この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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今朝は手元の新聞3紙とも「人」欄は、センバツで生徒達を優勝に導いた大阪
桐蔭高校野球部監督の西谷浩一さんだった。
当方が一番興味を引かれたのが毎日の欄だった。
●ひと 西谷浩一さん センバツで初優勝した大阪桐蔭監督
(2012年4月5日付毎日新聞 00時09分配信)
自身は野球選手として無名で終わった苦労人、よって今回の優勝の瞬間にも
最初に抱きしめたのは裏方役の記録員の生徒だったという。
選手ばかりでなく、試合に出られない所属の全員まで、チームを盛り上げるの
はみんなでというので、この高校の部訓が「一球同心」、いい言葉です。
当方なども運動部に属していましたから、この<所属の全員で!>という方針
がよくわかります。
当方の、当時の大学運動部には、高校での経験者、いやそれ以上の国体参
加選手クラスから、暗い受験生生活を卒業し、ルンルンで羽を伸ばすまったく
の初心者まで、それこそ、部活への臨み方では天と地ほども開きがあるごった
煮の運動部の状況でした。
人数的には、100人クラス。
テニスのクラブだったのですが、5面のテニスコートで自分の番が廻るまでに
も順番待ちという感じで国体出場経験者レベルではイライラが募った、そんな
練習だったのでしょうね。
当時のキャプテンは、上から下まで雑多なレベルの部員を纏め上げ、12部
まである関東学生リーグの8部ぐらいから、このキャプテン時代に4部まで上げ
ました。
合宿すればイモ洗いのような食事風景、ヤレ、リーグ戦昇格祝いだの、それ、
何とか記念だとか部のコンパが目白押しで、わんさか出席のコンパは大賑わい。
枯れ木も山の賑わいというが、巧いのもいればヘボもいる。それでも所属部員
はみんな一緒という雰囲気でしたから、やはり、部としての「勢い」があったの
ね・・・・・。
そんなもんです。
エース級でチームの伸長に貢献する人、欠かさずコンパへ出席し、練習も欠か
さず出ているがさして巧くもならないヤツ。でもワンサカいれば、それぞれが何某
かの役目を果たすのでありますよ。
まーーー、盛り上がっていましたね、その頃は。
次いで代替わりして、翌年には経験者、実力者最優先のクラブ運営方針に大転換。
実力がどうにもならない初心者なんぞ、まったくスポイルしてしまう方針のようでし
たから初心者クラスは居づらくなって、どんどん去って行きました。
アタクシなども、今でも「アッ!?・・・・・」と思い出してしまう試合中の決定的瞬間が
あったり、それから秋の日射しの中、鎌倉建長寺近くのコート回りの紅葉の林が目
の奥に拡がることがあったりするのですが、一言でいえばコンパ要員でした。
で、ご多分に漏れず、居づらくなってこのクラブを去りました。
経験者少数精鋭主義のチームがその後どうなったのかは、知りませんが、人の減
ったチームのムードが盛り上がっていったとは到底思えませんでしたね。
その時の独りよがりの(実力一辺倒の)キャプテンが、今年県内期待の高校の校長で、
定年退職したのを新聞で知りました。
飛ぶ鳥を落とす勢いでイキガッていた昔のエース級の方が、当方の会社のアルバ
イトで勤めていたのには、心底驚いたこともありました。
ハナも引っ懸けられなかった当方が課長で、エース級で下への配慮など乏しかっ
た人がアルバイト。
<天網恢恢疎にして漏らさず>
どんな人生のいたずらがあったのか?ネコ撫で声でヘツラウその方に、妙に悲し
さを憶えたことがありました。
センバツなどしみじみ観ていませんでしたが、石巻工の阿部主将の歴史に残ると
いわれる選手宣誓に始まって、せめて青森の光星学院に優勝をと思い、大阪桐
蔭を悪代官のように見ていましたが、終わってみれば、「爽やかな」という言葉通
りのセンバツが終わりました。
先日の『情熱大陸』で取り上げられていた石巻工松本監督といい、大阪桐蔭西谷監
督といい、いつもながらマスコミの加熱報道の向こう側で、高校野球が「教育」の
一環なのだというのをあらためて知らされた大会でありました。
●選手宣誓!阿部翔人君 2012センバツ (YouTubeより)
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☆★以下、オトーサン用の付録
センバツの選手宣誓をユーチューブで探していましたら、以下のようなものも。
どこぞのおじさんの仕業のようですが、平成24年のセンバツに舟木一夫の
唄を被せる混信ぶりっちゃ、何んなんヨ?????
