「日中」と聴いただけで、過敏になって日本と中国を考えてしまう今日この頃。

台風１８号が通過した今日、来客が帰った後何気に覗いたネ
ットニュースに以下のような見出し。

●日中にガムをかむと安眠できる!?
（２０１４年１０月５日(日)１１時０分配信　R25）




さて、昔会社勤めのころ、部下に中国への留学経験のある人
がいて、訊いたことがあった。

「パッと見、中国人と日本人を見分けるのは、なに?」

その彼が答えて言うには「頭デスね。」「髪型デス。」


その頃は、テレビのレポート番組を観ても、中国人男性には
刈り上げた独特の髪型があった。

「うん、あれ・・・、ねッ。」
それで、話は落着。
そのぐらい、中国には中国的な臭いがあった。

今は、どうなんだろ????



●外国人が日本人と中国人を見分ける方法、中国人の"高度"な
自虐ネターーー中国メディア
(２０１４年１０月４日(土)１４時５４分配信　Record　China）

●香港デモ「自分が中国人だとは思わない」
イギリス統治時代を知らない香港の若年層が中国を最も嫌う理由
(ニューズウィーク日本版２０１４年１０月１日(水）配信)


●人気ブログランキング　　　　　　　　へ
ランキングに参加中、よろしくお願い致します。

「矯正展」!? 久々にこの単語を聴いたな・・・・。

ネットの天気予報はトロくさくて、午後５時の予報でも日本列島
雲ひとつない。
で、いよいよ、午後７時頃から雨雲が近畿・中部・関東に掛かり
出して降り出す!?
文字に書いてあるのを書き出せば「接近中の台風１８号の影響で
今夜から明日にかけて全国的に雨が多くなるでしょう・・・。」

うそばっかり、ここ、笠間市上空だって朝から雨で、昼ごろから
はもう雨は強かった。

雨の中、急きょの調べもので近くの図書館に出かけたが、今日は
帽子にカバンと、当方にしては「完全装備」に近く出掛けた。

今夜もある調べもので、事務所を行ったり来たりになりそうだから、
台風がうらめしい・・・・。



●篠田麻里子さま、東京拘置所へ
(SPA！２０１４年１０月４日(土)配信)

今年で３回目になるという東京拘置所の「矯正展」に、AKB４８の
篠田麻里子さんがゲストとして招かれたというニュース。

この「矯正展」という単語を久々に見たもので、懐かしく記事を
読んだ。

この「矯正展」は、全国の刑務所でも実施していて、収容者の方々が
日頃製作しているもろもろの製品を、市場価格より安い価格で販売す
ル催しで、このイベントを通じて、施設の近隣住民に、刑務所施設運営
や矯正行政への理解を深めて貰う目的で開催されている。

上記リンク記事の東京拘置所はさすがに、日本の中心の施設だけあって、
第１回目が松山千春、第２回目が藤原紀香、今回が篠田麻里子とそうそう
たるゲストを迎えている。


SPA！に、同じイベントを伝える別の記事があるので、それも以下にリン
クする。ここには、拘置所で日頃出されている食事と同じレシピの弁当も
販売されたとあったもので、ご紹介したい。
記事の最後にその他の販売品に触れた部分もあったもので、引いてみた。

●拘置所メシのお味は?篠田麻里子も興味津々
(SPA！２０１４年１０月４日エンタメ)


さて、この「矯正展」の単語に懐かしさを抱いたのは、別に当方が収容
されていたから<思い出した>のではなくて、販売者側にいたことがあった
もので、懐かしかったのですヨ!

全国の刑務所で・・・と先に書いたのだが、当方が地元の百貨店に勤務
していた頃に、その百貨店の催事場で大々的に「刑務所作業製品即売会」
のようなタイトルで、毎年イベントとして開催したことがあったのだ。

リンク記事の販売品に、「木製家具・革靴・せっけん・カバン・カレンダ
ー」などが書かれていますが、醤油、味噌などの調味料やら、家具は本箱
書棚はもちろん鎌倉彫の婚礼家具３点セットまで、まあ、アイテムとして
は百などではなくて、３百種類近くはあったでしょうね。
当然、一ヵ所の刑務所では揃えられませんから、地方百貨店の販売力を
期待して、全国の刑務所から製品が集まりました。(幹事というのか、地元
茨城の刑務所が窓口だった。)

作業教官の配置の問題もあるでしょうから、刑務所ごとに製品の品揃えは
分かれます。それから、地元の矯正施設の畑作業で獲れた大根や白菜は大変
な人気で、開店から１５分ぐらいで売り切れになったほど。


