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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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新しい年が明け、昨日あたりからヤットコその気になって来た。

このブログも数えれば、10日も更新が空き、今日から新年の
書初めというヤツで・・・・。


年賀状を書いたのが、暮れの29日だか30日。ま、大車輪で
追い込んだもので、今届いているものには返事を書かないだけ
大分気が楽な年始を過ごしている。


大晦日もある場所で年を越し、帰ってはテレビ朝日の『朝まで
生テレビ!元旦SP 福島で考えよう 原発事故からの復興!!』
を、それこそ、<朝まで生テレビ>して、田原総一朗並みにそれか
ら就寝。

起きたのが元日の昼過ぎ・・・・。

おとととととっ、毎年主だった新聞の元日付を買う習慣なのだった
が、「まだあっかナーーーー!?」って時間で、あわてて最寄り
駅の売店まで走る。

コンビニじゃ、店によってない新聞があったりするもので、一気呵
成に事を済ますには、時間も時間だからして<駅が一番>と狙い
を定めて走った。


で、ほっ!!

●日本経済新聞 1月1日付 春秋
●朝日新聞   1月1日付 天声人語
●産経新聞   1月1日付 産経抄
●毎日新聞   1月1日付 余禄
●読売新聞   1月1日付 編集手帳
●茨城新聞   1月1日付 いばらき春秋


ま、新聞を買って1日から3日までは、ゴロゴロしたり、我が家
の新年会があったりで読まず、昨日やっと、6紙全部に目を通し
加えて暮れに買っておいた「週刊東洋経済 12/24-31
新春合併特大号 2012大予測」にも目を通した。

ま、遅まきながら・・・・、というヤツで。

しかしね、新聞6紙合わせて厚さが7センチ近くにもなるという
のに、ほとんど、読むところがない現実。

上に、各紙コラム欄を引いてみたが(残念ながら日経はリンクが
出来ない。また、茨城は当日付しかネットに反映していないため
リンクしていない。順番は、当方が面白いと思った順。よって、
日経は、日経のネットで是非ご覧いただきたい。)頼るものなど
ない、ちょうど日経の春秋欄が言う「混沌」の時代なのだろう。


バブル期ならば、<今年はこうなる!>風に読めたのに、グロー
バル社会ゆえに、単純には読み切れる状況にない難しい時代に
入っているということか。昨年来<絆>がキーワードになって
いるが、富裕層と大多数の貧困(そこまで行かずとも、中間層
の激減は確か。)という二極分化は覿面なのに、社会のベクトル
は拡散化の方向で焦点が定め難い・・・・。

よって、各紙ともスポーツと芸能でお茶を濁すわけの分からない
元日号が出来上がっている。


さて、日経の元日コラムの「春秋」欄に戻るが、作家の堀田善衛
はかつて<混沌と混乱は違う>と言ったという。
「混沌というのは、何か充実した、力にみちたものという感じが
ある。けれども混乱というのは、それ自体に物を生みだす力がな
い、前にも後にもつながらない」

そして、この「春秋」の記者は、混沌と対決するのは結局は1人
びとりなのだと説き、この混乱でなく混沌を生き抜くためには、
上方落語の桂枝雀のノートを引いて、彼の高座にかける心得「少し
破ける、少し弾ける」でありたいと結ぶ。


預言者も、羅針盤もない混沌の時代・・・・・。


朝日新聞・編集委員根本清樹氏も、同紙1日付「ザ・コラム」欄
で、歴史の曲がり角で、未来予見もままならない時代だとした
中で、フランスの詩人・思想家ボール・ヴァレリーの言葉を引いて
いる。「我々は未来に後退りして進んでいく」(「精神の政治学」
吉田健一訳)
「後ろ向きで歩くのは確かにこころもとない。(略)行く先の見え
ない恐怖が道連れである。
しかし、その視野には人類の豊饒な過去があり、歴史がある。(略)
おずおずと、細心に、来し方を見据えつつ、背中の神経を張りつめて。
そんな道行を思い描いてみる。」(朝日新聞 2012年1月1日
付「ザ・コラム」編集委員根本清樹)


