この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
今日は一転、ゴールデンウイークにはベタの五月晴れ。
イイッスねェーーーー。
家人が朝の天気予報の「最高気温27度」に、「ホントに、そんなに
なる?」とか訊いて来ましたが、実際は23、4℃というところ。
事務所は、窓を開け放ってもいま31℃ありますが・・・・。
●白馬岳登山の6人死亡=北九州市の60~70代男性ー爺ヶ岳でも
女性死亡ー長野県警
(2012年5月5日(土)13時45分配信 時事通信)
先ほどのテレビのニュースでもやっていましたが、昨日の天候は
平地でも大雨でしたから、北アルプスでは大荒れだったのでしょう。
当方の乏しい経験からしても、白馬岳は冬山だったのは容易に
想像がつきます。さらに悪天候の吹雪であってみれば、断末魔の
行軍になったのでしょう。
何ともお気の毒としか言いようがありません。
死者にムチ打つわけではないのですが、パーティ中に経験者が
いたのでしょうか?
せっかく北九州から旅費も掛かった遠征であってみれば、是が非
でも登りたかった・・・・・・・。
その気持ちが判らないではありませんが、無謀な登山と言っても
言い過ぎではないでしょう。
記事中に「冬山用の装備をしておらず、夏用の雨がっぱなどを
着て・・・・・」とあるところから、ゴールデンウイークを利用して
<ポピュラーな白馬岳>を目指した軽便登山組だった可能性
があります。
このゴールデンウイーク期、尾瀬でも日光戦場ヶ原でも、まだまだ
冬山の様相です。
日光など、宇都宮や今市が新緑の季節でも、中禅寺湖まで行くと
まだ冬枯れの自然のまま。
今年は例年になく寒かった分、自然は余計に厳しい季節のままに
あります。
ポピュラーな白馬岳も、夏山の大雪渓側から登るのでも大変なの
に、栂池側から登ると、樹林帯の中のジグザク登りが延々と続き
面白くも何とも無い。やがて大岩がゴロゴロした地帯をアリンコの
ように取り付いて登り(今は雪を被っていたかも)、山裾を巻いて
雪田を横断して向こう岸の裾に取り付き登る。
2436mのノッペリした平原のような乗鞍岳を過ぎると、溶岩の
吹き毀れのような岩のゴロゴロした地帯をひたすらスキ間に落ち
ないように歩くと、やっと白馬大池山荘に着く・・・・・・・。
この小屋を後にして、いよいよ尾根道を目指して本格登りに取り付き
小蓮華山まで2時間。
倒れていたのがこの付近というが、先の白馬大池山荘までが悪天候
の中ならエライ行程で、予定になかったとしても、この山荘での
泊まりがベストだった気がするのですね。
白馬岳の山小屋へはあと2時間という距離でしたが、晴れの日の
行程なら視界良好最高の眺めだったでしょうが、悪天候の中では
遮るもの一つ無い吹きっさらし。
極端に体力を消耗し、意識を朦朧とさせたのでしょう。
まとめると、栂池側からの白馬岳登山は難業苦行以外の何者で
もなく、体力消耗ばかりでしかない。
当方は、下山にこのコースを辿ったのですが、8月半ば過ぎという
のに、白馬大池山荘付近で吹雪きに遭い散々でした。
栂池側から登って来る人には、登山を制止し下山を奨めました。
コチラは単独登山でしたから、軍手をはめたグループ登山の
方には何も言いませんでしたが、大阪から来たという夫婦には
制止を呼びかけたのでした。
土台、午後の2時、3時の頃に登り始める神経が判りません。
当方はこの日、朝6時台に山小屋から下山を開始し、栂池に
下りたのが、確か夕方4時のころだったように記憶している。
本格的な自然への挑戦は、帰ってからの充実感もひとしお。
ただ、それなりの研究と細心の注意があってのものだと思う
のですね。
白馬大池山荘の赤い屋根が、それこそマッチ箱のように小さく
見える下り坂まで来ると、ハイマツ帯のガレ場を下る道すがら
本物のライチョウにたったの1mほどの距離で出会います。
この喜びといったら、ない!
しばらく行っていないが、山道具屋さんを覗いたり、山の本を
読んだり、その過程にもう「準備」という楽しみがあるんです。
これからの季節、そういう予定の皆様には「アプローチの研究」
という楽しみを人任せにしないこと、をお奨めします。
●人気ブログランキング へ
ランキングに参加中、クリックよろしくお願い致します。
イイッスねェーーーー。
家人が朝の天気予報の「最高気温27度」に、「ホントに、そんなに
なる?」とか訊いて来ましたが、実際は23、4℃というところ。
事務所は、窓を開け放ってもいま31℃ありますが・・・・。
●白馬岳登山の6人死亡=北九州市の60~70代男性ー爺ヶ岳でも
女性死亡ー長野県警
(2012年5月5日(土)13時45分配信 時事通信)
先ほどのテレビのニュースでもやっていましたが、昨日の天候は
平地でも大雨でしたから、北アルプスでは大荒れだったのでしょう。
当方の乏しい経験からしても、白馬岳は冬山だったのは容易に
想像がつきます。さらに悪天候の吹雪であってみれば、断末魔の
行軍になったのでしょう。
何ともお気の毒としか言いようがありません。
死者にムチ打つわけではないのですが、パーティ中に経験者が
いたのでしょうか?