各刑務所側でも力を入れて出荷して来た製品、売れなくて送り返すとなれば、
家具などは輸送コストも含めて大変なムダが生ずる。だもの、受け入れる側
も、事前準備など結構力を入れて頑張りましたね。
顧客動員のためには、マスコミが取り上げてくれることが大きい。新聞社回り
もやったし、地元の刑務所との打ち合わせも念入りに・・・というので、ひとり
で担当係官のもとも訪ねた。（でも、刑務所の門を入るというのは緊張したな。)
面白いもので、事務室?の壁には、製品拡販目標が掲げられていたりして、あらら
とビックリしたものです。

刑務所にも売り上げ目標があったのだ！？

そんなことで、自宅にある本箱のうち、本箱２つと書棚、それから、ガッシリと
重厚な将棋盤が刑務所作業製品だ。もう１５年近く使っているが、ビクともしな
い頑丈な作りである。

(そんな当方でも、鎌倉彫のタンスには少し身構えたもの。腕に技術を付けるま
でには、よほど、「入っていないと」身に付かないでしょ。
ところが世の中には、ご奇特な方もおられて、婚礼家具三点セットが実際に
売れたりしたことにも、驚かされたこともあった。)



●人気ブログランキング　　　　　　　　へ
ランキングに参加中、よろしくお願い致します。

先週の日曜日のフジ『ザ・ノンフィクション』は「泥棒出所・・・迎えた刑事
母は今？ 涙の帰郷列車」というタイトルで、前科２２犯の老境にさしかかった
元泥棒と、いま、関わる人誰ひとりいない中、元群馬県警警察官だった方だけ
が、心にかけ身辺の世話をする姿を追ったドキュメント。

この元泥棒を、群馬県からわざわざ島根刑務所の門の前まで行って出迎えた
元刑事。ヘタなドラマを越えた筋書きには、参った。

更生と簡単に言うが、現実の厳しさが画面を通して、ヒシヒシと伝わった。


まずは、「理解」だよね。

上記引用リンク記事では、２つ目のほうで「第３回東京拘置所強制展」と
<矯正>を<強制>と誤記している。

この２つの言葉の意味をあらためて考えるだけでも、意義はあると思う。

「朝の連続テレビ小説」のこと

朝のテレビのテッパン番組に、『NHK連続テレビ小説』というのが
ある。

どうです? 　皆様は観ていますか???


当方などは２０１０年上期の『ゲゲゲの女房』や、ドラマ冒頭・東
京の焼け野原の風景を、茨城県高萩市でロケしたというので観始めた
２０１２年上期の『梅ちゃん先生』は、観たのでしたが、ドラマが変
わるたび、ずっと続けて観てきた方ではなかった。


昨年上期放送の『あまちゃん』は、一大ブームになったのでしたが、
世間が騒ぎ立てるほど、余計に観たくなくなって、ほとんど観なかっ
たと言える。
ま、生来の<あまのじゃく＞もあって・・・・。

ところが、『あまちゃん』ブームの余波もあって、この年下期の『ご
ちそうさん』を突然に観はじめたら、ハマってしまった感があるのね。



先ごろ終了した『花子とアン』は、放送のリアルタイムでは真面目に
観たとは言えないが、録画を後から見たのを含めて放送全話を観たな。

歴代の『NHK連続テレビ小説』の中で、トップを飾る期間中の平均
視聴率が２２．６%を記録したそうで、<赤毛のアン>好きの日本人ゆえ
か、納得のいく数字でしたね。

●ナレーションの美輪明宏が分析「花子とアン」高視聴率の理由
(２０１４年９月２９日１２：４５　スポニチ)

美輪さん分析による「受けた理由」に、なるほど・・・と思ったのだが、
最終週に出てきた、「赤毛のアン」を出版する会社の社長役・脳科学者
茂木健一郎さんの棒読み「大根役者ぶり」にはタマゲた。

せっかくのドラマがぶち壊しになり、もう、コントだったものな。

脚本の中園ミホさんは、出演者選定にも大きく関わっていたらしくて、
女性視聴者に大うけだった男性キャスト選びにも貢献したということだ
が、肝心の出版社社長という大役が「どうしてこうなったのか?」これ
が最大の疑問。
テレビ朝日の大好評シリーズ『ドクターX』の脚本家にして、最大の失
策だった。

茂木健一郎さんが、「赤毛のアン」に関する著作もある方という含みが
あったとしての「ご祝儀出演」なら、役者の実力度外視の<ドラマの私物
化>だものな・・・。


さてさて、軽い話題のはずなのに毒ついてしまったが、９月２９日から
始まった朝の連ドラの後番組『マッサン』に話を移そう。

今度の『マッサン』も好調な滑り出しらしい。
ニッカウイスキーの創始者夫婦の物語だが、当方などにしても、先の『花子
とアン』の主人公同様に、創作であってもやはり実在の人物に焦点を当てた
ものの方が興味深い。