<おずおずと、細心に、>か!?たしかに・・・・。
辰年とはいえ、ネズミのように慎重な歩みで「歩」を進めて
行くことしかないのかも知れない。

近頃目に留める本も、そういう傾向が強いように見える。
■五木寛之『下山の思想』■勝間和代『ズルい仕事術』■勝間和代
『まじめの罠』■藤本篤志『社畜のススメ』■遠藤功、山本孝昭
『「IT断食」のすすめ』など、既読でないものを含め<足元
を見つめ直す>そう言った地道な眼差しを感ずるものが気に
なる。 



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 それから、この1年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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2011年も、今週でおしまい、残すところはあと5日となりま
した。

今日は灯油を仕入れて来ましたが、まだまだ仕残していることが
いっぱい。

ついに、東日本大震災で崩れたある部屋は、そのまんまで越年に
なりそうだ・・・・。ええっと、それからそれから、年賀状には
全然手をつけていないし・・・・・。

しっかし、今ネットを見ていましたら、こんな商品もあるんですね。

●歩くだけでお掃除

あんまりじゃーないの。
歩くだけで、お掃除が出来るって!?


ホントかね?

まあ、人間もここまで横着になってるってことか?



●「瓦礫みな人間のもの犬ふぐり」高野ムツオ(『俳句』5月号掲載)

●「わがうたの春をただよふなゐの空」森川光郎

俳人=岸本尚毅さんの解説では<なゐ>とは、古語で地震のことを
言うらしい。(毎日新聞・2011年12月25日付『震災と
不易の問いーーー2011年回顧・俳句』岸本尚毅から)(上記
2句の俳句も同欄より)



●「これまでとこれからと朝焼の空」友岡子郷

(毎日新聞・同日付「私が選んだ今年の秀句」欄 選者高野ムツオ)


冬至が過ぎたとはいえ、わが住む友部の朝焼は午前6時25分ごろ。
停まっている車という車が、霜で真っ白い塊になっている時間帯。

澄み渡った日の出前の空気に、群青と橙色の地平は気持ちの良い
ものです。

ひと時の時間ながら、来年こそはイイ年にと、つい祈りますね。




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●サンタが仮設にやってきた!  岩手県沿岸部
 (2011年13時07分 読売新聞)



今日はクリスマスイブ、今朝の毎日新聞第一面に頭書の内容の
写真と記事が載りました。

ボランティアのサンタクロースがプレゼントを渡そうとする
ところで、じっと、そのサンタさんの手元を見つめる小さな
女の子。イイ写真で思わず込み上げて来ましたね。

ネットで毎日の記事を探したのですが、残念ながらみつかり
ませんでした。よって、頭書のよう読売の記事を引きました。


それにしても、この企画の実行元・岩手県遠野市のNPO法人
「遠野まごころネット」のHPを見ますと、[今欲しいのはな
あに?」の問いに、小さな女の子の願いが「おうちとママ・・・」
には、なんとも・・・・・・。
ーーーーーー言葉もありません。


とにかく、あの3・11を忘れないこと、そして、寄添い
どんなことでも、自分で出来ることをしていくしかありませんね。


「遠野まごころネット」の呼びかけに、全国から馳せ参じた100
人のボランティアのサンタさん、どうぞ、風邪などひかない
よう頑張って下さいね。心から応援するばかりです。

●サンタが100人やってきた! 遠野まごころネット




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 我が家では、子ども二人が育ってしまって、もはやクリスマス
 なんぞもありません。それこそ、な~~んにもナシ!?

