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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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●読売新聞 編集手帳 (2010年12月14日付)

「今までは仮免許だった・・・」とはね。


菅首相の<決断>で、法人税率5%の引き下げが決まった。

今朝の新聞にこれに関する首相の発言全文が出ていたが、<・・・
ここは思い切って法人税を5%下げて、経済界の皆さんには、その
下がったお金で国内に投資をする、さらには働いている人の給料を
増やす。そういうところに使うことで、国内の景気を引き上げ、
成長を促し、デフレを脱却する。・・・(以下略)>

何とも恩着せがましいもの言いで。


まず、なァーーーーーんにも、分かってないよね。


減税した分を何で穴埋めするか?これはこれで大変なことには
違いないわけですが、それにしても、世界の主要国、ヨーロッパ諸国
では引き下げ競争が続き30%台。アジア諸国では10%~20%
台まで下げてきている現状にあって、我が日本はこの決定前の数値
で実効税率40.69%という高率の法人税だったのだ。

大層に恩着せがましく下げてくれたとしても、世界の趨勢とは
エライ開きがある。それなのに、この5%を使ってあれもしろ、
これもできる・・・・・・、笑っちゃうほかないじゃないの。


時まさに年末時期。
本屋を覗けば、<2011年の予測>を特集する経済誌が目白押し。

今年は『日経ビジネス』1誌しか買わなかったが、中を見ればお先
真っ暗状態だ。「主要30業種 日本企業を洗う優勝劣敗の荒波」と
来た・・・。自動車部品業界は<マーチショックで海外移転が加速>
鉄・非鉄<中国勢の生産能力が急増>、エネルギー<国内需要減で
海外に活路>、コンビニ<特需頼みの成長に限界>・・・・・・・
暗ら~~~ィ予測がこれでもか、と。

詳しくは、買って読んでくださいね。


『月間BOSS』(2011年1月臨時増刊)という雑誌は、「一冊
まるごと中国ビジネス2011・それでも中国でモノを売る」という
大特集。
国際社会で横車の押し通し、尖閣問題ではその横暴さに日本人なら
誰しもムカムカしたものだが、悲しいかな、経済の側面でみれば
想像以上にガチガチに<中国支配>に絡め取られているんですね。

レアアースだけなんかじゃないんだよね。


それだから、あえて、生命力強く雄々しく「それでも中国でモノを
売る」根性が必要なんだろうね。

中に出てくるのでは、ユニクロなど、人件費が高くなって来ている
中国に見切りをつけて、生産の主体をバングラディシュあたりに
シフトし始めていると・・・。

つまり、中国は「世界の工場」から「世界の市場」へ変貌するのだと
いう。
よって、「世界の市場」を見据え、中国でモノを売る足場固めは
今からこそが本番!と見るんだそうだ。


■金子哲雄『激安」のからくり』中公新書ラクレ 
この本も面白かった。
よく夕方のニュースショーで、<スーパーで得する買い方>など
やっている人で、軽く見ていたのだが、なかなかどうして。
<「激安」の現場>として、激安ジーンズ、百円バーガー、低価格
スーツ、2万9800円パソコン、それぞれの「カラクリ」を
コト細かに論じているが、良くも悪くもワールドワイドのスケール
で翻弄される「我が日本」の現実がよーーく判りました。

小売業出身の当方ですが、時代はてき面に変わっていますな。
新しい今のことを仕入れないと、生きた化石になりかねないと
シミジミ思ったことでした。

この本にも当然中国が主役級で出て来ます。

スーツなどきたことのない中国人の労働者がスーツを生産し、
今じゃ日本人の体型を把握し、データの集積は膨大だというのですね。

すごい話です。

百貨店のスーツ数に比べたら、ロードサイド紳士服専門店の「ピッタリ
感」は、凄いものがあるのだそう。圧倒的データ数の違い・・・。


あっちもこっちも、日本の旗色はグルジィーーー。



今の政府のノーテンキぶりに暗澹とさせられるばかりです。


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明日とあさっては、東京へ出張です。
 北極振動で、ムチャ寒くなるようですね。頑張ってきます。
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ある映画が、新聞の案内コーナーで<近日終了予定>というので、
ヒヤヒヤしていたのだが、やっと9日だったか観て来た。

午前9時半スタートという早い回のを狙って行ってきたが、この時間帯
だと、観終わるのが12時過ぎ。午後からシゴトに懸かれるので
グットなのだ・・・・。


でその映画、先に観てきていた息子の話だと詰んなかったということ
だったが、なかなかどうして、イイ映画でした。

その映画は、『桜田門外ノ変』

茨城県民が満を持して、市民のすそ野から自主的に企画が立ち上がり、
そして実現させた立派な映画でした。

ベテラン・佐藤純彌監督も全知全能を尽くして<単なるテロ>と
誤解させない作りで、魂の映画となっています。



 今、何故『桜田門外ノ変』なのか・・・ 

 明治の新政府が樹立するわずか8年前に起こったこの事件が、
 日本の歴史の動きに大きな影響を与えたことは紛れもない事実で
 ある。
 黒船来襲、太平洋戦争を経て、資本のグローバリズムの波が否応なく
 日本を覆い、
 国際関係の中で日本の立つべき位置がどのようなものなのかを、
 今、我々は問われている。
 このような時代に私たちは最初の開国の歴史を、
 そしてその中でもタブーだった「桜田門外ノ変」を、奇しくもこの
 事件から
 ちょうど150年目に当たる今こそ見つめ直す必要があるのでは
 ないだろうか。

 (映画『桜田門外ノ変』パンフレットから)