●"日本語できない"米女優、なぜ朝ドラヒロインに?"主人公と同じ勇気"に
海外注目
(２０１４年９月２８日　NewSphere）

関連本が８，９種出ているが、１冊ぐらいは読んでみたいと思っている。

ドラマの脚本は、羽原大介氏。映画『パッチギ!』『フラガール』を手掛け
NHKドラマの『とんび』や『かすていら』の脚本家というから、今後が
期待出来る。
『パッチギ！』にも考えさせられたし、『フラガール』には思い切り泣か
された。NHKの『とんび』は残念ながら観ていないが、同名のTBSドラマ
がリメイク版なら観たといえる。『かすていら』はさだまさしの同名小説
だが、ドラマとしても佳品の仕上がりだった。そんなわけで、今は泉ピン子
のチクチクイジめにイラッとさせられているが、朝の連ドラ皆勤賞を目指す。


行政書士らしからぬブログかもしれないが、こういうのがひとりぐらいいても
いいでしょ。テレビも観ずに日夜奮闘している先生方もおられますが、どうか
ご容赦下さい。



●人気ブログランキング　　　　　　　　　へ
ランキングに参加中、よろしくお願い致します。

コスモスの花

今日は１０月だというのに、急に暑くなって面食らった。


本日はある場所での行政書士会の相談会に出席。
もろもろの資料でパンパンのカバンを持って会場まで行くの
にも、 汗がびっしょり。

役目を終えて、事務所に戻ればグデェーっと一気に疲れがで
ました。


そうこうしているうちに、「今から相談に行きます!!」の電
話・・・・。
＜つるべ落としの秋の夕暮＞一気に暗くなる頃、飛び込みに
近い相談者が訪ねて来ました・・・・。



今日の日中は、青空の下、大人の背丈ほどのコスモスが咲い
ている脇を通り過ぎました。
コスモスは、すっかり日本の秋の花だけれど、原産地はなん
とメキシコだったのですね。

行政書士の会員バッジのデザインは、コスモスの花を象った
ものだ。
「街の法律家」にピッタリの花をよくぞ選んだものだとひとり
感心した今日だった。

●コスモスの花(身近な植物図鑑より)



１０月は行政書士制度広報月間にあたり、全国各地で「無料
相談会」など、各種行事が執り行われます。



●人気ブログランキング　　　　　　　　へ
ランキングに参加中、よろしくお願い致します。

日々アジアと触れる努力って必要に思う・・・・

今や韓流ブームは去って、日韓のミゾは深まったままの昨今、先日
読んだ本■長谷川慶太郎著『大破局の「反日」アジア、大繁栄の「親
日」アジア　そして日本経済が世界を制する』(PHP研究所 ２０１４
年９月１日第１版第１刷)中で、長谷川氏は「沈む反日アジアーー韓
国の取り返しのつかぬ大失敗」と１章を立てて、あるページの見出し
でも<選ぶ相手を決定的に間違えたパククネ>と、反日を唱え中国に
すり寄る韓国に思い切り辛辣な書きぶりで、至極合点がいった。


一方、昨夜読んだのが同じ長谷川氏の著作の『アジアの行方　大激動
の真実を知れ!』（実業の日本社)という本だったのだが、この本は、
頭書の本より約1年半ほども発行が前の2013年4月が初版のもの。

韓国大統領選挙が2012年12月にあり、この選挙でパククネ氏が当選、
大統領に就任したことは周知の通りだが、上記『アジアの行方』の
出版はそのわずか5か月後のことだった。
父親の朴正熙元大統領が親日家であったからだろう、その娘の大統領
就任にあたって、長谷川氏は最大級の期待と賛辞を込めて<清廉潔白な
パククネ大統領に期待>との大見出しに続き、小見出しでも<日韓友好
が中国を牽制する>ときた・・・・。

さてさて、しかしてその現実は、2014年9月発行の頭書の本で長谷川氏
ご本人が見出しを書いた通りの、<選ぶ相手を決定的に間違えたパクク
ネ>となっている。


この本の奥付の著者紹介にある「石油危機の到来、冷戦の終焉、日本
経済のデフレ到来を予見するなど、政治、経済、国際情勢についての
的確な分析」で定評のある長谷川氏でも、見事カラぶりすることも
あるのだと、昨夜はこの旧本の「パククネよいしょ!!」のページを読ん
でいては、なんともコソバユかった。

別に、この著者を批判しているわけではなくて、当方もファンのひとり
であることは確かなのだが、ただ「弘法も筆の誤り」があることもあるか
ら、たとえ幼稚でも、自分は自分なりに常々自分の嗅覚を研ぎ澄ます努力
も必要と思うのだ。




