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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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●介護保険 安上がり事業に誘導 
 認定締め出す「水際作戦」 厚労省方針
(2014年1月26日(日)しんぶん赤旗)



別段当方は、日本共産党シンパではないのだが、ふと
上記記事が目に留まったものでリンクした。

読んでみれば、なるほどなるほど商業的大新聞のどこも
取り上げてはいないが、こりゃホントだとすれば大問題
じゃないの!!という感じだ。



日本の高齢社会化は世界のどこよりも先端を走るもの
で、先達がないものだから、対策の処方箋は何処を探し
ても見つけられない。

やがては世界が、日本が取った措置を手本に模倣改善を
すればイイのだが、先達のないトップランナーの日本は、未
曽有の高齢社会の社会的負担と経済成長に、どこでどう
折り合いを付ければいいのか?極めて難しい選択を迫ら
れている。

で、上記にリンクしたような記事内容だ。


うむ、判らなくはない・・・・・・。

しかして、高らかにブチ上げた介護保険制度がなし崩しに
その「後退」を強いられ、有名無実化する方向というのは
言葉での「後退」とは言っていられない<生身の老人>の
放擲であるから、由々しき大問題だ。

戦後の社会構造の変化、家族体制の変容の中、高齢者
の介護は「社会でみる」という介護保険制度であったハズ
が、こうも社会が変容を遂げた現在、今さらかつての大
家族主義の時代には到底逆戻りは出来ず、社会的に放逐
された高齢者は、野垂れ死にしかないというのだろうか?

目に留める人も少ない赤旗の記事だが、糾弾の声の鋭さ
は、もっと社会に届くべきだと思う。


話は変わるが、以下のような記事もある。

●介護保険事業者が虚偽申請、市が指定取り消し/横浜
(2014年1月23日 カナロコ)

●NPO法人PWL 介護事業所の指定取り消しへ、虚偽申請と判断
/横浜市
(2013年11月22日 カナロコ)


「カナロコ」とは神奈川新聞社のWEBページだが、神奈川県内
の介護事業者の相次ぐ指定取り消しを伝える記事。

当方の趣旨としては、ご訪問いただく行政書士の皆様に読んでいた
だきたいのだが、行政からの度重なる改善要求指導にも耳を貸さない
不良事業者もあったようだが、一方で事業者によっては、果たして悪
意ある事業者だったのかどうか疑問に思うところもあって、リンクして
みた。

厚労省の意図を汲み、自治体レベルでも介護事業者の選別ないしは
振るい落としの傾向が働き出したのではないか?そう危惧するところ
もある。
よって、行政書士が業務を遂行する場合でも、上記記事から教訓にな
ることが多々あると思うのだ。


当方も今年に、ある介護事業者の許可更新申請を控えているのだが、
依頼を受理するにあたっても、5年の経過を踏まえ、その間の人的移動
を含め聞き取りを重視せねばならないと思っている。

「介護保険制度」の制度変化のなか、きっかりとしたタテマエのめがねを
透過するだけの基本の構築をしないと、行政側に跳ね返されると思うし、
その場合介護事業者にも迷惑がかかる。

事業者も、もはや行政への甘えは許されず、自立して介護保険法本来
に則った運営が必須なことを、専門職としても教育して行かねばならない
と思っている。


制度に係わる全てが、「介護保険制度」というバブルが弾け、正念場を迎
えている現実を判らねばならないと思うのだ。



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●日報抄(1月22日付 新潟日報)


今日は日中の気温が15℃にもなる予報であったが、昼前か
ら曇りだし、16時を過ぎた今は、ドンヨリとして北国の空模様
のようだ。
大分日が伸びたというのに、今日の夕暮れは早そう。



さて上記コラムで、「JR豊栄駅」やら「十日町」の地名が出て
いて目が留まった。

コラム氏は、<JR豊栄駅から福島潟まで歩>いたとあるが、よく
読めば<往復1時間の雪中散策>とある。

もう新潟を離れて15年近くにもなるから、ふと忘れてしまっていた
が、当然ながら新潟はスッポリと雪の中にあるのをあらためて思い
出した。
それも、今年の雪は例年以上の多さともいう。


