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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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先週は、会議やら相談会の当番で4日間取られ、合間
に月一の通院、3ヶ月に一度の通院、加えて歯医者まで
行かねばならなくなって、ある日など、歯医者から無料
相談会会場、終わって眼科病院と分刻みの日も。


今週も会議が2日も入り、平行して進めているある組織
の旅行計画に変更が発生して、その変更の折衝でさき
程まで電話のやり取り。


相手さんが外国だからして、ラチが明かず、結局は来週
連休明けまで持ち越しになりそう・・・・。


いつ来るか?電話の返事待ちにジッとしているのもムダ
なので、13日ぶりに散歩してきましたヨ。



強い日差しはないが、凄い湿度の高い今日、もう汗びっしょり。
イイ汗かきましたね。


田んぼの稲もしっかり根を張り、一面黄緑色の絨毯。
ところどころにノカンゾウの橙色の花がほころび、白サギ
の白色がまぶしい。

それにしても、白サギのヒナに出会ったら、まだまだ
首から頭にかけては、淡いオレンジ色。

親子でエサを探っていましたが、一人前のサギになるまで
日が懸かるようだ。



ある田んぼの隅に、今年初めてのオモダカを見つけた。
いつ見てもけなげなかわいい花。農家の方にとっては
雑草なのだろうが・・・・・。



昨夜から読んでいる本『はなちゃんのみそ汁』。

健気なはなちゃんの姿に胸を締め付けられる思いだが、小さな
子を残して天国へ旅立ったママの無念を思うとき、誰にも平等
な死ではあるのだが、何とも・・・・。


この本に出て来る話。旦那さんの先輩がガンを患ったのだが、
闘病の末、仕事復帰まで果たしたのだそう。

それが、会社での快気祝い、祝福のあと、あろうことか、数日
しての夜釣りに行っての遭難死。

不治の病のガンに打ち勝って、それなのにアッサリ、趣味での
遭難死とは、なんと皮肉なことか。


人間何時死ぬか判ったものではない。

しかし、人は自分の死をなかなか深く思うことは出来ないもの。



最近テレビで観た古い映画、『エジプト人』の一コマでも、奴隷
の出から、一時はその美貌から頂点を極めた絶世の美女が、
かつてハナであしらった医者を訪ねる。

急坂を転げるようにかつての面影のカケラすらなく、持てるもの
は、皮肉にもこの医者が若い時分に唯一のものとして差し出した
王から授かった首飾りだけ。


「胸を開けて・・・・。」医者が言ってみれば、鑑賞者からはガウンで
見えないのだが、すでに、身体には死斑が出ているような状態を
暗示する。

そして、主人公の医者は<諸行無常・・・・>のような言葉をつぶやく。


この映画、キリスト生誕より1300年も前のエジプトの話。



人は、人として出現してから、今の今まで、永遠のテーマの中を
生きている存在なのだ。



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 オモダカが思い出せなくて、植物図鑑を探したが出て来な
 い。(大震災後もそのままのところもあるため。)家人に
 聞いてやっとオモダカを思い出す。
 ええとぉ、エトエト・・・・・、近頃こんなことが増えましたのじゃ。

 

 ●オモダカ
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昨日は午後から会議だったから、一昨日だったのだが、
丁度NHK衛星放送の映画枠で『鉄道員』が放送予定
だったもので、録画をセットした。


ま、あとで、時間が出来た時にでも観ようと思っての録画
だったのだが、40分も経った頃、ふとリアルタイムで観たく
なり見入ってしまった。


映画音楽としては、それこそ何遍となく聴いたものだった
もので、<観た>映画と思っていたのだが、筋を追う内
初見ということに気がついた・・・・。
面目ない。


なかなかイイ映画で、最初の40分ほどは知らないのに
ドンドン引き込まれ、終わった後、録画で冒頭の40分も
観て、やっと、筋が判った。

昔、映画館に行った時には、こんな風に映画を観たことも
あったナ・・・。


第2時大戦直後から1950年代、イタリア・ネオリアリズム
として映画史に残る映画が多数作られた時代があった。

デシーカ監督の『自転車泥棒』など感激した映画があったが、
この『鉄道員』はその範疇には入れられていないようだ。


息子、娘、妻にも手を挙げてしまう厳格で不器用な父親。
利発で愛くるしい一番下の息子の目を通して、変哲もない
庶民の普通の暮らしが描かれてゆく。

そこには、イタリアも日本もない「人の重苦しくも変哲の
ない日常と素朴な喜び」があるばかり。


●映画『鉄道員』 (You Tubeより)