 それでもアンマリだもんで、アタクシが駄々をこねましたら、
 ウチのママ、ケーキとチキンレッグを買って来てくれた模様。

 「ケーキはショートケーキ?」「ヤダあっ!おっきいのっ!!」
 足をバタバタこそしませんでしたけれど、粘ったかいあって、
 今日は大きいケーキなのだ・・・。


 ま、反省するに、被災地にサンタのボランティアで向かった
 方もいるっちゅうに、何たる有り様・・・・・。

 来年こそは、もっと、もっと、社会の役立つ人にならねばと
 思った今日でした。トホっ・・・・。

昨日の新聞に出ていて知ったのですが、『ネイチャー「今年の10人」に
除染対策批判の児玉氏』(2011年12月22日付毎日)とあった。

●ネイチャー:「今年の10人」除染対策批判の児玉教授
  (2011年12月22日付 毎日新聞ネット記事)




ネット記事によると、7月に衆議院の参考人として呼ばれた、その
席での中継録画が「ユーチューブ」で、100万回も再生をされて
いるとか。
いやァ、不肖のワタクシ知りませんでした・・・・・。

●2011.07.27.国の原発対応に満身の怒り 児玉龍彦
               (YouTubeより)



<7万人が自宅を離れてさまよっている時に、国会はいったい何を
やっているのか>教授の発言最後の言葉が吠えていた!


しかし、その後の国会もムニャムニャーーーと眠ったマンマ
というヤツで・・・・・・。



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東京ディズニーランドって、オープンしてから28年になるとか。

しかし、いまだにこの業界のトップをブッチギリで走っている。
当方が岐阜にいた頃も、向こうの職場の若い人たちが、はるばる
泊りがけで浦安まで来るんだもんね・・・。

しかも、そのリピート率ときたら、凄いのなんのって89%だった
かな。
ウチの娘なんぞも、行って来たそばから「また行きたい!!」と
サエズルんだもの・・・・。

凄いもんデス!?



さてそんな「ディズニーランドを扱った本」、売れているというんで
取敢えずは読んでみました。

■福島文二郎『9割がバイトでも 最高のスタッフに育つ
                 ディズニーの教え方』中経出版

2010年11月25日第1刷発行の本で、手元の本は2011年
5月16日第19刷目というのですから、今だと30刷ぐらいまで
行ってるんじゃないの!?


ま、世にあまたある社員教育の本の一冊と言ってしまえばそれまで
なのだが、『人を育てる』といって、目次に<自分が扱われたよう
に、後輩は人を扱う><笑顔のあふれる職場をつくる><「誇り」を
もてる環境をつくる>などなど、どこかで見たフレーズが並ぶが
やはり現実に「実績」が出てるからな・・・・・。

ハハーーーーーーーァ!って感じで読みました。


いままで、2Kの「掃除」の仕事を呼んでカストーディアル。
オープン当初は、誰もがイヤがる職種だったものが、今じゃ
ショーアップ化もあって人気の職種に。

この項、既知なことではあったが、部内者の証言を読んで非常に
面白かった。

ブログにも、元その従事者だった人が書いているが、ディズニー
の教育が染みとおりいまだに忘れられないんでしょうね。

●ブログ『カストーディアルの話』<ディズニーの教え方>



組織の存在意義を「ミッション」という語で捉えて、筆者はディズ
ニーのミッションは<すべてのゲストにハピネスを提供する>こと
という。

それが、ディズニーの端々にまで徹底している事例として、ある
アルバイトの女性キャストの話を紹介しています。

ある時、自宅で母親に「ねえ、ミッキーは何人いるの?」と訊かれて
曰く。「何言ってるの、ミッキーは、1人に決まってるじゃない!」

夢を壊さないために、組織の隅々にまでミッションが徹底している。


また著者の失敗談も披露しているのだが、退勤電車のなかで、つい
<会社>の話をしていたら、20代の女性から「すみません、ディ
ズニーの方ですか。お話が周りに聞こえちゃってるんですけど。
やめていただけませんか」
・・・・・、アルバイトの女性だったそう。


「ミッキーは、1人に決まってるじゃない!」

イイ話でした。


社員からアルバイトまで、誰もが自分の会社のミッションを理解し
大事にしているエピソード。
爽やかな読後でしたね。



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男性
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行政書士
趣味:
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自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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