えなくなる・・・・・んですね。

 ■そのまんま東『芸人学生 僕が学び続ける理由』実業之日本社

 この本を書いた頃のヒタムキさ、立派でしたから、好きだったの
 ですが・・・・。


 「報恩奉仕」・「報恩感謝」





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自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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