せっかく北九州から旅費も掛かった遠征であってみれば、是が非
でも登りたかった・・・・・・・。
その気持ちが判らないではありませんが、無謀な登山と言っても
言い過ぎではないでしょう。
記事中に「冬山用の装備をしておらず、夏用の雨がっぱなどを
着て・・・・・」とあるところから、ゴールデンウイークを利用して
<ポピュラーな白馬岳>を目指した軽便登山組だった可能性
があります。
このゴールデンウイーク期、尾瀬でも日光戦場ヶ原でも、まだまだ
冬山の様相です。
日光など、宇都宮や今市が新緑の季節でも、中禅寺湖まで行くと
まだ冬枯れの自然のまま。
今年は例年になく寒かった分、自然は余計に厳しい季節のままに
あります。
ポピュラーな白馬岳も、夏山の大雪渓側から登るのでも大変なの
に、栂池側から登ると、樹林帯の中のジグザク登りが延々と続き
面白くも何とも無い。やがて大岩がゴロゴロした地帯をアリンコの
ように取り付いて登り(今は雪を被っていたかも)、山裾を巻いて
雪田を横断して向こう岸の裾に取り付き登る。
2436mのノッペリした平原のような乗鞍岳を過ぎると、溶岩の
吹き毀れのような岩のゴロゴロした地帯をひたすらスキ間に落ち
ないように歩くと、やっと白馬大池山荘に着く・・・・・・・。
この小屋を後にして、いよいよ尾根道を目指して本格登りに取り付き
小蓮華山まで2時間。
倒れていたのがこの付近というが、先の白馬大池山荘までが悪天候
の中ならエライ行程で、予定になかったとしても、この山荘での
泊まりがベストだった気がするのですね。
白馬岳の山小屋へはあと2時間という距離でしたが、晴れの日の
行程なら視界良好最高の眺めだったでしょうが、悪天候の中では
遮るもの一つ無い吹きっさらし。
極端に体力を消耗し、意識を朦朧とさせたのでしょう。
まとめると、栂池側からの白馬岳登山は難業苦行以外の何者で
もなく、体力消耗ばかりでしかない。
当方は、下山にこのコースを辿ったのですが、8月半ば過ぎという
のに、白馬大池山荘付近で吹雪きに遭い散々でした。
栂池側から登って来る人には、登山を制止し下山を奨めました。
コチラは単独登山でしたから、軍手をはめたグループ登山の
方には何も言いませんでしたが、大阪から来たという夫婦には
制止を呼びかけたのでした。
土台、午後の2時、3時の頃に登り始める神経が判りません。
当方はこの日、朝6時台に山小屋から下山を開始し、栂池に
下りたのが、確か夕方4時のころだったように記憶している。
本格的な自然への挑戦は、帰ってからの充実感もひとしお。
ただ、それなりの研究と細心の注意があってのものだと思う
のですね。
白馬大池山荘の赤い屋根が、それこそマッチ箱のように小さく
見える下り坂まで来ると、ハイマツ帯のガレ場を下る道すがら
本物のライチョウにたったの1mほどの距離で出会います。
この喜びといったら、ない!
しばらく行っていないが、山道具屋さんを覗いたり、山の本を
読んだり、その過程にもう「準備」という楽しみがあるんです。
これからの季節、そういう予定の皆様には「アプローチの研究」
という楽しみを人任せにしないこと、をお奨めします。
●人気ブログランキング へ
ランキングに参加中、クリックよろしくお願い致します。
PR
ようこそ! くろだのブログへ
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
カテゴリー
ブログ内検索
最新記事
(04/15)
(04/05)
(03/30)
(03/22)
(03/20)
(03/18)
(03/14)
(12/19)
(12/18)
(12/05)
(11/15)
(11/11)
(10/13)
(10/09)
(09/13)
(09/04)
(09/03)
(08/31)
(08/30)
(08/29)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
最古記事
(04/21)
(04/22)
(04/23)
(04/25)
(04/26)
(04/27)
(04/28)
(04/29)
(04/30)
(05/01)
(05/01)
(05/02)
(05/03)
(05/04)
(05/05)
(05/06)
(05/07)
(05/08)
(05/09)
(05/10)
忍者ブログ、アクセス解析
アクセス解析
カウンター