今朝の新聞の案内コーナーによれば、いよいよ、この17日(金)で
上映終了の予定らしい。まだの方はお急ぎ下さい。



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えいが

 ●映画「桜田門外ノ変」公式ページ

数日前の読売新聞・編集手帳を引くまでもなく、中国のヒステリックと
も言える強行姿勢は一体全体何んなのだろう。

●読売新聞 編集手帳 (2010年12月6日(月)付)

そう、記事中の<異様さ>という表現がぴったり、というしかない。



先日、BS日テレで放映された映画、チャン・イーモウ監督作品
『初恋のきた道』の録画を最近見たのだが、素朴に掛値なしに
こころをワシ掴みにされ感動の涙を流させられた・・・・。

異様さをトコトン感じさせる中国と、民族を越えこころの琴線に
響く中国、どちらが本当の中国なのか?はなはだ悩ませられる
ばかり。

●チャン・イーモウ監督作品『初恋のきた道』(YouTubeより)

中国の原題<我的父親母親>、皆様にも視聴をおすすめしたい。



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映画『初恋のきた道』のあらすじなど作品詳細を以下にリンクして
 おきました。
 ●シネマトピックス・オンライン「初恋のきた道」

今日から師走。
早いもので・・・・・。


今日は必要があって、新聞のスクラップを繰っていたら余計に
1年の速さをしみじみ。

1月7日の読売新聞に、国際部長の河田卓司氏が書いていた。
『展望2010』という囲み記事なのだが、大見出しは「壮大な
過渡期の中で」とある。<世界はグローバル化が進み、(中略)
一国だけでは解決不能な難問が立ち並んでいる。・・・>

<私たちはいま「壮大な過渡期」のただ中にいるかに見える・・・>

そして氏は、まず核拡散防止条約(NPT)体制を論じているのだ
が、次いで、<日本周辺に目を転じれば、2010年は、やはり
中国、北朝鮮の動向から目が離せない。>と書いている。


いやはや、まさしくズバリ!!じゃないですか。

今年後半、中国に振り回され、年末を目前にして、北朝鮮の韓国領
砲撃という危ない恫喝に右往左往している日本の現実がある・・・・。

さすが「国際部長」でしたね。
ノストラダムスも真っ青じゃないの・・・。



それにつけても、海老蔵のボッコボコ事件やら、雫石の「立てこもり
男」やら、巷は何考えてんだか?????という按配で。


29日に地元・茨城新聞が報じたニュースも同様。

新聞によれば、27日夜「髪を切ってほしい」と床屋に電話した
女(44歳)が、断わられた腹いせなのか、28日深夜3時20分
ごろに、連れの男(51歳)と床屋の住宅に侵入。
「髪を切れ」と迫り、110番通報されあえなく御用。

最初に閉店後に電話する非常識。挙句に明け方3時過ぎに玄関を
こじ開けて2人で侵入。寝ていた床屋の女性を起こして「髪を
切れ」って・・・・。怖いですネ。もうスリラーそのもの・・・。

お化けじゃなくて、今の人間が一番怖いんじゃないでしょうか。


子曰く、40にして惑わず、50にして天命を知る。
60にして耳順う。



法則どおりに人間が稔って行かない怖さ、というのか。
ま、人のこと言ってる場合じゃなくて、自戒しないとな・・・。




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今日はコテコテのマニアックな話ですので、「演歌」が親の仇ほどに
嫌いな読者は読まないほうが身のタメでしょう。

すぐ読むのをヤメて、閉じて下さいね。




「演歌」のお好きな方はそのままお進みください・・・・。

では、はじまりはじまりィーーーーーー、です。


♪「君が好きだよ」 佐々木新一  (YouTubeより) 


いまユーチューブを調べていましたら、佐々木新一が出てきまして、
イヤ、懐かしかった・・・・。

キングレコードのHPをその前に調べていましたら、この佐々木
新一がアップされていましてね、「今でもやっているんだ?」と
驚いたワケですよ。

それで、上記のよう往年のヒット曲をリンクしてみたのでした。



いまごろナゼ????


実はですね、ある職場に新しい人が入って来たのですが、その方、
昼間のご商売がなんと、ある演歌歌手のマネージャーさんだという
のです。


まあ、ワタクシ飽きるヒマがないです・・・・。


よりによって、2か月ぶりに待ちに待った人が入社したと思いま
したら、演歌歌手のマネージャーさんだって言うんですから・・・・。

それで、その方の雇い主である歌手のホームページを調べたり、
ネットの試聴コーナーを調べてみたり・・・。


うむ、たしかにイイ曲はあるのね。

ただ、そうそうたる演歌の一流歌手だって今や青息吐息のご時世、
時代の波は、大逆流ですから、有名作曲家の二番弟子、歌唱力だって
抜きん出ていますが、如何せん世に出られない・・・。

よって、そのマネージャーさんのご苦労だって半端じゃないんでしょ。


そんな訳で、所属レコード会社を調べていて、佐々木新一に再会し
たわけなんです。





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新潟県に住んでいたこともある当方は、新潟訛りを聴くととても
 うれしく感じます。
 あの元山古志村村長の長島衆院議員のシャベリ口など、イイなと。

 さて、この青森県ご出身というマネージャーさんも、吉幾三さん
 とどこか共通の言葉の匂いがありました。
 出会う一週間ほど前、作詞家星野哲郎がらみで目を通した寺山修司
 の本の影響かも?ふと思いましたね。

 ■寺山修司『戦後詩 ユリシーズの不在』ちくま文庫


 ♪「早春」佐々木新一  (YouTubeより)

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ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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