●平成24年センバツ ああ青春の胸の血は (YouTube より)
お蔭で、久々舟木一夫さんの声が聴けました、懐かしかった・・・・・。
でも、今年のセンバツにかぶせちゃあ、イカンぞなもし。
やっぱ、老兵はヒッソリとかつての青春を味わうもの、と想うな。
桐蔭高校野球部監督の西谷浩一さんだった。
当方が一番興味を引かれたのが毎日の欄だった。
●ひと 西谷浩一さん センバツで初優勝した大阪桐蔭監督
(2012年4月5日付毎日新聞 00時09分配信)
自身は野球選手として無名で終わった苦労人、よって今回の優勝の瞬間にも
最初に抱きしめたのは裏方役の記録員の生徒だったという。
選手ばかりでなく、試合に出られない所属の全員まで、チームを盛り上げるの
はみんなでというので、この高校の部訓が「一球同心」、いい言葉です。
当方なども運動部に属していましたから、この<所属の全員で!>という方針
がよくわかります。
当方の、当時の大学運動部には、高校での経験者、いやそれ以上の国体参
加選手クラスから、暗い受験生生活を卒業し、ルンルンで羽を伸ばすまったく
の初心者まで、それこそ、部活への臨み方では天と地ほども開きがあるごった
煮の運動部の状況でした。
人数的には、100人クラス。
テニスのクラブだったのですが、5面のテニスコートで自分の番が廻るまでに
も順番待ちという感じで国体出場経験者レベルではイライラが募った、そんな
練習だったのでしょうね。
当時のキャプテンは、上から下まで雑多なレベルの部員を纏め上げ、12部
まである関東学生リーグの8部ぐらいから、このキャプテン時代に4部まで上げ
ました。
合宿すればイモ洗いのような食事風景、ヤレ、リーグ戦昇格祝いだの、それ、
何とか記念だとか部のコンパが目白押しで、わんさか出席のコンパは大賑わい。
枯れ木も山の賑わいというが、巧いのもいればヘボもいる。それでも所属部員
はみんな一緒という雰囲気でしたから、やはり、部としての「勢い」があったの
ね・・・・・。
そんなもんです。
エース級でチームの伸長に貢献する人、欠かさずコンパへ出席し、練習も欠か
さず出ているがさして巧くもならないヤツ。でもワンサカいれば、それぞれが何某
かの役目を果たすのでありますよ。
まーーー、盛り上がっていましたね、その頃は。
次いで代替わりして、翌年には経験者、実力者最優先のクラブ運営方針に大転換。
実力がどうにもならない初心者なんぞ、まったくスポイルしてしまう方針のようでし
たから初心者クラスは居づらくなって、どんどん去って行きました。
アタクシなども、今でも「アッ!?・・・・・」と思い出してしまう試合中の決定的瞬間が
あったり、それから秋の日射しの中、鎌倉建長寺近くのコート回りの紅葉の林が目
の奥に拡がることがあったりするのですが、一言でいえばコンパ要員でした。
で、ご多分に漏れず、居づらくなってこのクラブを去りました。
経験者少数精鋭主義のチームがその後どうなったのかは、知りませんが、人の減
ったチームのムードが盛り上がっていったとは到底思えませんでしたね。
その時の独りよがりの(実力一辺倒の)キャプテンが、今年県内期待の高校の校長で、
定年退職したのを新聞で知りました。
飛ぶ鳥を落とす勢いでイキガッていた昔のエース級の方が、当方の会社のアルバ
イトで勤めていたのには、心底驚いたこともありました。
ハナも引っ懸けられなかった当方が課長で、エース級で下への配慮など乏しかっ
た人がアルバイト。
<天網恢恢疎にして漏らさず>
どんな人生のいたずらがあったのか?ネコ撫で声でヘツラウその方に、妙に悲し
さを憶えたことがありました。
センバツなどしみじみ観ていませんでしたが、石巻工の阿部主将の歴史に残ると
いわれる選手宣誓に始まって、せめて青森の光星学院に優勝をと思い、大阪桐
蔭を悪代官のように見ていましたが、終わってみれば、「爽やかな」という言葉通
りのセンバツが終わりました。
先日の『情熱大陸』で取り上げられていた石巻工松本監督といい、大阪桐蔭西谷監
督といい、いつもながらマスコミの加熱報道の向こう側で、高校野球が「教育」の
一環なのだというのをあらためて知らされた大会でありました。
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どこぞのおじさんの仕業のようですが、平成24年のセンバツに舟木一夫の
唄を被せる混信ぶりっちゃ、何んなんヨ?????
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お蔭で、久々舟木一夫さんの声が聴けました、懐かしかった・・・・・。
でも、今年のセンバツにかぶせちゃあ、イカンぞなもし。
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HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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