豊栄と書いて、「トヨサカ」と読む。
事務所のツン読の本の間に、昭文社『分県地図・新潟県』があった
のを思い出して、拡げてみたら、羽越本線の新潟から下り列車で
5つ目の駅だった。
高架道の国道7号線から真下に新潟競馬場が見える地点。


さてこの豊栄には、個人的に苦い経験がある。

単身赴任中、月に一度帰省が許される日があって、新潟県村上
から茨城に帰って来る途中、もうゴール目前の水戸インター出口
そばで、スピード違反の咎で御用になったのだ。
家で数日過ごし新潟へ戻る時、その日は出勤日なもので、朝の2
時か3時頃に出発して新潟を過ぎ、朝の5時半か6時頃にこの『豊
栄』付近で、無人カメラに撮られ、ほどなく新潟県警にお呼び出し。

要は、この帰省の折りはご丁寧に、「行き」「帰り」ともスピード違反
で捕まったワケで・・・・。
トホホったら、ありゃしない。


スピード違反を捕らえる無人カメラ、初めての経験だったが、いやァ
良く写っているもんだ!!解像度バツグンで「し、知らねェ。オ、オレ
じゃあネェーヨ!?」とはとても言えなかった・・・。


十日町は、駅前には何にもないところでしたが、ここにショッピング
センター開店のため、何度か旧商店街の古びた空き店舗の開店
準備室に通ったことがあった。

雪よけのアーケードと十日町駅のホームにレールの振動音さえ無く
突然列車が入線して来る雪国の静けさが、今も心に残っている。



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 いつもながら日報抄をリンクさせて戴いたが、今日は新潟日報社よ
 り発行の『交通心理学が教える事故を起こさない20の方法』なる本
 を発注した。交通事故原因分析のネタになるかな、と思ってのことだ
 が、新潟大学の先生執筆の本らしい。
 偶然見つけた本だが、自分の中で、第二のふるさとゆえ何かしら新潟
 とのご縁が切れない。

散歩かジョギング中に交通事故に遭い、死亡した女性がその
後2年も身元不明というニュースを、 先日18日の拙ブログで
ご紹介した。


それが、またそういう不幸な方のニュース。

●交通事故亡くなった男性は誰?西条 
(2014年01月24日(金)愛媛新聞)



記事によれば、昨年1月に自転車と歩行者が衝突 した交通事故
により、事故から約2か月後に死亡した歩行者の男性の身元が
未だに判らないという。

男子中学生の自転車と衝突し、頭を打って重体。
その後も意識を回復しないまま病院で亡くなったというのだ。

事故直後から警察の懸命な捜査にもかかわらず、事故から1年後
の今も身元が判らないままと。


どちらがどうとは記事にはないが、一般的には、男子中学生の自転
車とご老人の衝突事故と言えば、跳ばす中学生の自転車に巻き込
まれた老人の歩行者、という 図式だろうと思う。


家族や親戚に連絡されることもなく、ひっそりと病院で無意識のまま
息を引き取った!?
まあ、死んでも死に切れない亡くなり方だ。

常日頃、外出時には身元を明かせるものを携行しないと 大変なこと
になるな。


2月末までの厳寒期、寒さ本番の時期だ。
21日(火)夜から22日(水)深夜にかけて降った雪は、雪と言える
ほどの雪ではなかったのだが、この降雪と路面凍結で、茨城県内
196件も交通事故があったそうだ。(毎日新聞の報道では、前日
比約3倍の発生と。)


注意していても<貰い事故>というのもある。
どうぞ皆様、注意の上にも注意を!!と申し上げますね。




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バタバタとある許可申請業務に追われ数ヶ月。相続業務にも
気を使い、交通事故事実調査も業務の柱だ し・・・、ペットトラ
ブルの動物法務がらみでも、 まったくの突然に電話が鳴った
りする。


そんなで、高齢者介護・成年後見関係のことは、ここのところ
頭からまったく抜けていた。

それがどうしたことか、ここ数日急に思い出したように、高齢者
介護が気になってNHKEテレの介護福祉の番組を見だしたりし
ている。


昨夜のNHK『ハートネットTV』(22日夜8時~) は、お笑いで
一世を風靡したタレント・春やすこさんの両親同時介護の苦労話。

その前日は、2013年の「NHK介護百人一首」に選定された人の
周辺ドキュメントで、非常に意義深い時間を得られた。
以下、テレビで紹介された人の歌ではないが当方が気に入ったも
のを引いてみると、