2か月続けて無料相談の当番になったが、デフレ下の無策
の政治状況の中、相続・遺言の相談からも、人々の生活へ
のイラダチやら困窮化、精神の切迫化が切々と伝わる体験
となった。

日本映画の名作と言われる小津安二郎監督『東京物語』に
早くも日本の親子関係破綻の萌芽が見て取れるが、それに
しても、映画の二男の嫁のような存在が、今では夢物語で
しかないのだろうか。


打算ばかりが先立ち、刺々しさを増す世相に、つい憮然として
立ち尽くすのだ。


●小津安二郎監督『東京物語』予告編  (You Tubeより)


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梅雨明けもあと一週間ほどだそうだ。

今日は朝からジリジリと照り、まるで梅雨明け後を思わせ
るが、明日からはまた天気は下り坂。

7日(土)の会議帰りには、早やニイニイゼミの初鳴きを
聞き、今は、庭先に黄アゲハが通り、羽化直後だったのか
オニヤンマが鉢植えの草に留りかかった。

夏近し、だね。



さて、昨夜遅くに、日曜に録っておいたNHK『日曜美術館』
<この画家が見たもの 磋江毅 写実の眼>を観た。

例によって不勉強の我が身、初めて聞く画家の名であった
が、1954年生まれ、まさに同時代人の人であった。

そして、病を得て54歳にて没。

今まさに画壇に名を刻まれる、歴史上の人物への歩を歩み
初めている画家。

●この画家が見たもの 磋江毅 写実の眼
  (NHK Eテレ 『日曜美術館』) 



”物は見ようとした時に初めて見えてくるー”(磋江毅)


徹底した写実主義、リアリズムの追求とは、それに費やされる
膨大な時間と、集中の一語では語れない強靭な精神。

物凄い「人間の営み」の、結晶としての作品群に圧倒された
時間であった。


昼間バタクサとして瑣末なことに追われる毎日。
先ほども、入金の督促で先方とやりあって、なんと
バカな時間を浪費していることか・・・・・。


このような番組を通して、ヒトの営みの深さに触れ、
昼間の喧騒とのバランスを取ることも大事と、ひとり思って
いるこの頃だ。




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この磋江毅の展覧会が9月26日まで、山梨県の
河口湖ミューズ館で開かれているらしい。

娘の大学入学の折、単身生活の道具を積んで
走った道を行けば着ける場所。

行って見たいとも思うし、寄る年波、億劫に思う心持も。
さてどうするか?

梅雨が明ければ夏山シーズン突入になるのですが、
昔のサラリーマン時代と違って、実際にはなかなか
山には向かえないのが現状。


そんな中、昨日からTBS系の『サマーレスキュー』なる
テレビドラマがスタート。(毎週日曜・夜9時~)



『梅ちゃん先生』以外には、テレビドラマなどまるで観ない
方なのに、山のドラマというので覗いてみたが、期待に
違わずなかなかイイ滑り出しで、今後に期待が持てそうだ。

向井理さん主演ということもあるのか、ネット上でも何かと
話題のようだが、原作本のないドラマ書き下ろし。
北アルプスの2500m級の架空の山というので、ロケ地は
どこか?これもいろいろ話題のようだ。



それはともかく、当方ら山を齧った者をも白けさせないリアり
ィティが基調にあって、面白い展開が期待出来そう。

ドラマ冒頭の頃、向井理扮する大学病院の心臓外科医が
まったくの山のシロウトとして、山の大学附属の診療所へ向かう。


途中、早疲れ果て、ペットの水も飲み干してしまい岩に腰を
下ろしているところに、看護士を辞めた山小屋主人の娘(尾
野真千子)が通り掛かる。

「・・・・・・水を分けて貰えませんか?」

男まさりのキツイ娘は、即座に言う!