●人気ブログランキング　　　　　　　　　へ
ランキングに参加中、クリックよろしくお願い致します。

今は日々の韓国ウオッチングの一環に、テレビの韓ドラを観ている。
BS日テレの『愛は歌に乗って』(平日０：００～)と『輝いてスングム』
(４：００～)の2本。いずれも２０１４年制作の新しいもので、韓国人
気質を知るのには面白い。
しかし、テレビドラマの製作費がネックとなって、出演者数などの関係
から小じんまりとして、「ありえへん」無理な展開には閉口するのだ
が、ま、お手軽なインスタントコーヒー味と理解して観ている。

先日のテレビで放映された韓国映画『グッバイ，マザー』(２００９年)
を録画で観た。よく出来た映画で久々映画を堪能したな。

●韓国シネマ・フェスティバル２０１０　『グッバイ　マザー』

こちらは、さすが本格コーヒーの味というところ。


ギャンギャンとまくし立てる自己主張の応酬。
普段から韓ドラで見慣れた風景にしておくと、気にもならなくなって
来る。
そういう光景を脇に置けば、人間の情には変わるところはなくて、
オッサンのわたくしも、今死にゆく母親と寄り添う娘の情に、つい
ひとすじの涙を流すのですね。


スーパー勤めの頃、ある部門のテナントさんでアルバイトをしていた
中国人の女性２人。
そこの店長さんと「残業する」「しない」で揉め、言い分を聴いて
欲しい・・・・と当方のところへ、その２人が来たことがあった。

「日本人は、自分らが(残業を）したい時にヤラせてくれない!」
「帰りたい時に、(残業を)してくれ!!と言う。」
「まったく、カッテてすヨ!!」


まだ中国が改革開放路線の前だったから、資本主義の原理を理解出来て
いなかった。
彼女たちは、日本の大学に来ている人の奥さん達だったのですが、
この自己主張の凄さといったらなかった・・・。

内心では<もっと、働きたい・・・>の気持ちはあっても、店長の、ヒマな
日は帰って貰い、忙しい時間には「残業」が発生して、無理にでもその
時は働いて貰わねばならないという「店長のコスト管理」の職務を理解
し、グッと心に飲み込んでいるのが日本人のパートさんだ。

日本人と中国人との民族的気質の違い。

その時は、店長と中国人のパートさんとの仲裁に入り、どう裁定?したの
か忘れたが、ま、ワタクシも日本の管理職だったから、日中友好には努め
ながらも、店長さん側に軍配を挙げたと思うな。


また年月が経ち、ある店舗で茨城から新潟へ当方の転勤が決まった時が
あった。

そんなある時。

中国人の中年のパートの女性が、突然事務所の当方のデスクに来たと
思ったら、うつむいたまま、一言もしゃべらずに何やら細長い包みを
置いて、走り去って行きました。

「ええっ！？」


その時のアタクシ、日活映画の浜田光夫のようでした・・・・。

その中国人のうつむいて走り去る後姿は、もう、まるで吉永小百合でした。


当方の異動を知った彼女は、せめてもの餞別にと中国のお酒をくれたの
でした。

やがて、暫く経って・・・・、

その方から、中国製の絵葉書が新潟まで届きました。


よく店舗の作業場を、ガラス越しに覗きに来ていた、いがぐり頭だった
息子さんが「慶応義塾大学に合格した」という近況報告のハガキでした。

日本の子どもさんは、母親の勤めの場所に来たりしません。
よくウロウロと売り場に来ていたのは、如何にも途上国の子どもだと
思っていました。

どういう事情があったのかは知りませんでしたが、中国では学校の先生を
していたという女性が、日本では油にまみれてお惣菜売り場のパートさん
をしていたのでした。

場所が場所なら、(中国でなら先生だったのに・・・・)という思いもあった
かも知れません。


そして、お母さんは頑張って頑張って・・・・・、

息子を日本の大学に入れました。


日本人なら慶応・・・・というところを、
そのお母さんは「慶應義塾大学」と画数のエライ多い難しい漢字で書いて
知らせてきたのでした。

いかに誇らしかったことか?


別に当方は、そのパートさんに特別に言葉掛けをした記憶もないのですが、
どうして、日活歌謡青春映画のような場面に遭遇したのか?

思うに、公平さを職場管理の基本に置いていたこと、だったのかなと思う
時があります。


今まさに、アジア大会開催中。
日本人が立っていない陸上競技の表彰台で、
聴いたことのない国歌が流れる中、その金メダルの選手は
国歌を口ずさみながら、一心に自分の国の国旗を見つめていました。

その景色にも、つい胸に迫るものがありますね、昨夜のこと。