●竹下 敬子
 冬の日の駅の前にて我を待つ赤子となりし父の手をとる

●小塚 百合子
 花びらのごとく飯をこぼしつつひたすら食(は)むる姑(はは)を見守る

●松本 とよ子
 人形にトイレはどこかと聞いているおかしくもあり切なくもあり

●津久井 由美子
 きっちりと半分残したお弁当息子のためにと母親の顔

(いずれもNHK2013年『介護百人一首』選定100首から)


毎年選定100首を冊子にして希望者に配布していて、当方も郵送
してもらったこともあったのだが、ここ数年はまったく失念していた。

ウェブでこれに目を通すと、歌の作者のいつ終わるかも知れない介
護の日々。しかし身近な家族の尊厳を意識しての、愛情細やかな
介護生活の一端が偲ばれ、つい、涙がこぼれた。

また、お若い介護職従事者さんの使命感溢れる歌やら、歌の向こう
に介護現場の外国人スタッフの献身的努力が感じられたことには
頼もしくうれしくなった。



中には一刹那心をほころばせられるような微笑ましい描写もあって
救われた。

●星野 節子
 目薬と言えば大きく口開けて夫(きみ)は両目をしっかり閉じる


●「NHK介護百人一首」 2013  作品紹介
 (NHKハートプロジェクトのページより)




ウチでも、定期的に家人が義父の施設訪問に通っているが、いつも
家人ひとりに行かせている。今度は自分も同行しようと思う。

新婚の頃、家人の実家の帰りに、道すがら、田んぼの真ん中で草取
をしていた義父を見つけたことがあった。
水田に屈む姿勢から腰を伸ばし、コチラの挨拶に会釈したのだが、その
寂しそうな姿が今でも脳裏に焼き付いている。

今日は、なにせ、生きているウチ・・・・・、と思い返した。



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 昨年秋、台風直撃の予報で中止になっていた成年後見・補助人、被補助
 人さんによるミニ講話が、2月に開かれる案内が届いた。

 「何でもが勉強」 いつか役に立てる時のために、申込みのFAXを入れた。

●新潟日報コラム・日報抄(2014年1月20日付)

コラム氏が、街中でマスクを着けた人から会釈され、「さて、
どなただったか?」 よくある光景から書き出して、新型イン
フルエンザへの警戒を説いていた。



いま全国では、ノロウイルスによる集団感染が多発し、テレビ
各局では、競うようにノロウイルス感染予防のコーナーが目白
押し。

だが、「オオカミ出るゾ!!」の喧伝で、寝た子を起こすような
言質を叫ぶことでもないが、上記コラムを見るまでは、新型イン
フルエンザのことなどすっかり忘れていた。

しかし、一旦コトが起きれば、世界中を巻き込んでの一大パニ
ックになることは間違いない。



ノロウイルス対策の基本中の基本「徹底した手洗いの励行」が
即、新型インフルを寄せ付けない道でもあるから、衆人皆が
「手洗いの徹底」に関心を持ち実践するなら、イイことかもしれ
ない。

それにしても、「人類全体に共通の脅威」であるはずの新型イン
フルエンザを、もうまったく「眼中にない」ようにする人間の忘れ
っぽさとは、どうなんだろうか?


数日前にもテレビで放映されていた映画『感染列島』の地獄の
光景を誰もが共有し、「地球規模で人が移動する時代は、外国の
クシャミが瞬時に日本に届く。警戒心という特大のマスクを用意
したい。」(2014年1月20日 日報抄)
この警句を誰もが忘れないようにしたい。


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 上記コラム中に、鳥インフルでの「トキ絶滅」を予防するため
 佐渡のトキが島外で分散飼育される話が書いてあった。

 以前には、兵庫あたりの動物園にも<疎開>するトキが
 あると、ニュースで見たことがある。

 「絶滅」という取り返しがつかない事態を避けるため、転ばぬ
 先の周到な対策が、人知れず地道に行われていることに
 今さらながら感服する。

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男性
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行政書士
趣味:
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自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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