「それは、(もう)遭難よ!!」


山を齧った者であれば、まさにそう。
判る、判る・・・・・・・。



そんなこんなで、今を時めくスター起用のドラマだからして、
2500m以上の山の上でロケしたとも思えない。

信州・長野には違いないが、どこなんだ????


信濃毎日が報じたところによると、長野ではこの
『天空の診療所・サマーレスキュー』のロケ地マップが
長野の観光地で配られているとか。


それにしても、昨日のドラマのクライマックス。
1人の女性登山者が肺気腫、もう1人、リストラされた
自殺志願者とおぼしき男性は、ガケから転げて膝に
大きな裂傷。出血が止まらず、時あたかも悪天候が
去っても、ヘリの飛行禁止の夜間が迫る・・・・。


この二人の遭難現場は、森林限界を超えた尾根道
のハズなのだが、はるか後方には普通の針葉樹の森が
見えた。
山容は、当方の経験からは大菩薩峠のように見えたが、長野
美ヶ原に同じようなところがあったのか。

ま、遭難時のロケ地がややご愛嬌ではあったが、まじ、山好き
にも耐えるレベルの好ドラマがスタートしたと思う。



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 昨日の「なんでも鑑定団」(5月22日の再放送)でも
 当方は初めて知ったのだが、山岳画家・足立源一郎
 の油絵の鑑定依頼が出て面白かった。

 ●なんでも鑑定団(テレビ東京)足立源一郎

 ●山岳美術館 足立源一郎

■■■今夜のNHK『特報首都圏』<「命の薬が使えない~が
ん患者の苦悩~>
を見た。(19:30~20:00)


新聞の番組欄には「がん患者命を救う最新抗がん剤
高額治療費に悲鳴」とあったが、日本人の2人にひとり
が罹患するとも言われる<がん>、とても他人事とは
思えないリポートだった。



取り合えず完治した後も、いつ再発するかも知れぬ恐怖
と戦いながら、再発防止の抗がん剤を飲まねばならない
患者に、さらに追い討ちを掛けるように迫る高額薬剤費
や治療費。


毎日飲む抗がん剤一錠が、なんと9000円。
たった一錠が、「9000円」という。


その他の通院治療代などで、ひと月に10万円にも上るの
だというからハンパじゃない。
子供の教育費が嵩む患者さんは、自分の命と引き換えに
この抗がん剤治療を断念した様子を伝えていた。



別の女性は、がんに罹患して働き場を失い、細々とした
パート仕事で月の給料が8万にまで下がったという。
この中からどう薬代を捻出する?

寝る間を惜しんで、夜中2時か3時から朝9時までの2つ目
の仕事をこなしている。
その過労の方が、余程、がん再発のリスクを孕んでいる。

しかし、高い薬を飲むのを止めてしまったら?という恐怖が
駆り立てているという。



なんとも痛ましい日本の現実を炙り出していた番組だった。
しかも、決して別世界のことではなく、いつ我が身に?という
切実感が胸に迫った番組であった。



ちょうど、7月1日の晩に黒澤明の『生きる』を観た後だったもの
で、個人的には切迫感がより身に摘まされたのかも知れない。

●Ikiru(1952)   YouTubeより

志村喬の「ゴンドラの唄」が、ここのところ、耳から離れない
感じになっていた・・・・。

♪命短い~かし、恋せよ乙女~
 赤きくちびる、褪せぬ間に~


●生きる(映画)-ウィキペディア
●黒澤明『生きる』からのメッセージ
●黒澤明の『生きる』って、どのあたりが面白いのですか?
 ー邦画ー教えて・・・


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♪「ゴンドラの唄」  塩田美奈子 (YouTubeより)  

明日は会議、まだ今夜は寝れない
「命短し~」だから、やはり、納得行く
準備はしなければ・・・・・、だものね。

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自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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